仮想通貨Hcash(HSR/Hshare)とは?
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Hshare(エイチ・シェア)は2017年に公開された仮想通貨で、取引所を通さずに仮想通貨の取引を行なうことが出来るように、異なるブロックチェーン同士をつなぐプラットフォームを目指して開発されている仮想通貨で、2018年2月のプラットフォーム完成を目指し、現在開発中となっています。
現在、1000種類以上の仮想通貨が誕生していますが、それぞれが独自のブロックチェーン上でしか取引ができないため、違うブロックチェーン上で発行されたトークンや仮想通貨は、取引所を介さないと交換できないというデメリットがあります。
Hcashは、そうした問題点の解決を担うために開発されており、LISK(リスク)などでも使用されている「サイドチェーン」を利用して、ブロックチェーン同士を繋ぐプラットフォームになることを理念としています。
※Hshareは、このプラットフォーム開発に必要な資金調達を行なうために、ICOされた仮想通貨で、「Hcashプラットフォーム」が完成したタイミングで全てHcashと等価交換することが出来ます。
仮想通貨Hcash(HSR/Hshare)の仕組みや特徴
匿名性が高い「ゼロ知識証明」を採用
Hshare(Hcash)は、現代の暗号化システムのなかで最も匿名性が高いセキュリティーシステムとして注目されている「ゼロ知識証明」という暗号化技術を採用しています。
Hshare以外では、仮想通貨ZCash(ジー・キャッシュ)が「ゼロ知識証明」を実装し公開されていますが、公開後約1年でこの暗号化技術を高く評価したアメリカ最大の銀行JPモルガンと提携するに至っています。
参考記事:Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)とは?特徴や仕組み、将来性や今後の価格を徹底解説
またアルトコイン最大銘柄のイーサリアム(ETH)も「ゼロ知識証明」の実装を行う方向で、ジーキャッシュと共同研究を行い、2017年10月のビザンチウムアップデートで匿名性の高い取引を実装するなど、最近非常に注目を浴びている技術です。
ブロックチェーンはウォレットアドレスの所有者を特定することができないため、匿名性が高いといわれましたが、「送金者アドレス」「受金者アドレス」「取引金額」の3つが公開されていることで、アドレスの監視を行えば、仮想通貨を多く所有しているアドレスを知ることが可能です。
「ゼロ知識証明」は、匿名性が高いと言われているブロックチェーンですら公開している「送金者アドレス」「受金者アドレス」「取引金額」の3つの情報さえも公開しないで取引を行うことができる仕組みで、匿名性を極限まで高めています。
この非常に高い匿名性は利用者の個人情報の秘匿に繋がることから、新時代のセキュリティーシステムとして多くの銀行や金融機関から注目されています。
また、Hcash(エイチ・キャッシュ)は公開アドレスと非公開アドレスに互換性を持たせるように設計され、早い段階でZcash(ZEC)やGBYTEを直接送受信出来るようにすることを計画しているようです。
取引承認処理速度の高い「有向非循環グラフ(DAG)」を採用
Hcash(エイチ・キャッシュ)は、DAG(情報管理プラットフォームに有向非循環グラフ)という技術を採用していて、一般的なブロックチェーンの弱点とされる「取引承認処理速度」対策を行っています。
A→B→C→Dと規則的に繋がっていくチェーンブロックに対し、有向非循環グラフ(DAG)はA→B、A→C、A→DやA→BDのようなデータ連結を行うことができます。
1つのブロックから複数の取引データのチェーンを伸ばすことができることで、1つずつの取引の順番を待つことなく取引を行え処理速度が向上します。また新しい取引承認を行う際には過去2つのブロックを参照するだけで済むことも取引承認処理速度の向上に繋がります。
取引データが一本のチェーン上に繋がっていくブロックチェーンでは、新しく発生した取引の整合性確認のためにチェーンを遡り、ブロックに書き込まれている取引履歴を確認する必要があります。
この作業は取引が行われる度に行われ、その度にチェーンが伸びていくことから、取引承認作業に必要となる時間もチェーンの長さに比例して伸びる傾向に有ります。
取引承認作業に要する時間が長くなると、取引がキャンセルされたり取引のチャンスを逃してしまうなどのデメリットが発生しますし、実用性に乏しいシステムだという結論に繋がり、市場価値が下がってしまう可能性もあります。
Hcash(HSR/Hshare)の将来性、今後の価格
Hshareは、Hcashに交換される一時的な通貨であるため、Hcashの将来性について検討していきたいと思います。
Hcashの掲げる理念は非常に壮大で、もし開発が成功すれば、Hcashの価格も大きく高騰できると期待できます。しかし、Hcashのプラットフォーム開発は決して簡単なものではなく、開発計画が頓挫する可能性も完全には否定できません。
開発の進捗状況への依存度が高い投資になるため、ニュース記事などで可能性を見極めましょう。
Hcash(Hshare)のチャート
Hcashのチャートはこちらです。「HSR/BTC」のチャートになっているため、HSRの価格が下降していますが、相対的にビットコイン(BTC)の価値が高騰しているので、HSRが下がって見えます。
仮想通貨Hcash(Hshare)におすすめの取引所
国内取引所 | |
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海外取引所 |
など |
Hcash(Hshare)は、国内取引所で購入することはできず、「Binance(バイナンス)」、「Kucoin(クーコイン)」など海外取引所のみで購入可能です。基本的に、海外取引所は日本円の入金が出来ないので、国内取引所でビットコイン(BTC)を購入して、海外取引所に送金する必要があります。
また国内取引所は複数のアルトコインを取引所形式で売買できる【ビットバンク(bitbank.cc)】がおすすめですので、まだ口座開設していない人は早めの登録をおすすめします。 ビットバンクの登録で分からないことがあったら【bitbank.cc(ビットバンク)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証】を参考にしてください。
すでにビットバンクの口座開設が完了されている方は、マルタ共和国に拠点を置く、世界最大級の取引所である【Binance】の利用も検討してみましょう。
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- Huobi
- OKCoin
また、当サイトでは【【仮想通貨取引所おすすめランキング!】人気の仮想通貨・ビットコイン取引所25社を一覧比較】を掲載しています。ぜひチェックしてみてください。
仮想通貨Hshare(Hcash)の買い方、購入方法
Hcash(Hshare)を購入する場合の、買い方・購入方法は、以下のような流れで行います。
- 国内取引所などで、日本円でビットコインやイーサリアム購入する
- ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を、Binance(バイナンス)に送金する(Binance(バイナンス)の入金、送金、出金方法)
- Binance(バイナンス)でHshareを購入する(Binance(バイナンス)の使い方、買い方、購入方法)