ハードフォークとは?メリットやデメリット、過去事例を徹底解説!

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ハードフォークとは?

ハードフォークとは、互換性を持たせずにシステムを変更してアップデートを行う事で、仮想通貨の技術を改善していく事を主な目的としています。変更した時点でのブロック以降から新システムに切り替わりますが、以前のシステムも消滅しない限り残る事になります。

 

結果として通貨が新旧2種類に分裂し、新しい仮想通貨が誕生することになります。例えば、2017年にビットコインがハードフォークした際には、ビットコインキャッシュという新しい通貨が誕生することになりました。

 

また、ソフトフォークというのもありますが、こちらは逆に互換性を持たせたままシステムを変更する方法です。ソフトフォークについてさらに詳しく知りたい方は、【ソフトフォークとは?メリットやデメリット、ハードフォークとの違いを解説!】を参考にしていただければと思います。

ハードフォークのメリット

アップデートによりスケーラビリティ問題などが解決される

スケーラビリティ問題とは、仮想通貨を運用する上で生じる技術的な問題です。仮想通貨はブロックチェーン上に取引情報を記録して管理していますが、利用者が増える事によって処理速度が追い付かなくなってしまいます。

 

よって、取引に遅延が生じたり手数料が高騰したりするといった問題が起きます。このスケーラビリティ問題や他の技術的な問題を、ハードフォークを実施する事によって改善します。

新しい通貨が誕生し、保有者に付与されることがある

ハードフォークによって新しく通貨が誕生すると、その時点での通貨の保有数に応じて、新しい通貨が付与されることがあります。新しい通貨は価格が低い事が多いですが、需要があれば後から大きく値上がりする事もあるので期待してもよいかもしれません。

ハードフォークのデメリット

リプレイプロテクションが必要

ハードフォークによって通貨が分裂しても、ブロックチェーンの性質は似てきてしまいます。その為、片方のブロックチェーンの取引情報をもう片方にコピーしても正常に機能してしまう事があります。

 

それを悪用して通貨を増やすことリプレイアタックといい、それを防ぐ為にリプレイプロテクション(リプレイアタック対策)が必要になってきます。

大きな価格変動が発生する可能性

ハードフォークを実施する事がわかると、新通貨をもらう為に現行の通貨をより多く保有しようという動きが出てきます。それに伴って、ハードフォーク前には価格の高騰、その後には暴落が起きるなどといった、急激な価格変動が起きる可能性があります。

ハードフォークの過去事例

The DAO事件がきっかけで、イーサリアムがハードフォーク

イーサリアムアイキャッチ

2016年6月17日にドイツのSlock.itが始めた「The DAO」というサービスで起きた事件です。DAOはDecentralized Autonomous Organizationの略で自立分散型(非中央集権)組織という意味になります。自律分散型組織での投資ファンドの実現を目指して作られ、イーサリアムのブロックチェーン上に作られたDAO通貨を使用します。

 

DAO通貨を購入する事で投資に参加でき、中央集権ではなく運営が無いので投資先は参加者が議論し投票して決めます。しかし、投資先に賛同しない場合はスプリット機能というものを使ってDAOを資金プールから切り離して新しいDAOを作成する事ができます。

 

このスプリット機能の脆弱性を突かれ約65億円を盗まれるという事件が起きました。しかし、スプリット機能は切り離した後28日間は動かせないという規定があった為ハッカーも資金を動かす事ができず、その間にハッキングが起きる前まで遡ってハードフォークを実施し、ハッキングそのものを無かった事にしました。

 

その際、ハードフォークは非中央集権という思想に反するというハードフォーク反対派によって作られた新しい通貨が、イーサリアムクラシックです。The DAO事件についてさらに詳しく知りたい方は、【The DAO事件とは?DAOプロジェクト概要やその後の対策を徹底解説!】を参考にしていただければと思います。

ビットコインからビットコインキャッシュが誕生

ビットコインキャッシュ

ビットコインにはスケーラビリティ問題が指摘されており、その問題を解決する為にいくつかの提案が出されました。その中で、取引情報を圧縮して処理速度を上げるSegwit(セグウィット)という方法と、ビットコインの容量を増やして処理速度を上げる方法で意見が対立しました。

 

2017年8月1日、ハードフォークが実施されて通貨が分裂し、容量を増やす事を選んだビットコインキャッシュと、Segwitの導入を選んだビットコインに分かれました。

Liskがメインネットに移行

Liskの新しい画像

Liskとはイーサリアムのブロックチェーン上に作られた通貨です。2018年8月29日に、Liskはハードフォークによってメインネット(独自のブロックチェーン)に移行し、他にも品質や技術が大きく改善されました。このハードフォークは移行する事を主な目的としているので、新しく通貨が誕生する事はありませんでした。

 

Liskは他の通貨が独自のプログラミング言語を使用しているのに対し、一般的に多く使われているJavaScriptを使用しています。

 

それにより、新たに言語を学び直す必要が無いので、プログラマーが参加しやすく開発が行われやすいというメリットがあり、Liskのブロックチェーン上に多くICOが出てくるのではないかと期待する意見もあるようです。

 

Liskについてさらに詳しく知りたい方は、【仮想通貨LISK(リスク)とは?特徴や仕組み、将来性や今後の価格を徹底解説】を参考にしていただければと思います。

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