中国政府が仮想通貨格付けを実施
仮想通貨の格付けは、以前ワイスレーティング社によって実施され話題になりましたが、今回中国政府が新たに実施しました。
2018年7月追記:7月版の中国政府による仮想通貨格付けが発表されました。詳しくは【第3回「ブロックチェーン格付け」を中国政府が発表!EOSが連続1位、GXSが初登場4位!】を参考にしてください。
格付けされたのは、以下の28種類の通貨で、「基本技術」、「アプリケーション」、「革新性」などの項目で以下のようにランキング化されました。
上位5位の通貨には、ワイスレーティング社の格付けでも高評価だったイーサリアムとSteemがともにランクインしており、評価の高さが伺えます。上位5位の通貨の概要は以下のようになっています。
コイン名 | 概要 |
---|---|
イーサリアム(ETH) | ・ロシアの天才ヴィタリックによって生み出された通貨 ・時価総額2位でICOやDappsで使われるなど、プラットフォームとしての役割を持つ ・ワイスレーティング社の格付けでB評価を獲得! |
Steem(STEEM) | ・Steem.comというサイトに投稿した人への報酬として支払いがされる ・ワイスレーティング社の格付けでB-評価を獲得! |
LISK(LSK) | ・Java Scriptでの開発が可能で、エンジニアが確保しやすい ・ビットフライヤーに上場したことでも話題に |
ネオ(NEO) | ・中国版イーサリアム ・開発言語が豊富でエンジニアが確保しやすい |
Komodo(KMD) | ・匿名通貨Zcashからハードフォークして誕生した通貨 |
また、コインチェック社から流出したことで話題になったNEMは、最下位の順位になっています。
ワイスレーティング社の格付け結果やニュースについては、【仮想通貨格付けが発表!イーサリアム・Steemが高評価を獲得!】や【仮想通貨70種類以上の格付け結果一覧、違いや特徴を紹介!】を参考にしていただければと思います。