ビットフライヤー(bitFlyer)のビットコインなどの送金方法、受け取り方法を徹底解説!【2023年最新版】

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ビットフライヤー(bitFlyer)に口座を開設したけど、「送金が遅い(送金できない)」「送金上限に達している」などで困っていませんか?

 

ビットフライヤーでは送金に手数料が必要です。また手数料を多めに払うことで送金を早めてもらうことも出来ます。この記事ではビットフライヤーで送金する方法や送金を早くしてもらう方法、送金上限と警告を受けた時の対処法、ラベルやタグの設定方法などを画像付きで丁寧に詳しく解説していきます。

 

なおビットフライヤーでは、「送金」ではなく「送付」という名称になっています。ビットフライヤーで送金の項目が見つけられない人は、送付で探してみてください。

 

ビットフライヤーで送金を行うためには、ビットフライヤーに口座を開設しておく必要があります。

bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。

 

また、各種手数料の比較は、【仮想通貨・ビットコイン取引所の手数料を比較】でしてありますので、手数料が安い国内取引所について知りたい方は、是非参考にしていただければと思います。

 

この記事ではビットフライヤーから他取引所などへの仮想通貨の出金方法を解説しています。日本円の出金方法を知りたい方は【ビットフライヤー(bitFlyer)の出金方法、手数料、反映時間を徹底解説!】を参照して下さい。

この記事をまとめると
  • ビットフライヤーで送金するときには、まず送金先のアドレスを間違えずに入力する。送金先のアドレス入力後は、優先度と数量を入力する。優先度を高くすることで早く送金してもらえるようになる。遅い時には1日以上かかることもある。
  • 送金には手数料が必要。送金手数料は取引所や送金するコインによって異なり、ビットフライヤーでビットコインを送金するときには0.0004BTCが必要になる。
  • 受け取る時には送金相手にアドレスを教えなければならない。ビットフライヤーでの受け取りアドレスは「コイン名+お預入」で確認することができる。
  • ラベルは送金先アドレスが「だれなのか、どこのなのか」を表す情報、ユーザーが自由に設定できる。タグはリップルを送金する時にアドレスとセットで必要になる。
  • クイック入金やウォレットクラスで送金を行うと、送金制限にかかることがある。クイック入金での送金制限の場合は1週間待機するか銀行口座振込で入金する、ウォレットクラスでの送金制限の場合は1週間待機するかトレードクラスにアップグレードで送金制限を解除できる。

 

ビットフライヤー(bitFlyer)の送金方法

ビットフライヤーで、仮想通貨を送金するためには、まず口座開設を済ませておく必要があります。

bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。

 

口座開設が完了したら、アカウントにログイン、「入出金」のメニューをタップし、「コイン名+ご送付」をクリックします。ビットフライヤーでは1月11日現在、18種類の仮想通貨を送金することができます。

 

bitflyer送金_01

 

 

ここでは、ビットコインを送金する場合を例にして、ビットフライヤーでの送金のやり方を説明していきます。

 

「ビットコインの送金先アドレス」と「ラベル」を入力します。このラベルは送金先アドレスが「だれなのか、どこのなのか」を表す情報なので、送金先アドレスの所有者が分かるような内容を入力しましょう。

 

送金する際に、1つだけ絶対に気をつけないといけないことがあります。送金アドレスの入力を間違えないようにしましょう。

 

もし仮に送金アドレスを間違えたまま送金が完了した場合、送金してしまったコインは戻すことは絶対にできません。資産を捨てることになるので、送信先のアドレスは絶対に間違わないようにしてください。

 

リップルを送金するときには、アドレスの他に宛先タグが必要になることがあります。

 

アドレスの入力が間違っていないことを確認したら、「ビットコインの送付数量」と「優先度」を入力します。「優先度」は以下の4つがあり、高い優先度を選ぶことで、優先的に送金をしてもらうことができます。

 

  • 最高
  • 高い
  • やや高い
  • 普通

 

優先度を高めることで、送金スピードを上げることができますが、その分追加で手数料が必要となります。慎重に利用するようにしましょう。

 

bitflyer送金_02

 

ビットフライヤー(bitFlyer)の送金手数料

ビットフライヤーでは、ビットコインの送金手数料は0.0004 BTCかかります。

 

BTC送金手数料の比較表
取引所名BTC送金手数料
bitFlyer0.0004BTC
Coincheck0.001BTC
Liquid by quoine(旧QUOINEX)0.0001 〜 0.01 BTC
BITPOINT無料
GMOコイン無料

 

ちなみに、上記の比較表を見ても分かる通り、GMOコインやLiquid by quoine(リキッドバイコイン)を利用することで、無料でビットコインを送金することができます。中でもGMOコインは、日本円入出金も無料になっており、リップル(XRP)を購入することができるおすすめの取引所であるため、ビットフライヤーと合わせて登録しておくことをおすすめします。

 

GMOコインの登録で分からないことがあったら【GMOコインの口座開設、登録、本人確認方法、二段階認証方法】を参考にしてください。

ビットフライヤー(bitFlyer)の送金時間が長い、遅いときの原因と対処法

ビットフライヤーに限らず、特にビットコインを送金しようとすると、送金時間が長い、遅くなってしまうことが増えてきています。※1日以上かかってしまうこともあります。

 

