ビットフライヤー(bitFlyer)に口座開設したけれど、「日本円の出金がうまくいかない」「残高不足で出金できないといわれた」「いつ出金が反映されるのか知りたい」などで気になっていませんか?
ビットフライヤーで日本円を出金するためには、手数料や土日といった金融機関の営業日などを踏まえておく必要があります。年末年始といった長期の休みの前には、出金が一時停止されることも踏まえておきましょう。
この記事ではビットフライヤーでの出金方法や出金制限のかかっている理由、出金制限の解除方法などを画像を使って丁寧に詳しく解説していきます。
なおビットフライヤーで出金するためには口座を開設しておく必要があります。bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。
bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。
- ビットフライヤーから出金するためには、手数料が必要になる。「出金額」と「振込先の銀行が三井住友銀行かどうか」によって手数料が変化する。
- 出金の反映時間は、「平日かどうか」「14時50分を過ぎているのかどうか」によって変化する。平日かつ14時50分までならば当日が反映される。
- ビットフライヤーで出金する時に、出金額による制限は無い。だが出金先の金融機関の営業日や取引中注文の有無、クイック入金などにより制限が掛かっていることがある。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金手数料
ビットフライヤーの出金手数料は、下の表のように「振込先の銀行が三井住友銀行かどうか」と「出金金額」によって変わってきます。コインチェック(Coincheck)は出金額に関わらず、一律で出金手数料が407円であるため、三井住友銀行以外の口座を利用している人は、ビットフライヤーでの出金はやや割高になってしまいます。
ただし、出金手数料はスプレッド(販売所での売値と買値の差)などとは異なり、それほど神経質になる必要のない手数料価格ですので、参考程度に認識しておけば良いでしょう。
出金額が0~29999円 | 出金額が30000円~ | |
三井住友銀行口座 | 220円 | 440円 |
三井住友銀行口座以外 | 550円 | 770円 |
ビットフライヤー(bitFlyer)での日本円の出金方法、やり方
ビットコイン(BTC)や仮想通貨のままでは、日本円出金をすることができませんので、あらかじめビットコインや仮想通貨を日本円に換金しておく必要があります。日本円への換金が済んでいるという前提で、ビットフライヤーでの出金方法を説明していきます。
まずはビットフライヤーのアカウントにログインして、「入出金」→「日本円ご出金」をクリックします。
出金させる口座とご出金額を確認して、「日本円を出金する」をクリックします。
このとき銀行口座は入金時に登録したものが表示されていますが、「銀行口座情報を追加する」をクリックして、別の口座に出金させることもできます。また、一度日本円出金の申請をしてしまうと、取り消し(キャンセル)ができないため、その点は注意しておきましょう。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金制限とは?
ビットフライヤーで出金制限が発生するパターンは、「クイック入金による出金制限」「金融機関の営業日による出金制限」「取引注文中による出金制限」と大きく3種類があります。
クイック入金による出金制限
ビットフライヤーでは、クイック入金をした場合、出金が7日間制限されます。そのため、クイック入金をした日本円を出金した場合は、8日目以降に日本円出金・送金の手続きをするようにしましょう。
初心者の方が陥るよくある「出金ができない!」はほとんどの場合これが原因です。これは日本円の出金だけではなく、ビットコインなど仮想通貨の出金も同様7日間出金制限されています。
金融機関の営業日による出金制限
年末年始のような長期の休みの前には、出金制限あるいは出金の遅延が発生することがあります。
2019年から2020年にかけての年末年始では、2019年12月28日(土)から2020年1月5日(日)の間で出金が可能だったのは12月30日(月)だけでした。加えて12月27日(金)、12月30日(月)、1月6日(月)には処理が遅くなる可能性があると事前に通達されています。
取引注文中による出金制限
仮想通貨の取引注文を出している、あるいはbitFlyer Lighiningの証拠金になっている時には入金資産の一部が拘束されています。拘束されている金額は出金することができません。注文が成立する、あるいはキャンセルすると拘束が解除されます。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金の反映時間は?
ビットフライヤーで出金申請を行った場合、平日(銀行の営業日)で、14時50分までに申請が行えていれば、当日に出金が反映されます。ただし、14時50分を過ぎてしまっていたり、土日に出金申請を行った場合は、当日に反映されることなく、次の銀行営業日に出金が反映されるため注意が必要です。
タイミングが悪い場合、出金の反映がかなり遅くなってしまいます。また週始めや月末など銀行側の業務量が多い時には、出金の反映が遅くなることがあります。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金の上限額はある?
ビットフライヤーは出金の上限額がありません。コインチェックでは、一度の出金制限が5000万となっていましたが、ビットフライヤーではいくらでも出金することができるようになっています。5000万円以上を一度に出金申請する方はなかなかいないと思いますが、そういった方は安心して利用することが出来ますね。
ビットフライヤー(bitFlyer)の出金方法、手数料、反映時間まとめ
ビットフライヤーでも出金制限がかかることもありますが、出金先の金融機関の営業日、取引注文の有無、クイック入金などが原因です。出金額によるものではありません。
ビットフライヤーからの出金手数料は、「出金金額が3万円未満か3万円以上か」と「振込先の銀行が三井住友銀行かどうか」によって変化します。
出金の反映時間は、「平日かどうか」「14時50分を過ぎているのかどうか」によって変化します。平日かつ14時50分までならば当日が反映されます。