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ビットフライヤー(bitFlyer)の手数料
仮想通貨取引所の手数料には様々な種類があり、ビットフライヤーには以下の6種類の手数料があります。手数料は重要であるものもあれば、それほど気にする必要がないものもありますので、まずは各種手数料の「重要度」と「評価」を理解しておきましょう。
手数料 | 重要度 | 評価 |
---|---|---|
ビットコイン売買手数料 | 大 | 普通 |
アルトコイン売買手数料 | 大 | ※やや高い |
スワップポイント | 大 | 普通 |
ビットコイン送金手数料 | 大 | 普通 |
日本円入出金手数料 | 低 | 普通 |
口座開設手数料 | 低 | 無料 |
上記の表を見ても分かる通り、ビットフライヤーの手数料は他の取引所と比較したときに、特別高いという訳ではありません。ただし、詳しくは後述しますが、アルトコインを販売所で購入したときの手数料はやや高いため、その点だけは認識しておきましょう。
bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。
また、各種手数料の比較は、【仮想通貨・ビットコイン取引所の手数料を比較】でしてありますので、手数料が安い国内取引所について知りたい方は、是非参考にしていただければと思います。

ビットフライヤーの6つの手数料について細かく見ていきたいと思います。
ビットコイン売買手数料(普通)
ビットフライヤーでは、ビットコインを取引所と販売所で購入することができます。「販売所」とは、ビットフライヤーからビットコインを購入する場所のことで、「取引所」とは、ビットフライヤーの利用者同士でビットコインを売買する場所になります。
販売所と取引所では、手数料が全く異なっていますので、それぞれ見ていきましょう。
また、販売所と取引所の違いについてさらに詳しく知りたい方は、【ビットコイン「販売所」と「取引所」の違いと使い方】を参考にしてください。

取引所の場合
ビットフライヤーの取引所の手数料は、直近1か月間の取引量によって、0.01%から0.15%までの間で変化します。またmaker手数料とtaker手数料に差異はありません。
maker手数料とは、値段を指定して注文する指値注文をしたときにかかる手数料のことで、taker手数料とは、値段を指定せずに注文する成行注文をしたときにかかる手数料のことです。
さらに詳しく2つの手数料の違いについて知りたい方は、【make・taker手数料(指値注文・成行注文)の意味と違い】を参考にしてください。

直近1か月の取引量 | 手数料 |
---|---|
10万円未満 | 0.15% |
10~20万円未満 | 0.14% |
20~50万円未満 | 0.13% |
50~100万円未満 | 0.12% |
100~200万円未満 | 0.11% |
200~500万円未満 | 0.10% |
500~1,000万円未満 | 0.09% |
1,000~2,000万円未満 | 0.07% |
2,000~5,000万円未満 | 0.05% |
5,000~1億円未満 | 0.03% |
1億円~5億円未満 | 0.02% |
5億円以上 | 0.01% |
国内取引所でビットコイン現物取引の手数料が最も安いのは、手数料がマイナスで取引の度に逆にビットコインをもらうことができる、Zaifになります。そのため、ビットコインをお得に購入したい人は、ビットフライヤーと合わせて、Zaifも登録しておくことをおすすめします。
Zaifの登録で分からないことがあったら【Zaif(ザイフ)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。
販売所の場合
販売所の実質的な手数料は、「スプレッド」と呼ばれる購入価格と売却価格の差になります。記事執筆時のビットフライヤーでのビットコインの「購入価格」は、944,308円になっており、売却価格は893,712円になっています。そのため、実質的な手数料は50,596円かかっていることになります。
販売所での手数料は、取引所での手数料と比較して大幅に高いため、ビットフライヤーを利用してビットコインを購入するときは、取引所を利用することをおすすめします。
アルトコイン売買手数料(※やや高い)
ビットフライヤーは、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、モナコイン(MONA)、LISK(LSK)の6種類のアルトコインの取り扱いをしています。
イーサリアムとビットコインキャッシュは、bitFlyer Lightningという取引ツールを利用することで、取引所形式で購入することができ、0.2%という安い手数料で取引することができます。
しかし、それ以外の4種類のアルトコインは、販売所でしか購入することができないため、実質的な手数料は先ほど説明した、売値と買値の差である「スプレッド」になるため、手数料は高いと言えます。
通貨ペア | 種別 | 手数料 |
---|---|---|
ETH/BTC |
取引所
(bitFlyer LIghtning) |
0.2% |
BCH/BTC |
取引所
(bitFlyer LIghtning) |
0.2% |
ETH/JPY | 販売所 | スプレッド |
BCH/JPY | 販売所 | スプレッド |
LTC/JPY | 販売所 | スプレッド |
ETC/JPY | 販売所 | スプレッド |
MONA/JPY | 販売所 | スプレッド |
LSK/JPY | 販売所 | スプレッド |
アルトコインを安い手数料で購入したい人は、海外取引所の利用をおすすめします。特に中国の取引所であるバイナンスは、100種類以上の銘柄を手数料0.1%で購入することができます。
Binanceの登録で分からないことがあったら【Binance(バイナンス)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証のやり方】を参考にしてください。
スワップポイント(普通)
ビットフライヤーでは、bitFlyer Lightningを利用して、手元資金以上の大きな金額の取引ができる「レバレッジ取引」をすることができます。
レバレッジ取引には、「スワップポイント」と呼ばれる金利が一定期間ごとにかかり、ビットフライヤーの場合は1日あたり、0.04%のスワップポイントが発生します。
ポジション | 手数料 |
---|---|
ロング | 0.04%/日 |
ショート | 0.04%/日 |
また、スワップポイントが安い取引所について知りたい方は、【仮想通貨・ビットコインFXの取引所を比較】を参考にしてください。追証の有無やレバレッジ倍率なども比較しています。

ビットコイン送金手数料(普通)
ビットコインを送金するときに、ビットフライヤーの場合は、0.0008BTCかかります。
送金手数料 | 0.0008BTC |
---|
ビットフライヤーの送金手数料は他の取引所と比較して高くはありませんが、GMOコインなど送金手数料が無料である取引所もありますので、送金手数料を気にする人は、GMOコインの利用をおすすめします。
GMOコインの登録で分からないことがあったら【GMOコインの口座開設、登録、本人確認方法、二段階認証方法】を参考にしてください。
また、ビットコインの送金手数料については、【ビットコインの送金手数料や送金方法の手順、かかる時間】でも詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

日本円入出金手数料(普通)
ビットフライヤーは、銀行振込とクイック入金をすることができ、それぞれの手数料は以下のようになっています。
入金方法 | 手数料 |
---|---|
銀行振込 | 銀行の振込手数料 |
クイック入金 | 324円 |
ビットフライヤーの入金については、【ビットフライヤー(bitFlyer)の入金方法、反映時間、手数料、注意点】に詳しくまとめていますので、こちらも是非参考にしていただければと思います。

また、ビットフライヤーの日本円出金手数料は、三井住友銀行の口座に出金する場合、安くなります。
銀行 | 手数料 |
---|---|
三井住友銀行 |
216円(出金額が3万円未満)
432円(出金額が3万円以上) |
三井住友銀行以外 |
540円(出金額が3万円未満)
756円(出金額が3万円未満) |
日本円入出金の手数料は、取引手数料やスワップポイントと比較して重要度が低いため、それほど気にする必要はないでしょう。
口座開設手数料(無料)
ビットフライヤーの口座開設手数料は、他の国内取引所と同じく無料になっています。ビットフライヤーは高セキュリティで知られている安心・安全の取引所で、取引量も多いため、まだ登録していない人は、口座開設しておきましょう。
bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。