「地獄の一週間」から一転、仮想通貨市場全体が20%以上の上昇
先週は仮想通貨市場大暴落の話題でもちきりでした。CNBCが「地獄の一週間」と呼んだように、ほぼすべての仮想通貨が暴落し、2021年初のレベル、時にはそれ以下まで下落しました。今週に入ってそれが一転、大きく反発しています。
ビットコインは日曜日に32,000ドル以下に急落した後、月曜日に39,000ドルのレベルを超えて反発、イーサリアムは日曜日の1,800ドル未満から月曜日には2,600ドル以上にまで価格を戻しています。
他の仮想通貨も活気づき、底値からの上昇率は最低でも20%近くに達しました。ドージコインなどのミームコインも例に漏れず、24セントから36セントにまで上昇。この24時間で下向きの動きを下のは、あまり知られていないコインだけでした。
先週の暴落の背景には、中国と米国の当局が仮想通貨に対する規制・徴税に対する強化の動き、イーロン・マスクの環境視点のビットコイン批判があります。これはあらゆるメディアで報道されています。
イーロンマスク、マイケルセイラーらがビットコイン・マイニング・カウンシル設立
今週月曜日、気まぐれなビリオネア、イーロン・マスク氏は次の動きを見せました。同氏はテスラ車購入の決済手段として、ビットコイン支払いを停止すると発表してわずか2週間弱ですが、北米のビットコインマイニング企業幹部とミーティングをしたことをツイートしています。
このミーティングでは、持続可能な仮想通貨マイニングの取り組みを奨励することを目的としたBitcoin Mining Council(ビットコイン・マイニング・カウンシル)の設立に至りました。
同時に、最大のビットコイン保有企業であるビジネスアナリティクス企業「マイクロストラテジー」のマイケル・セイラーCEOも、イーロン・マスクとArgo Blockchain、Blockcap、Core Scientific、Galaxy Digital、HIVE Blockchain、Marathon Digital Holdingsなど、北米の主要なビットコインマイニング業者の幹部との会合を主催したことを明らかにしました。
ビットコイン市場を牽引する有力者達の新たな動きは注目を集め、市場もポジティブに反応しています。
リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。
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