SBIが今夏に仮想通貨取引所のサービス開始へ!最小スプレッドで業界トップを目指す!

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SBIVC(バーチャルカレンシーズ)が今年夏にサービス開始予定!

SBIホールディングスは4月26日、2018年3月期決算説明会を開催しました。決算説明会のなかで、代表取締役社長の北尾吉孝氏が仮想通貨子会社SBIバーチャル・カーレンシーズの販売所・取引所サービスの開始時期について「2018年夏に開始時期に関する結論を出す予定である」と発表しました。

 

さらに、記者の「早ければ夏に始めるのか?」という質問に対して「そうです。早ければ夏に開始する」と明らかにしました。

 

これまでSBIは昨年夏にサービス開始予定としていましたが、それ以降複数回の延期を繰り返していました。昨年末には先行登録が実施され、今年の1月末には一部顧客を対象に限定的なサービスが開始されていましたが、一般向けにサービスが開始されていない状況でした。

 

参考記事:SBIVC(SBIバーチャルカレンシーズ)のサービス開始時期が延期!

取引所のスプレッドを最小を目指す!

北尾氏は、SBIVCの戦略についてスプレッドを業界最小に設定し、グループ企業とのシナジーを活用することで、直ちに業界トップになる」と自信を示しています。また、今回発表されたSBIVCに関する情報を下記にまとめています。

 

項目詳細
仮想通貨取引所サービス名SBIVC(SBIバーチャルカレンシーズ)
取扱い通貨BTCBCHETHXRP
匿名通貨の取扱い一切扱わない
スプレッド業界最小水準を目指す

 

SBIVCの取扱い通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の4種類とされています。北尾氏曰く、特にビットコインキャッシュに注力していく予定だと語っています。

 

また、コインチェックの仮想通貨流出事件で流出したNEMなどの匿名通貨の取扱いについて北尾氏は「一切やらない」と明言しています。こうした背景としては、匿名通貨がマネーロンダリング(資金洗浄)や不法行為の決済手段として利用されることが多いことから、金融庁が懸念視していることを意識していると考えられます。

 

SBIは、これまでSBI証券やSBIリクイディティ・マーケットなど自社が展開する金融サービスにおいて手数料を安く抑えることで顧客を増やしてきた実績を持っており、SBIバーチャルカレンシーズでも同様に、スプレッド(手数料)を安く抑えることで顧客獲得を行なう戦略を展開するとされています。

 

また、合計で850万口座あると言われている金融関連グループ企業からの顧客流入が見込めるため、直ちに業界トップになると発言しています。

 

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