THEOの手数料が高いのではないかと気になっていませんか?
入金方法も事前に確認しておきたいところです。
THEOの手数料と入金方法について詳しく解説します。
THEO(テオ)の手数料
今までの手数料
これまで、THEOの手数料は年率預け資産の1%とされていました。
手数料と聞くとTHEOの利益になるように思えますが、それだけではありません。
この1%の中に、取引のために支払わなければならないETFの売買手数料や出金手数料、為替手数料等が含まれています。
もろもろの手数料を含めて1%なので、金額が分かりやすいです。
自分で海外ETFの取引をすると、困るのは手数料が分かりづらいことだけではありません。
証券会社が定めた売買手数料が発生することも多く、取引が多くなるほど負担が増えてしまいます。
少しでも利益を増やすためマメに取引したくなりそうですが、手数料負担が増えるとなると二の足を踏んでしまいます。
その点、THEOは年率1%と金額が固定されています。
自動で売買されたからといって手数料負担が増えることもなく、安心して預けることができます。
さらに、3000万円以上を預ければ3000万円を超えた分の手数料は半額になります。
5000万円預けたとしたら、年間の手数料は3000万円の1%と2000万円0.5%とを合わせて合計40万円になる計算です。
新手数料体系
これまで3000万円未満の預け入れにかかる手数料は1%に固定されていましたが、2019年4月からTHEO Color Paletteという新しい手数料体系に変更されました。
これは、対象となる3か月間の入出金額に応じて手数料が安くなるシステムです。
もともと1%かかる手数料を最大で0.65%にまで下げることができ、お得に運用できるようになります。
3000万円を超えた分の手数料は、従来通り0.5%です。
THEO Color Paletteで手数料を下げるためには、対象期間中に「毎月積立をしている」「出金をしていない」という2つの条件を満たす必要があります。
この条件さえ満たせば、申込み手続きは必要なく自動的に適用されます。
毎月の積立については、定期積立であるTHEO積立を選択すれば心配いらないでしょう。
お金に余裕ができたタイミングで入金しようと考えている人も、できるだけ毎月1回以上入金するのが良さそうです。
THEO積立投資について詳しく知りたい方は、こちらの記事『THEO(テオ)積立投資とは?メリット・デメリットや設定方法を解説!』をご覧ください。
出金についても、長期的に運用するなら当面は利用しないでしょう。
手数料減額のメリットを受けるためにも、慌てて出金する必要がない余裕資金で投資することをおすすめします。
肝心の手数料体系をご紹介します。
まず、対象となる期間は4~6月、7~9月、10~12月、1~3月の3か月間ずつに設定されます。
4~6月の実績に応じて7~9月の手数料が決まり、今度は7~9月の実績に応じて次の10~12月の手数料が決まるという具合です。
手数料の判定は、運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均によって決まります。
例えば、もともと20万円を入金済で、対象期間中に月3万円ずつ積み立てたとしましょう。
対象期間が4~6月なら、4月末時点までの入金額は23万円、5月末は26万円、6月末は29万円になります。
3か月間の平均が26万円なので、7~9月のカラーはブルーとなります。
積立を続ければ金額も増えていきます。
このペースで積立を続ければ、翌年の1月末は50万円、2月末は53万円、3月末は56万円となり、4~6月のカラーはグリーンとなります。
長く続ければそれだけ手数料が下がり、お得になっていくのです。
このTHEO Color Paletteは、3000万円以内の預け資産に対してのみ適用されます。
3000万円を超えた分はもともと手数料が0.5%と低いです。
このシステムによって値上がりする心配は不要です。
ちなみに、THEO Color Paletteのランクに色が用いられているのは、THEO自体が画家・ゴッホを経済的に支えた弟の名前に由来していることと関わっていそうです。
各カラーのイラストもゴッホの絵がモチーフとなっています。
THEO Color Paletteについては、こちらの記事『THEO Color Palette(テオカラーパレット)とは?手数料体系や適用条件について解説!』で詳しく解説しています。
気になる方は是非ご覧ください。
THEOの手数料は妥当か?
