ビットコイン(BTC/Bitcoin)の買い方、購入方法の種類
ビットコイン(Bitcoin)の買い方、購入方法は、大きく分けて3種類の方法があります。
多くの人が利用しており、現在メジャーになっているのが、取引所、販売所を利用する方法になりますので、基本的にこの方法のみを理解しておけば大丈夫ですが、念のためすべての方法を把握しておきましょう。
販売所や取引所を利用する
ビットフライヤーやZaif、ビットバンクなどの取引所・販売所を利用して、ビットコインを購入方法が、最もメジャーでおすすめの方法になります。
販売所と取引所には明確な違いがあり、販売所を利用した場合、決められた価格で運営会社からビットコインを買うことになります。一方、取引所を利用した場合は、利用者同士でビットコインの売買をすることになり、自分で特定の値段を決めて注文(指値注文)をすることができます。
販売所は、取引所と比較すると手数料は割高になっていますが、「初心者でも簡単に購入ができる」、「自分の希望する量を高確率で確実に購入できる」というメリットがあります。
販売所と取引所の違いをさらに詳しく知りたい方は、【ビットコイン「販売所」と「取引所」の違いと使い方】にまとめてありますので、参考にしてください。
ビットコインATM
まだ東京以外に設置されている地域は少ないですが、ビットコインATMを利用して、ビットコインを購入することもできます。
ビットコインATMは、今後普及が進めば、日本円を引き出すのと同じような感覚で、ビットコインを買うことができるようになると期待されていますが、現状は以下のような原因から、利用している人はまだ少ないという実態があります。
・購入できる地域が少なすぎる
・手数料が5%~10%かかってしまい、割高
また、ビットコインATMについてさらに詳しく知りたい方は、「ビットコインATMとは?使い方や手数料、設置場所を徹底解説!【5分で分かる】」を参考にしてください。
OTC取引(相対取引・店頭取引)
OTC取引(Over the Counter)とは、取引所を介することなく、買い手と売り手が1対1で取引をすることで、大口同士の取引に利用されることがほとんどです。(大口取引を通常の取引市場で行う場合、市場価格に大きな変動を発生させてしまう可能性があるため)
コインチェックは「500万以上または、100BTC以上の高額取引であること」という条件に限り、OTC取引が可能であることを発表しています。多くの方が利用することはないと思いますが、念のため条件を確認しておきましょう。
ビットコイン(BTC)はいくらから買える?
少額投資からまずは始めたい場合、ビットコインが最低いくらから買えるのか気になりますよね。ビットコインの最低取引単位は、取引所によって異なっていますので、簡単に紹介していきます。
取引所名 | 最低取引単位 |
---|---|
コインチェック | 0.005BTC |
Zaif | 0.001BTC |
ビットフライヤー | 0.0001BTC |
大手3社の最低取引単位は、上記の表になっています。最も取引単位が小さいのは、Zaifで0.0001BTC(1BTC=100万円と仮定した場合、100円)から購入することができます。
他の取引所の最低購入単位など、さらに詳しく知りたい方は、【ビットコインはいくらから買えるのか?最低購入金額・最小購入単位】を参考にしてください。
ビットコイン(BTC)の買い方、購入手順
ビットコインの買い方には、3種類あることを先ほど説明しましたが、最もオーソドックスな方法である取引所、販売所でビットコインを購入する方法を画像付きで説明していきます。
取引所でビットコインを購入する流れは以下のようになっています。
どの取引所を利用するか決定する
国内取引所だけでも、現在25社存在しており、手数料や取扱通貨などに違いがあるため、自分がどの取引所を利用するのかを決める必要があります。取引所については、【仮想通貨取引所おすすめランキング!】人気の仮想通貨・ビットコイン取引所25社を一覧比較にランキング形式でまとめていますので、参考にしてください。
※記事全文を読む時間がない方は、当サイトで1番人気で、電通やJR東日本など日本の大手企業が複数社出資している、ディーカレットに登録しましょう。
口座開設、アカウント登録
ビットコインを購入するには、まず取引所の口座開設をする必要があります。公式サイトにいき、口座開設をしましょう。各国内取引所の口座開設、登録方法は以下を参考にしてください。
取引所名 | 口座開設、登録方法 |
---|---|
ビットフライヤー | ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設、登録、本人確認方法 |
Zaif | Zaif(ザイフ)の口座開設、登録、本人確認方法 |
コインチェック | コインチェック(Coincheck)口座開設、登録、本人確認方法 |
QUOINEX | QUOINEX(コインエクスチェンジ)の 口座開設、登録、本人確認、二段階認証 |
GMOコイン | GMOコインの口座開設、登録、本人確認方法、二段階認証方法 |
ビットバンク | bitbank.cc(ビットバンク)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証 |
BITPoint | BITPoint(ビットポイント)の口座開設、登録、本人確認方法 |
BitTrade | BitTrade(ビットトレード)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証のやり方 |
ビットバンクトレード | bitbankTrade(ビットバンクトレード)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証 |
BTCBOX | BTCボックス(BTCBOX)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証 |
みんなのビットコイン | みんなのビットコインの口座開設、登録、本人確認、二段階認証のやり方 |
フィスコ仮想通貨取引所 | フィスコ仮想通貨取引所の口座開設、登録、本人確認、二段階認証を徹底解説 |
