仮想通貨、ビットコインを本を読むメリット
WEBメディアやツイッター、Telegramなどでも、仮想通貨に関する情報は多く発信されていますが、ネットではなく、本から情報を得ることには、以下の大きなメリットがあります。
情報が正確である
書籍はインターネット上の記事と違い、後から修正することが容易ではないため、出版にあたり編集者が情報の正しさをチェックします。その上で、誤字脱字のチェック、読者が読みやすい文章になっているかの校閲がされるため、正しくで読みやすい文章になっています。
インターネット上の記事は、間違ったことが記載されていることも少なくなく、初心者が最初に間違った理解をしてしまうリスクもありますが、本の場合は確実に正しい知識を得ることができます。
成功者の思想を深く学ぶことができる
基本的に本を出版している人は、仮想通貨業界での有名人や成果を出した人である場合が多く、本を読むことで、そういった人の思考を学ぶことができます。
もちろんツイッターなどでも、そういった方の思想の一端を入手することはできますが、情報としてはまとまっていません。書籍で成功者の思想を学ぶことにより、仮想通貨トレードにおける基準となるような知識を学ぶことができ、その上でインターネット上の情報で知識の幅を広げることが可能です。
読者特典が付いていることがある。
仮想通貨の書籍には、読者特典が付いていることがあります。例えば、2014年に中国で出版された仮想通貨関連の書籍に0.01~1BTCが付録としてついていたという事例もあります。(今の価値にすると約7,500円~750,000円)
This Chinese bitcoin intro book from 2014 contains 0.01~1 BTC inside and a note "hold it 5 years, you'll be surprised". If you are one of the lucky readers, remember to scan the code and enjoy your surprise pic.twitter.com/ge7PnL2Luy
— cnLedger (@cnLedger) 2017年12月9日
初心者向けにおすすめの仮想通貨、ビットコインの本
1時間でわかるビットコイン入門
著者は国内取引所BITPointのCEOである小田玄紀氏で、タイトルの通り、たったの1時間でビットコインのことが理解できるようになる、超初心者に一番おすすめの書籍です。
難しい専門用語が出てきてしまうと、その時点でなんのことだか分からなくなってしまう所ですが、知識もまったく何もない状態からでも噛み砕いて理解することができるよう、わかりやすい言葉で書いてあります。
実際、本自体のボリュームも少なくすぐに読み切れるページ数でビットコインの支払い・送金・投資などのテーマから仮想通貨の雑学まで身に付けることができます。
いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
ビットコインとは何なのか、ブロックチェーンとはどういう事なのかを初心者でもわかりやすいように丁寧に説明されています。仮想通貨取引所コインチェックの元取締役である大塚雄介氏が入門書として書いただけあって内容も充実しており、おおよその仕組みが把握できます。
ビットコインの基礎から仮想通貨全体の概要なども詳しく解説されており、充実した内容で仮想通貨のシステムを理解する事ができます。
ビットコインのすべてがわかる本
著者は、ウェブサイト「とってもやさしいビットコイン」を運営する高橋 諒哲氏で、専門用語を初心者向けに図解で分かりやすく説明しています。
ビットコインの基礎知識からアルトコインについて、最新動向、ビットコイン取引所比較など、初心者が知りたい主要な情報をまんべんなく解説した、わかりやすいおすすめの本です。
60分でわかる! 仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン 最前線 (60分でわかる! IT知識)
ビットコインとブロックチェーン、ITと金融の融合であるフィンテックなどの原理や仕組みについて幅広く理解する事ができます。
参考書のように丁寧に書かれているため、体系的にビットコイン・ブロックチェーン・仮想通貨を理解したい人にとってはまず一番に手に取るべき書籍です。ページも160ページと若干少なめで、簡潔にまとまっているので、ざっくり仮想通貨について知りたい方にもおすすめの一冊です。
