タイの金融市場規制当局がICOでの資金調達および基軸仮想通貨取引ペアの一部を除外へ
2月28日(木)タイの証券取引委員会(SEC)は、基軸仮想通貨ペアのリストからビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)を削除したと発表しました。
タイSECは 昨年7月に「タイ国内のICO(イニシャル・コイン・オファリング)に関する法規制を7月16日から施行する」と発表していました。
当時、タイSECは、タイバーツおよび7つの仮想通貨がICOへの投資や仮想通貨の取引に使用できると述べていましたが、今回の発表により今後タイでは、以下の4つの仮想通貨を基軸としたペアでの取引が可能ということになります。
・ビットコイン (BTC)
・イーサリアム (ETH)
・リップル(XRP)
・ステラ (XLM)
“In any case, the list update has no impact on investors or digital asset businesses because so far no ICO has been launched and the operating digital asset exchanges have never used BCH, ETC or LTC as base trading pairs,”
タイSECは「いずれにしても、これまでのところICOはローンチさられておらず、稼働中の仮想通貨取引所は基軸取引ペアとしてBCH、ETC、またはLTCを使用したことがないため、リスト更新による投資家または仮想通貨ビジネスへの影響はありません。」
と語っています。
参考記事はこちら
Thai SEC Bans Three Cryptocurrencies from ICO Investment, Trading Pairs