DMM Bitcoin | DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の登録、口座開設、本人確認、二段階認証 |
VCTRADE(SBIVC) | VCTRADE(SBIVC)の口座開設、登録、本人確認方法を分かりやすく解説! |
日本円入金
取引所の登録や口座開設が完了したら、日本円の入金を行う必要があります。日本円の入金方法は、各取引所によって異なりますが、「銀行振込」、「コンビニ入金」、「クレジットカード(直接購入)」の3種類があります。
入金方法 | 説明 |
---|---|
銀行振込 | ・銀行の営業時間外の入金の場合は翌営業日に入金 ・原則銀行の振込手数料がかかる |
コンビニ入金 | ・一部の取引所で利用可能 ・反映時間が早いため、クイック入金とも呼ばれる |
クレジットカード | ・国内取引所ではクレジットカードによる購入はできなくなっている ・手数料が割高 |
購入手続き
ここまでの作業が完了したら、実際にビットコインを購入することができます。ここでは、ビットフライヤーの場合を例として、「販売所」と「取引所」での購入方法を紹介していきます。
販売所で購入
ビットフライヤーのアカウントにログインして、「ビットコイン販売所」をクリック→「数量」を入力して、「コインを買う」をクリックします。
販売所の場合、上記のステップのみでビットコインを購入することができますので、初心者におすすめの購入方法になります。
ただし、販売所の場合は、スプレッドという売値と買値の差が実質的な手数料となっており、取引所と比較して、手数料が割高になっていますので、手数料を気にする人は取引所で購入するようにしましょう。
取引所で購入
ビットフライヤーの取引所で、ビットコインを購入するためには、左メニューから「ビットコイン取引所」をクリックします。取引所は初心者の方にとっては、少し画面の見方が難しいため、まずは画面の見方を説明していきます。
ビットコインを購入するためには、④注文欄から手続きを行います。ビットフライヤーのビットコイン取引所では、指値注文(1BTCあたりの価格を指定する注文)のみが可能で、成行注文(1BTCあたりの価格を指定しないスピード重視の注文)は、行うことができません。
指値注文と成行注文の違いについては、【maker・taker手数料(指値注文・成行注文)の意味と違い】を参考にしてください。
指値注文をするには、注文欄の「数量(BTC)」と「価格(BTC/JPY)」を入力して、「コインを買う」をクリックします。
ビットフライヤーでの成行注文を行う場合は、bitFlyer Lightningから行うことになりますが、【ビットフライヤー(bitFlyer)のビットコイン(BTC)の買い方、購入方法】に詳しくまとめてありますので、こちらを参考にしてください。
ビットコイン(BTC)の購入後はどうすれば良い?
コインチェックのハッキング事件があったように、取引所はハッカーに狙われやすいため、ビットコインの購入後、取引所に預けたままにしておくのは好ましくないと言えます。
ビットコインを保管できるウォレットには、以下のような種類があり、できるだけビットコインは、安全性が高い「ハードウェアウォレット」や「ペーパーウォレット」に預けておくことをおすすめします。
ビットコインの保管におすすめなウォレットについては、【ビットコインのウォレットでおすすめはどれ?種類ごとに比較して紹介!】に詳しく書いてありますので、是非参考にしてください。
ビットコイン(BTC)を購入するタイミング
ビットコインを購入するタイミングは、投資のプロや上級者でも断定することはできず、いつが良いのかを予測するのは非常に難しいと言えます。
初心者の方が良く陥りがちなミスは、相場が急激に盛り上がっているときにビットコインを購入してしまうことです。実際に2017年の年末には仮想通貨が話題になり、一時ビットコイン価格が200万円を超えたことがありました。
しかし、その後ビットコインの価格は急落し、100万円を下回った状態がしばらく続いています。このように周囲やツイッターが盛り上がっているときに購入するのは、危険度が高いと言えます。
また、これからビットコインの購入を考えている方の中には、数倍では満足できず、10倍以上の高騰する通貨に投資したいと考えている人もいると思います。
これからビットコインに投資して、10倍以上を狙うのは現実的ではないため、アルトコインと呼ばれる仮想通貨の投資も検討すると良いでしょう。
ビットコイン以外の仮想通貨については、【ビットコインはもう遅い?仮想通貨を今から始める人におすすめの銘柄5選!】や【仮想通貨おすすめランキング!人気銘柄を時価総額・将来性で比較!】などで詳しく紹介していますので、是非参考にしていただければと思います。
※投資の推奨や価格予測の提供を行うものではありません。あくまで投資は自己責任で行いましょう。
ビットコインの売り方
販売所で売却
販売所を使用して、ビットコインを売る場合、「ウォレット」→「コインを売る」をクリックします。
「BTC」を選択、「数量」を入力、「売却」をクリックします。
取引所で売却
取引所でビットコインを売る場合、買う場合と同じく、アカウント上部になる「取引所」をクリックします。先ほどと同じく指値注文で売り方法と、成行注文で売る方法がありますので、それぞれ見ていきましょう。
指値注文の場合
指値売り注文をするには、「レート」と「注文量」を入力して、「注文する」をクリックします。下の画像の場合、「1BTC1,160,012円で、1BTCを売ります」という注文になります。
成行注文の場合
成行注文の場合、トレードビューから行います。「取引所」→「トレードビュー」をクリックします。
「注文量」を入力して、「売り成行注文」をクリックします。買い注文と同様に、逆指値を設定することもできますので、必要であれば設定しておきましょう。
これまで「ビットコインの買い方、購入方法、売り方」を解説していきましたが、いかがだったでしょうか?
基本的に取引所・販売所での購入が一般的な購入方法となっていて、コインチェックを例にビットコインの購入方法を説明してきました。
他のおすすめの仮想通貨取引所を知りたい方は【仮想通貨取引所おすすめランキング!】人気の仮想通貨・ビットコイン取引所25社を一覧比較を参考にしてください。