Moneroのウォレットの選び方
Moneroを保管するウォレットの種類には大きく5種類存在し、安全性や利便性などが大きく異なるため、目的に応じて使い分ける必要があります。
ハードウェアウォレット、ペーパーウォレットは、オフラインで秘密鍵を管理するので安全性が非常に高いですが、保管した通貨を取り出して送金するのに手間がかかってしまうというデメリットがあります。
また、オンラインウォレットやローカルウォレットは、オンライン上で管理されているので送金などのアクセスがしやすいですが、ハッキングなどのリスクに晒される事になるので安全性の面ではハードウェアウォレットやペーパーウォレットには劣ります。
Moneroを保管するには、ウォレットを以下のように使い分けると良いでしょう。
・頻繁に送金する少額の資産 → 取引所、オンラインウォレット、ローカルウォレット
・長期保有する資産、大量にMoneroを保有している場合 → ハードウェアウォレット、ペーパーウォレット
さらに詳しくウォレットの種類について知りたい方は、「【仮想通貨】ウォレットとは?仕組みと種類を分かりやすく解説!」を参考にしてください。
Moneroのウォレット一覧
Moneroに対応しているウォレットを以下に一覧表でまとめ、日本語対応の有無、種類、料金などを比較しています。
ウォレット名 | 説明 |
---|---|
Binance(バイナンス) | 【種類】 取引所 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・世界最大級の取引所 ・取引手数料が安い |
My Monero | 【種類】 オンラインウォレット(ウェブウォレット) 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・Monero開発チームがサポートしているMenero専用ウォレット |
Monero公式ウォレット | 【種類】 ローカルウォレット(デスクトップウォレット) 【価格】 無料 【日本語対応】 あり 【説明】 ・Windows、Mac、Linuxに対応したMonero専用ウォレット |
Monero Wallet | 【種類】 ローカルウォレット(モバイルウォレット) 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・iOS、Androidに対応したMonero専用ウォレット |
Cake Wallet | 【種類】 ローカルウォレット(モバイルウォレット) 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・iOS版のみ ・複数アドレスを管理できる ・FaceID対応 ・主要通貨との交換可能 |
Monerujo | 【種類】 ローカルウォレット(モバイルウォレット) 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・Android版のみ ・複数アドレスを管理できる |
Ledger Nano S | 【種類】 ハードウェアウォレット 【価格】 1万円~2万円 【日本語対応】 なし 【説明】 ・30種類の通貨に対応 ・Windows、Mac、Linuxに対応 |
Monero offline wallet generator | 【種類】 ペーパーウォレット 【価格】 無料 【日本語対応】 なし 【説明】 ・MoneroとAeonに対応しているペーパーウォレットを作成するサイト |
Moneroにおすすめのウォレット
Monero公式ウォレット
Monero公式サイトから無料でダウンロードできるデスクトップウォレットで、日本語に対応しています。秘密鍵がオフラインで保管されるのでセキュリティが高く、マイニングの報酬受取としても相性が良いです。Moneroを大量に保有していたり、長期保有する予定の人におすすめのウォレットです。
ブロックチェーンのダウンロードがされるので設定する際に数十時間かかる事があります。ダウンロードには時間がかかる事と容量が多く必要である事を念頭に置きましょう。