ビットコインの送金が完了するためには、マイナー(マイニングを行う人)によって、取引情報が1つのまとまり(=ブロック)にまとめられ、承認される必要があります。この承認されたブロックが連なったものがブロックチェーンと呼ばれています。

 

ビットコインの場合、10分に1つブロックを生成することが決まっています。また、1つのブロックの容量に決まった制限があるので、取引量が多くなるにつれて、自分の取引が承認されるまでに時間がかかり、なかなか送金が完了しないということが起こります。

 

こうした送金時間の遅さを解消するためには、マイナーに優先的にブロックに取引を記載してもらい、承認してもらう必要があります。マイナーに優先的に取引を承認してもらうために、マイナーへの手数料を高く支払う(ビットフライヤーでは、送金時に指定する優先度を上げる)ことで、送金時間を短縮することができます。

 

最近はビットコインの取引量がとても増加しているので、マイナーへの手数料を設定しないと、どうしても送金に時間が長くかかってしまいます。そのため、マイナーへの手数料の設定(ビットフライヤーでは、送金時に指定する優先度を上げる)をすることをオススメしています。

ビットフライヤー(bitFlyer)での受け取り、預入方法

ビットフライヤーで仮想通貨を受け取るには、受け取り用のアドレスを確認して、仮想通貨を送信してもらう相手に伝える必要があります。自分の受け取り用アドレスは、「入出金」→「コイン名+お預入」で確認することができます。必ず受け取り予定のコインのアドレスを確認するように注意してください。

 

bitflyer送金_03

「コイン名+お預入」をクリックすると、長い英数字の文字列を確認することができますので、それが受け取り用のアドレスになります。

bitflyer送金_04

bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。

 

ビットフライヤーでリップルを受け取るときには、アドレスの他に宛先タグが必要です。宛先タグは「コイン名+お預入」で確認することができます。

「送付金額制限に達しています」と警告された時の対処

ビットフライヤーのトレードクラスであれば送金量や送金回数などに上限を設定していません。しかしクイック入金による資金移転制限とウォレットクラスの送金制限により上限に達することがあります。

クイック入金の資金移転制限による送付金額制限

クイック入金とは住信SBIネット銀行などのインターネットバンキングや一部のコンビニ、ペイジー経由で行う入金方法です。土日を挟んでもスムーズに入金してくれることが特徴です。

 

クイック入金には7日間の資産移転制限があります。この期間中はクイック入金で入金した日本円を出金したり、購入した仮想通貨を送金することが出来ません。もし「送付金額制限に達しています」と警告された時には、クイック入金していないか確認してみてください。

 

クイック入金の資金移転制限による送金制限ならば、1週間以上待機するか銀行口座振込に切り替えることで送金制限を解除することができます。

 

詳しい入金方法や注意点を知りたい方は【ビットフライヤー(bitFlyer)の入金方法、反映時間、手数料、注意点】を参考にしてみてください。

ウォレットクラスによる送付金額制限

ウォレットクラスとは口座開設でメールアドレスの登録や利用規約に同意した状態のことです。ビットコインなどの仮想通貨を売買するためには、本人確認のハガキを受け取ってウォレットクラスからトレードクラスにアップグレードする必要があります。

 

ウォレットクラスでも仮想通貨の送金や日本円の入出金などを行うことはできますが、1週間で10万円以上の仮想通貨を送金できないという制限が掛かっています。

 

ウォレットクラスによる送金制限ならば、1週間以上待機するかトレードクラスにアップグレードすることで送金制限を解除することが出来ます。

 

詳しいアップグレードのやり方を知りたい方は【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてみてください。

ビットフライヤー(bitFlyer)の送金方法、受け取り方法まとめ

ビットフライヤーで送金するときには、まず送金相手のアドレスを間違わずに入力します。もし間違えていると、コインを失うことになります。

 

次に送金の優先度と送金する数量を入力します。優先度を高くする手数料が増えるが早く送金してもらえるようになります。ビットフライヤーからビットコインを送金するときには遅い時には1日以上かかることもあります。

 

送金には手数料が必要です。送金手数料は取引所や送金するコインによって異なり、ビットフライヤーから優先度普通でビットコインを送金するときの手数料は0.0004BTCです。Liquid by quoineやGMOコインでは無料で送金できます。

 

受け取る時には送金相手にアドレスを伝えなければなりません。ビットフライヤーでの受け取りアドレスは「コイン名+お預入」で確認することができます。リップルを受け取る時にはアドレスとセットでタグも伝えておきましょう。

 

クイック入金やウォレットクラスで送金を行うと、送金制限にかかることがあります。クイック入金での送金制限の場合は1週間待機するか銀行口座振込で入金する、ウォレットクラスでの送金制限の場合は1週間待機するかトレードクラスにアップグレードで送金制限を解除できます。

bitFlyerの登録で分からないことがあったら【ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法】を参考にしてください。
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記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12

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