結論から言えば、THEOの手数料は妥当であると言えます。
THEOに任せてしまわず自分で投資すれば手数料を抑えることはできますが、それには結構な手間がかかります。
細かく相場をチェックし、割安なタイミングを狙う作業そのものを楽しめる人には良いかもしれません。
しかし資産運用のためにそこまで時間を割きたくないと考えるなら、自動運用は便利です。
THEOなら入金さえすれば後は放っておいても堅調に資産を増やしてくれます。
投資の初心者だけでなく経験者にとっても、手間をかけずに資産運用できることは大きなメリットです。
ロボアドバイザーを利用する資産運用サービスは他にもいくつかありますが、手数料は同じ程度です。
それならば、最低投資額が1万円と少額だったり、国際分散投資でリスクを小さくできる強みを持っているTHEOの利用は良い選択肢でしょう。
THEO(テオ)の入金方法
3種類の入金方法
THEOの入金方法は「クイック入金」「銀行振込」「THEO積立」の3種類です。
それぞれ下記の特徴があります。
クイック入金 | 銀行振込 | THEO積立 | |
振込手数料 | 無料 | 入金元の所定手数料 | 無料 |
反映のタイミング | 即時反映 | 最短で翌営業日 | 毎月1回 |
利用可能銀行 | 提携銀行のみ | 制限なし | 制限なし |
最低入金額 | 1万円 | 制限なし | 1万円 |
毎月定額を積み立てるならTHEO積立が便利です。
利用可能銀行の制限もなく、1回設定しておけば毎月自動的に入金できます。
手数料もかかりません。
収入があった時に不定期で積み立てるなら、クイック入金または銀行振込が良いでしょう。
クイック入金は手数料がかからず即時反映できることがメリットです。
ただし、利用可能銀行が提携する5つの銀行(住信SBIネット銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・じぶん銀行:2019年4月現在)に限られているため、口座を持っていない場合は新規開設の手間が生じます。
銀行振込は銀行の制限がありませんが、入金元の所定手数料がかかることがデメリットです。
反映のタイミングが最短で翌営業日とやや時間がかかる点も注意が必要です。
それぞれの入金方法を併用することもできます。
基本的にはTHEO積立を利用しておき、臨時収入があった時だけクイック入金や銀行振込で追加入金すれば効率よく運用できます。
なお、入金は日本円にしか対応していないのでご注意ください。
クイック入金の方法
THEOにログインすると、入金方法を選択する画面が登場します。
このうち「クイック入金」を選びます。
するとこちらの画面が現れます。
利用する銀行を選択し、入金額を記入して「銀行サイトへ進む」をクリックします。
すると、銀行サイトへのログイン画面が表示されます。
ログインして登録を完了させれば入金完了です。
このとき、利用する銀行口座の名義がTHEOの登録者と異なると入金できません。
必ず登録者本人の口座を利用してください。
また、THEOはアプリでも利用できますが、クイック入金はアプリでは使えません。
PCサイトで手続きが必要なのは、普段PCを利用しない人にとってはやや面倒な点と言えます。
銀行振込での入金方法
銀行振込の場合は、画面に表示される口座に入金します。
この口座は一人一人異なります。
インターネットバンキング、ATM、窓口のいずれも利用できます。
入金額の制限はありませんが、資産運用を始めるためには最低1万円の入金が必要です。
また、クイック入金と同じく口座名義はTHEO登録者本人のものしか利用できません。
THEO積立での入金方法
THEO積立を設定するには、ログイン後のトップページでTHEO積立を選択します。
すると、引落し口座の選択画面が現れます。
画面に表示されていない金融機関でも、銀行名を検索すれば出てきます。
銀行名を選択すると、続いて口座情報の記入欄が表示されます。
クイック入金や銀行振込と同様に、こちらも本人名義の口座しか使えません。
THEO積立の引落し日は毎月6日、12日、20日、26日の4つの中から選択できます。
また、口座への反映日は引落し日の3営業日後となります。
引落しから口座入金まで日数がかかると不安になってしまいますが、3営業日後にはきちんと入金されますので大丈夫です。
THEO(テオ)に入金するタイミング
クイック入金や銀行振込は好きなタイミングで入金できるので、いつ入金すればよいか迷ってしまう人もいるでしょう。
ETFが安価なタイミングを狙って買えればよいですが、いつ安くなるかはそうそう分かりません。
ただ1つ言えることは、変動はありながらも長期的には株価は右肩上がりになる可能性が高いということです。
ということは、購入が早いほど安く買えると考えて良いでしょう。
特にTHEOは中長期的な運用を目的としているので、短期的な変動があったとしても影響は大きくありません。
早く入金することで得られる利益のほうが大きいので、余裕資金ができたらすぐに入金することをおすすめします。
大きな利益を出すためには長期間の運用が必要です。
運用には当面使う予定がない余裕資金をあててください。
長く運用を続ければ、それだけ資産も増えることが期待できます。
THEOの新規お申込み手順については、こちらの記事『テオ(THEO)の新規お申込み、登録方法を解説!【5分で分かる】』で詳しく解説しています
THEOの口コミや評判について知りたい方は、こちらの記事『テオ(THEO)の評判・口コミ、メリット・デメリットを徹底解説!』をご覧ください。
また、当サイトがおすすめするロボアドバイザーを知りたい方は【ロボアドバイザー(AI投資)16社を比較!おすすめ業者をランキング形式で紹介!】を参考にしてください。
新規お申込み方法 | テオ(THEO)の新規お申込み、登録方法を解説! |
---|---|
評判・口コミ | テオ(THEO)の評判・口コミ、メリット・デメリットを徹底解説! |
THEO+docomo(テオプラスドコモ) | THEO+docomo(テオプラスドコモ)とは?特徴やメリット、新規お申込み方法などを解説! |
他社提携サービス | THEO(テオ)の他社提携サービスでもっとお得に資産運用! |
THEO Color Palette | THEO Color Palette(テオカラーパレット)とは?手数料体系や適用条件について解説! |
THEO積立投資 | THEO(テオ)積立投資とは?メリット・デメリットや設定方法を解説! |
比較 | ロボアドバイザー(AI投資)とは?メリット、デメリット、評判、口コミを徹底解説! |
【ロボアドバイザー(AI投資)16社を比較】おすすめ業者をランキング形式で紹介! | |
ウェルスナビ(WealthNavi)とTHEO(テオ)を徹底比較! |