ビットフライヤー(bitFlyer)に口座を開設してみたけれど、「アプリの使い方が分からない」「アプリでもチャートが見られるのか知りたい」などと気にしていませんか?
ビットフライヤーのアプリは、コインチェック(Coincheck)と並んで非常に使いやすいと評判の仮想通貨アプリです。定期的に更新されており、不具合の解消にも努めています。この記事ではビットフライヤーのアプリの使い方を画像を使って丁寧に詳しく解説していきます。
ビットフライヤーのアプリは、機能も充実しています。取引所では指値と逆指値の両方が指定でき、FX取引のできるビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)にアクセスすることも可能です。FX取引のたびに鳴る音も設定画面で変更できるようになっています。仮想通貨取引に慣れた人でも満足できるでしょう。
ビットフライヤーの基本情報や評判が知りたい方は【ビットフライヤー(bitFlyer)の評判、口コミ、メリット、デメリットを徹底解説!】で解説していますので、参考にしてみてください。
bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。- ビットフライヤーアプリはiOS版とアンドロイド版の両方でサービス提供している。インストールやアプリ使用は無料である。
- ビットフライヤーのスマホアプリだけで、「入出金」、「仮想通貨による支払い」、「FX取引」などが出来る。仮想通貨の売買ではチャートを見ながら取引することも可能。
- スマホアプリだけでビットコインもアルトコインも購入することができる。ビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュであれば、「取引所」や「bitFlyer Lightning」でも取り扱っている。
- 以前はアプリ内でクレジットカードによる仮想通貨の売買サービスも提供していたが、2018年3月から停止されている。
ビットフライヤー(bitFlyer)のスマホアプリの使い方
ビットフライヤーのアプリにログインすると、以下のようなメニューが用意されています。こちらのそれぞれの利用用途を解説していきます。
- ホーム
- 入出金
- お知らせ
- Pay
- Lightining Web
- パートナーサービス
- FAQ/お問い合わせ
- ご確認事項
なおクレジットカードによる仮想通貨の購入は、2018年3月から停止されています。ビットフライヤーのウェブ版でも同様に、クレジットカードによる購入を停止中です。
ホーム(販売所・取引所)
ホームをタップすると、ビットフライヤーの販売所と取引所の画面に遷移していきます。この画面では、総資産や日次損益を確認することができます。
販売所は業者(ビットフライヤー)との仮想通貨売買を行う場所、取引所は、ユーザー同士で取引をする場所です。詳しくは、【ビットコイン「販売所」と「取引所」の違いと使い方】を参考にしてください。
ビットフライヤーの場合、販売所と取引所で、売買できる仮想通貨が以下のように異なっています。イーサリアムクラシック、ライトコイン、リップル、バット、リスク、テゾス、ネム、ポルカドット、チェーンリンクは、販売所のみの取扱になっていますので、注意してください。
コイン名 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | 〇 | 〇 |
イーサリアムクラシック(ETC) | 〇 | × |
ライトコイン(LTC) | 〇 | × |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 〇 | 〇 |
モナコイン(MONA) | 〇 | 〇 |
リップル(XRP) | ○ | 〇 |
バット(BAT) | ○ | × |
リスク(LSK) | ○ | × |
XLM(ステラルーメン) | ○ | ○ |
XTZ(テゾス) | ○ | × |
XEM(ネム) | ○ | × |
DOT(ポルカドット) | ○ | × |
LINK(チェーンリンク) | ○ | × |
XYM(シンボル) | ○ | × |
MATIC(ポリゴン) | ○ | × |
MKR(メイカー) | ○ | × |
ZPG(ジパングコイン) | ○ | × |
FLR(フレア) | ○ | × |
SHIB(シバイヌ) | ○ | × |
PLT(パレットトークン) | ○ | × |
販売所と取引所どちらで、取引をしたいのかを選択し、売買するコインをクリックします。
販売所での取引をする場合
販売所での取引をする場合、購入価格、売却価格ともに自分で設定することができず、ビットフライヤーが決めた金額で取引を行うことになります。「数量」を入力して、「買う」もしくは「売る」のボタンをクリックすれば、簡単に売買をすることができます。
取引所で取引をする場合
取引所で取引をする場合、指値注文(自分でレートを指定した注文)をすることができます。「数量」と「価格(このレートなら購入します)」を入力して、「売る」または「買う」をクリックすることで、自分でレートを決めて注文をすることができます。
自分で価格レートを指定しない注文方法である「成行注文」は、bitFlyer Lightningでしか行うことができないため、モバイルのブラウザかPCから行うことになります。
また取引所、販売所の画面をスワイプすることで、購入しようとしている仮想通貨のチャートを見ることができます。
