仮想通貨Decred(ディークレッド/DCR)とは?将来性や今後、取引所や買い方を徹底解説!

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仮想通貨Decred(ディークレッド/DCR)とは?

Decred(ディークレッド/DCR)は2016年2月に公開された仮想通貨で、非中央集権の実現に力を入れているプロジェクトとしても有名です。プロジェクトの開発は積極的に進められており、ホルダーの投票によってプロジェクトの方向性が決まっていくため、非中央集権を実現できているとも言えるでしょう。

 

さらに、DecredはアルゴリズムにPoW(プルーフ・オブ・ワーク)PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を組み合わせたハイブリッドなものを採用している点も特徴です。

Decred(ディークレッド/DCR)の特徴や仕組み

PoWとPoSのハイブリッド型

先ほども紹介したように、Decredはアルゴリズムの安定性を高めるべく、PoWとPoSの二つを組み合わせたハイブリッド型アルゴリズムを採用しています。マイニングの際には採掘者に報酬が支払われるのですが、DecredではPoWが60%、PoSが30%というように配分されています。ちなみに残りの10%は開発の運営資金に充てられます。

 

PoWには51%攻撃、PoSにはNothing at Stakeなどそれぞれのアルゴリズムにはそれぞれの欠点により問題が存在します。しかし、PoWとPoSの両方を採用する事で片方のみの場合に発生する問題を取り除く事に成功しています。

 

ちなみに51%攻撃はVergeが被害を受けた事で有名ですが、グループや個人でハッシュレートの51%を支配する事によって取引の改ざんや不当な承認を行うという手法になります。一方のNothing at StakeはPoSにおけるブロック生成のコストの安さを逆手に取り、二重投票や不正なブロックの生成などを行う手法です。

 

現時点ではこれらの問題に対して確立された解決方法は存在しておらず、二つのアルゴリズムを組み合わせたハイブリッドなシステムなどを用いる事でリスクを軽減しています。

管理体制が非常にオープンである

Decredはホルダーや購入を検討している投資家に対して情報をオープンにしています。Decredの公式ウェブサイトでは、新たに実装される予定の機能や不具合修正にについてディスカッションが行われており、こちらも誰でも閲覧する事ができます。

 

さらに、Decredは開発ソースコード自体も公開しているため、プログラミング言語を扱える方であればそちらを見て開発状況や新機能を確認する事も可能となっています。これらのオープンな情報により、ホルダーや投資家らからの意見を取り入れ、非中央集権的な運営を実現しています。

アトミットスワップシステム

Decredはアトミックスワップという技術を採用しています。アトミックスワップは、ブロックチェーン上で取引所などを介する事なく、別の通貨への交換を可能にする技術です。

 

これにより、取引所を介する事で起きる倒産やハッキングのリスクを減らせるほか、取引完了までの時間を大幅に短縮する事ができます。

Decred(ディークレッド/DCR)の将来性や今後

ライトニングネットワークの実装が予定される

Decredは今後のロードマップにライトニングネットワークスマートコントラクトの実装を盛り込んでいます。

ライトニングネットワークは従来のトランザクション処理プロセスにオフチェーン処理を取り入れたもので、最終的な結果のみオンチェーンで処理を行います。

 

オフチェーンで行われる処理のデータはブロックチェーンには記述されないのでデータの節約になる他、スケーラビリティ問題の解決にも一役買っています。ライトニングネットワークについてさらに詳しく知りたい方は、【ライトニングネットワークとは?仕組みやメリット、デメリットを徹底解説!】を参考にしていただければと思います。

Decred(ディークレッド/DCR)の取引所

Decredは現在日本の取引所では取り扱われておらず、海外のBinanceHuobiなどといった主要取引所でも取り扱いがありません。Decredを購入できる主な取引所はBittrexPoloniexがあります。この2つの取引所で取引高のほぼ全てを占めています。

Decred(ディークレッド/DCR)の買い方や購入方法

DCR(Decred)は、国内取引所で取り扱っていないため、海外取引所で売買することになります。基本的に、海外取引所は日本円の入金に対応していないため、最初に国内取引所でビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)を購入して、海外取引所に送金する必要があります

 

Bittrex(ビットレックス)で、DCRを購入する場合は、以下のような手順で購入します。

 

  • 国内取引所で、ビットコイン(BTC)または、イーサリアム(ETH)を購入する
  • 購入したビットコインまたは、イーサリアムをBittrexのウォレットに送金する
  • BittrexでDCRを購入する
また国内取引所は複数のアルトコインを取引所形式で売買できるビットバンク(bitbank.cc)】がおすすめですので、まだ口座開設していない人は早めの登録をおすすめします。 ビットバンクの登録で分からないことがあったら【bitbank.cc(ビットバンク)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証】を参考にしてください。

Decred(ディークレッド/DCR)のウォレット

Decredは公式で「Decrediton」というウォレットを提供しています。このウォレットはWindows、Mac、Linuxに対応しているため、ほとんどのユーザーが使う事ができます。特徴としては、GUIウォレットであるという点です。これはユーザーが視覚的に操作できるように設計されたウォレットという事であり、誰でも簡単に操作する事ができます。

 

さらに、P2Pネットワーク上で動くSPVメカニズムというシステムも採用しており、データ通信量を最低限に抑え、プライバシーの保護にも繋がります。無料でダウンロードできるため、Decredを購入した際はぜひ試してみてください。

 

また、Decred以外におすすめの仮想通貨について知りたい方は、【仮想通貨おすすめランキング!人気銘柄を時価総額・将来性で比較!】を参考にしていただければと思います。

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