Cool Wallet S(クールウォレットS)とは?
Cool Wallet Sとは、SBIも出資している台湾のCoolBitX社が提供しているハードウェアウォレットになります。ハードウェアウォレットは、秘密鍵をオフラインで管理するため、ウェブウォレットや取引所と比較すると、各段に安全性が高いため、長期保有用のコインを管理したい人や多額のコインを管理する人におすすめになります。
ウォレットの種類については、「【仮想通貨】ウォレットとは?仕組みと種類を分かりやすく解説!」にまとめてありますので、こちらも参考にしてください。
また、Cool Wallet Sの対応通貨は、以下の6種類になっています。
Cool Wallet S(クールウォレットS)の買い方、購入方法
Cool Wallet Sを購入するとき、必ず正規代理店から購入するようにしてください。Amazonで購入したり、他人から譲ってもらった場合、ウイルスやマルウェアが仕込まれている可能性が否定できないため、大切な資産を守るためにも、正規の代理店から購入することを強く推奨します。
Cool Wallet S(クールウォレットS)の使い方
Cool Wallet Sの使い方を順に説明していきます。なお、Cool Wallet Sは、スマホアプリからのみ操作ができ、PCからは操作することができません。
専用アプリのインストール
まずは、Cool Wallet S専用のアプリをApp StoreもしくはGoogle Playからインストールします。検索する場合、「Cool Wallet S」と検索しても出てこないため、「CoolBitX Crypto」と検索するようにしてください。
アプリとCool Wallet Sのペアリング
まずは、アプリとCool Wallet Sのペアリングの作業が必要になります。アプリを起動すると、位置情報へのアクセスが求められますので、「許可」をタップします。
すると、探索を開始しますので、Cool Wallet Sの裏側の右側になる「電源ボタン(黄色の丸いボタン)」をクリックします。
うまく接続ができると、スマホアプリにCool Wallet Sのシリアルナンバー(裏面の左上に記載されるCWSから始める番号)が表示されますので、間違いがないかを確認し、「接続」をクリックします。
Cool Wallet Sの白い画面に黒色で6桁の数字が表示されますので、そちらを入力し、「ペアリング」をタップします。
Cool Wallet Sに「PRESS BOTTON」と表示されますので、先ほどと同じように電源ボタンをクリックします。
すると、以下のように「PAIRED」と表示されます。
ここまでの作業が完了すると、アプリとCool Wallet Sのペアリングが完了します。
ウォレットの作成
ペアリングの作業が完了したら、次はウォレットの作成を行います。アプリを起動し、「ウォレットの作成」をタップします。
次にシード(バックアップコード)の作成を行いますので、「シードの生成」をタップします。
シードは、5桁の数字が12個、18個、24個の場合の3パターンから選択することができますが、最も安全性が高い24個が推奨になります。
シードが表示されますので、紙にメモしていきます。全てのメモが完了したら、「シードを書き写して保存してください」をタップしてます。
※メールでもシードのバックアップを行うことができますが、セキュリティの観点からは余りおすすめできません。面倒でも手でメモしていくことをおすすめします。
次に先ほどメモしたシードの合計値を電卓で計算して、入力した後、「認証」をクリックします。
少し時間がかかりますが、正しい合計値が入力された場合、以下のような画面が表示されます。
コインの受け取り方法
下部にあるメニューの「受け取る」をタップすると、受け取りアドレスを確認することができます。受け取りアドレスはコインごとに異なっていますので、右上にあるコインの表示を確認するようにしてください。
バーコード下にある「コピーマーク」をタップすると、アドレスをコピーすることができますので、他のウォレットや取引所から送金を行います。
コインの送金方法
下部のメニューから、「送金」をタップします。すると以下のような画面に進みますので、「送金先のアドレス」、「金額」を入力し、「NEXT」をタップします。