「1時間」、「1日」、「1週間」、「1ケ月」、「1年」という期間を指定して、チャートを見ることができるため、非常に便利です。
入出金
入出金では、日本円の入金や出金や、仮想通貨の送金や受け取りアドレス(QRコード)の確認をすることができます。
日本円の入金、出金
「入手金」→「日本円」→「入金or出金」をクリックすることで、ビットフライヤーのウォレットに日本円の入金をしたり、出金をすることができます。
ビットフライヤーに日本円を入金する方法は、銀行口座から指定の口座に振り込みをする方法と、クイック入金をする方法があります。
それぞれの入金方法は、【ビットフライヤー(bitFlyer)の入金方法、反映時間、手数料】で詳しく解説していますので、参考にしてください。
日本円を出金する際には、「入出金」→「日本円」→「出金」をクリックします。
出金先の銀行口座が間違っていないことを確認して(もしくは未登録の場合、出金口座を登録)して、ご出金額を入金すれば、出金の手続きは完了です。
ビットフライヤーの出金方法は、【ビットフライヤー(bitFlyer)出金方法、手数料、反映時間】で詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
仮想通貨の送金、受け取りアドレスの確認
仮想通貨の送金や受け取りを行いたいときは、「入出金」→「送金、受け取りしたい仮想通貨」→「入金or出金」をタップします。出金をタップすると、他のウォレットに仮想通貨の送金を行うことができます。まずは、「外部ビットコインアドレスを追加」をタップします。
「ラベル」と「ビットコインアドレス」を入力する画面に遷移しますので、それぞれ入力してやります。
ビットコインアドレスには、送信先のウォレットのアドレスを間違えずに入力しましょう。また、右にあるQRコードマークをクリックすることで、QRコードの読み込ませて、ウォレットのアドレスの登録をすることができます。
ラベルは基本的には、登録名を設定しましょう。電話帳でいうと電話番号の持ち主の名前になる部分なので、送信先のアドレスが「誰なのか、どこ(取引所)なのか」が分かれば、任意の名前で問題ありません。
リップルを送金する時にはアドレスに加えてタグが必要になる場合があります。
例えば、複数の取引所で管理している人は、「取引所名」などしておくと分かりやすく管理できるでしょう。
ビットコインアドレスの入力が完了すると、二段階認証を設定している場合は、二段階認証のパスワード入力が求められます。番号を確認して入力しましょう。
外部ビットコインアドレスの追加が完了すると、下の画像のようにアドレスが表示されているので、そちらをクリックします。
最後に出金数量と優先度を入力をすることで、送金手続きが完了します。
受け取りアドレスの確認をするときは、「入出金」→「入金」をタップします。下の画像のようにQRコードと受け取りアドレスを確認することができる画面に遷移するので、QRコードを読み込ませる、もしくは、アドレスをコピーしておきましょう。
詳しいビットフライヤーでの送金、受け取り手続きのやり方は、【ビットフライヤー(bitFlyer)の送金方法、受け取り方法】に書いてありますので、そちらも是非参考にしてください。
お知らせ
お知らせは、ビットフライヤーからの不具合や口座登録完了などのお知らせ一覧が表示されます。余り頻繁に使用する機能ではありませんので、参考程度に見ておくと良いでしょう。
Pay(ビットコインでの支払い)
Payでは、ビットコインを使った、請求や支払いをすることができます。まだまだ日本では利用できるシーンが少ないですが、今後ビットコインや仮想通貨の知名度がさらに向上すると予想されますので、使用できる店舗も増えてくるでしょう。
Lightning Web
Lightninng Webをクリックすると、ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)がブラウザで開かれます。
ビットフライヤーライトニングは、現物取引以外にも、FX取引や先物取引ができる取引所になります。ビットフライヤーで、イーサリアムやビットコインキャッシュを取引所で購入するには、ビットフライヤーライトニングを利用する必要があります。
SHOP
SHOPは、お店のオーナーさんなどが利用する機能ですので、ほとんどの人が使用する機会はないでしょう。ビットフライヤーは、bitWire SHOPというビットコインでの決済を導入できるサービスを運営しています。
SHOPの項目から、「店名」、「取扱商品」、「価格帯」などを入力して、ビットフライヤーに審査を申込み、審査に通過した場合、ビットコイン決済を導入することができます。
ビットフライヤー(bitFlyer)のスマホアプリの使い方まとめ
ビットフライヤーのアプリは、iOS版とアンドロイド版の両方ともに用意されています。どちらも無料で使用可能です。
アプリだけで仮想通貨の売買、入出金、仮想通貨による支払い、FX取引など仮想通貨を取り扱う上で必要な要素が一通り揃っています。仮想通貨の売買ではチャートを見ながら取引することも出来ますので、不自由に感じることは少ないでしょう。
ビットフライヤーで取り扱っている仮想通貨の中でビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュはbitFlyer Lightningを使って取引できます。
bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。