ビットコインの送金手数料を比較
ビットコインの価格が高騰するにつれ、送金手数料も高額になっています。例えば、コインチェックでビットコインを送金する場合、0.001BTCかかるため、1BTCが100万円と仮定すると、約1000円ほどかかってしまいます。
各取引所によって、ビットコインの送金手数料は異なっていますので、以下の一覧表でまとめました。
取引所名 | 送金手数料 |
---|---|
コインチェック | 0.001BTC |
ビットフライヤー | 0.0008BTC |
Zaif | 0.0001BTC |
QUOINEX | 無料 |
GMOコイン | 無料 |
BITPOINT | 無料 |
BitTrade | 0.001BTC |
ビットバンク(bitbank.cc) | 0.001BTC |
bitbank Trade | 0.0001BTC |
BTCBOX | 0.001BTC |
みんなのビットコイン | 無料 |
ARG | − |
フィスコ仮想通貨取引所 | 0.0001BTC |
Bitgate | 0.0003BTC |
Xtheta | − |
ビットステーション | 0.0005BTC |
BMEX | 無料 |
VCTRADE(SBIVC) | − |
CABTC | − |
マネーパートナーズ | − |
Lemuria | 0.0005BTC |
FIREX仮想通貨取引所 | − |
COINAGE | − |
DMM bitcoin | 0.0001BTC |
cointap | − |
下記の5つの取引所が、ビットコインの送金手数料が無料になっています。ビットコインをお得に送金したい人は、いずれかの取引所の利用をおすすめします。
- GMOコイン
- QUOINEX
- BITPOINT
- BMEX
- みんなのビットコイン
特にGMOコインは、上場企業であるGMOインターネットのグループ会社が運営しており、安心・安全のおすすめの取引所になりますので、まだ登録していない方は、是非登録しておきましょう。
GMOコインの登録で分からないことがあったら【GMOコインの口座開設、登録、本人確認方法、二段階認証方法】を参考にしてください。
しかし、実際に仮想通貨取引所を選ぶときに、コインを送金するときに掛かる「送金手数料」はあまり大きな問題ではないので、重要視しないで大丈夫です。それ以上に「使いやすさ」、「取引手数料の安さ」、「セキュリティ・補償」、「取扱通貨数の多さ」という観点で取引所を選ぶことをオススメします。
上記の項目を総合評価し、おすすめの取引所を紹介していますので、【仮想通貨取引所おすすめランキング!】人気の仮想通貨・ビットコイン取引所25社を一覧比較を参考にしていただければと思います。
ビットコイン(BTC)の送金のやり方、手順
ここではビットコイン送金手数料が無料であるGMOコインでの手順を紹介していきます。GMOコイン以外の国内主要3社のビットコインの送金方法は、別記事で紹介してありますので、そちらを参考にしてください。
GMOコインにログインして、「入出金」→「仮想通貨」をクリックして、「ビットコイン」を選択します。
「送付」を選択して、「新しい宛先を追加する」をクリックします。
送付先の「名称」と「ビットコインアドレス」を入力して、「登録する」をクリックします。
※間違ったビットコインアドレスに送金してしまうと、コインが消失してしまうため、細心の注意を持って設定してください。手入力ではなく、コピー&ペーストが推奨です。
名称は送金先が分かるような名前にしましょう。
例:コインチェックウォレットなど
宛先を選択し、「送付数量」、「二段階認証コード」を入力して、「確認画面へ」をクリックします。
ビットコイン(BTC)の送金時間
ビットコインは、後述するスケーラビリティの問題をかかえており、取引量が増えるにつれて、送金時間も長くなっており、現在は1時間から、遅いと数日間かかってしまうことがあります。
着金を早くするためには、高速入金用のアドレスを利用して、高い手数料を払って送金する必要があります。
また、ビットコインの送金詰まりの状態は、BLOCKCHAIN(URL:https://blockchain.info/ja/unconfirmed-transactions)で確認することができますので、未確認取引が多いときは、送金時間が長くなってしまうことを認識しておくと良いでしょう。
記事執筆時点では、15万件以上の未確認取引があることが分かります。
では、なぜこのような送金詰まりが起こってしまうのでしょうか?その理由について説明していきたいと思います。
ビットコイン(BTC)の送金詰まりが起こる原因
ビットコインは、「ブロックチェーン」という分散型の台帳に、全ての取引が記録されています。新しい取引が行われたときも、それが認められるには、この台帳に記録される必要があります。
ブロックチェーンに記録されるためには、マイナーと呼ばれるマイニングを行っている人たちに、取引を承認してもらうのですが、以下のような流れで行われます。
- 取引が1つのブロックにまとめられる
- 生成された新しいブロックがブロックチェーンに繋がれる
ビットコインの場合、ブロックの容量が1MBに限られており、また10分に1回しか生成されることができないため、取引量が増えるにつれて、承認に時間がかかってしまうという問題が起こっています。
また、営利目的であるマイナーに優先的に自分の取引を承認してもらうためには、通常よりも高額な手数料が必要になっており、「送金手数料の高騰」を引き起こすことにも繋がっています。
こうした一連の問題は、ビットコインの「スケーラビリティ問題」と呼ばれており、Segwitやライトニングネットワークといった新技術での解決が期待されています。
こうしたビットコインの問題や他の特徴は、【ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?特徴や仕組み、メリット、デメリット】にも書いてありますので、参考にしてください。
また、ビットコイン以外にもおすすめの仮想通貨を知りたい方は【仮想通貨おすすめランキング!人気銘柄を時価総額・将来性で比較!】を参考にしてください。