いちばんやさしいブロックチェーンの教本 人気講師が教えるビットコインを支える仕組み
IT業界を中心に展開されている入門書シリーズ「いちばんやさしい教本」シリーズのブロックチェーン解説書で、ブロックチェーンの活用事例やスマートコントラクトとは何か、といった耳慣れない言葉に対しても表や図を使ってわかりやすく解説しています。
著者はブロックチェーン推進協会の副理事長であり、カレンシーポート株式会社CEOの杉井靖典氏。ブロックチェーン技術の研究開発を行っている会社のCEOが書いている書籍ということもあり、投資としての入門書ではなく、これからブロックチェーン業界に入るという人にとっては、最適な入門書です。
小さく始めて大きく稼ぐ 「仮想通貨投資」入門
ビットコインがそもそも何なのか?どうやったら買えるのか?といったことが、知識ゼロからでもわかりやすいように書かれており、口座開設や投資関連まで詳しく知ることができます。
株やFXなどそもそも触ったことが無い、「出川哲朗がCMやっていた気がする」、「仮想通貨って本当に儲かるの?」といった全く知識のないの方でも理解ができるような内容となっています。超初心者でも理解できるよう平易な言葉で解説されており、仮想通貨取引をやさしく無理なく始められる一冊です。
5,000円ではじめる仮想通貨投資入門
人気セミナー講師である上野 義治氏の仮想通貨に関する2冊目の著書で、特に暴落した時、高騰した時にも読み返したい一冊になります。
ギャンブルの感覚で仮想通貨「投機」を始める方が多い中、冷静にこの市場と向かいあい投資をすることを勧めています。他にも仮想通貨投資の入門書は多く出ていますが、長く仮想通貨投資と関わっていくのであれば、まず書棚に置いておきたい良書です。
一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017
著者はウォレットアプリ「Ginco」の開発会社CEOの森川夢佑斗氏。 多くの仮想通貨を網羅し、自社ウォレットアプリに活かしている著者だからこそ出版できた内容になっています。
アルトコインに関してまとめてある書籍はなかなか見当たりませんが、この書籍は複数のアルトコインに関して紹介し、かつ初心者でもわかりやすく書かれているため、広く知りたい方にはおすすめです。
中級者向けにおすすめの仮想通貨、ビットコインの本
世界は逆転する! 仮想通貨サービス・ICOで世界を変える
ビットコインの神と呼ばれるbitcoin.comCEOのロジャー・バー氏、ブロックチェーンプロジェクトwowooのICOをしたOKWAVE・代表取締役・兼元謙任氏、取締役の松田元氏のトリプルコラボによる一冊。
ICOに関しては様々なウェブサイトで紹介されていますが、どれも表面的なことが書かれているため、理解しにくい方も多いかと思います。実際にICOを行ったWowooを例にとって理解できるため、ICOは何のためにするのか、ブロックチェーンプロジェクトはどのように進んでいくのか、の全体像が分かる良書です。
アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者
仮想通貨取引をある程度経た人が、この業界の歴史や過去の事件、既存の経済などとの比較をしたくなった時に手に取りたい一冊になっています。ビットコイン!仮想通貨!と投機的にもてはやされるフェーズが終わり、世間がブロックチェーンの本質を理解し、実用化される変遷時期である今読んでおきたい一冊。
著者は日本銀行を経て、現在麗澤大学経済学部で教鞭をとる中島 真志教授で、現在、金融庁や財務省での講師も務めています。経済学者の目線から見るこの業界の深い知識を素人でも得ることができる貴重な書籍です。
仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない
日本のブロックチェーン業界の第一人者ともいえる野口 悠紀雄氏(経済学者。2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)が2014年に書いたブロックチェーンに関しての初~中級者向け書籍で、ブロックチェーン技術に関して、そしてそれが今後金融、政治、経済、社会に与える影響を丁寧に解説しています。
出版から数年数年経った今読んでも全くさびていない情報ばかりで、IT技術から経済の今後の事を考え、両方を理解したい人におすすめの内容となっています。