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TRON(トロン/TRX)とは?
TRON(トロン/TRX)は、2017年8月28日に公開されたとても新しい仮想通貨ですが、すでに仮想通貨の時価総額ランキングでは1000種類以上ある仮想通貨のなかで、16位にランクインする人気アルトコインに成長しています。略号はTRXです。(2018年1月時点)
TRON(トロン)は、世界中の誰もが無料で楽しめるコンテンツエンターテイメントシステムの構築を目的としていて、クリエイターの活動支援に特化している仮想通貨となっています。
現在は、個人が誰でも簡単に動画などのコンテンツをインターネット上に公開し、ユーザーに楽しんでもらうことが出来る時代です。昔は、有名レーベルなどに所属するために路上ライブなどをして下積みをする必要がありましたが、個人が発信力を持つことで、誰でも情報発信をすることが出来るようになりました。TRONはこういったクリエイターを支援することを目的にした仮想通貨なのです。
ICOで見せた圧倒的な人気!
TRON(トロン)のICOが中国の取引所Binance(バイナンス)で実施されたときに、わずか30秒で完売するほどの人気を見せました。
ビットコインのマイニングを行なうBitmain社の社長で、ビットコインをはじめ仮想通貨の世界で多大な影響力を持つジハン・ウー氏がトロンに投資しているため、大きく注目を集めていたようです。さらにジハンウー氏は現在、TRONの公式ページにもアドバイザーとして顔を連ねるなどTRONと深い繋がりを持っているようです。
TRON(トロン/TRX)の仕組みや特徴
クリエイターに特化した仮想通貨
TRON(トロン)はクリエイター支援を目的とした仮想通貨で、イメージとしてはYoutuberのヒカルが騒動を起こして話題になったVALU(バリュー)に思想は似ています。クリエイター個人がTRONを利用して、独自トークンを発行できるようになります。
日本でもクリエイターが面白いコンテンツを作って話題になっても、作ったクリエイターにあまりお金が入らないという仕組みが問題に上がることが多いですが、こういった問題の解決を目指している仮想通貨がTRON(トロン)です。
Peiwo(会員数1000万人)に導入決定
中国の会員数1000万人を誇る音楽ストリーミングサービス「Peiwo」にTRONが導入されることが決定していて、ユーザーの5%がTRONを使うだけでも50万人がTRONを利用することになるので、流通量の拡大、ひいては価格高騰に繋がりそうです。さらには、TRONの通貨としての知名度の向上やコミュニティの形成などにも貢献してくれそうな大型の提携です。
※このPeiwoの運営会社はTRONの創業者Justin Sun(ジャスティン・サン)氏がCEOを務める会社です。最初から計画していたPeiwoのTRON導入だったことが分かります。
運営体制にジハンウー氏など
中国の超巨大マイニング企業Bitmain社(ビットマイン社)の社長で仮想通貨界の重鎮ジハンウー氏の名前が公式ページに名前を連ねているなど、アドバイザー的なポジションまたは、TRON運営の1人としてTRONに関わっているようです。
TRON(トロン/TRX)の将来性や今後の価格
TRON(トロン)の将来性や今後の価格はどう変動していくのでしょうか。今後の価格を予想する前にTRONのこれまでの価格推移を見ていきましょう。ICOでセール開始からわずか30秒で完売したところから振り返ってみましょう。
TRON(トロン/TRX)のチャート
中国の3大取引所OKExに新規上場
TRONが2017年12月22日に、中国の三大取引所の「OKEx」に上場することが決まり、TRXが高騰しました。OKExは世界で6番目に取引総額が大きい取引所なので、TRONに流入する資金も増大するという期待から価格が大いに高騰する結果となりました。
We just informed by @OKEx_ that @OKEx_ will list $trx on Dec 22nd 4pm and you can feel free to deposit at Dec 21st 7pm UTC+8. https://t.co/NhRM5XXJlc
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月21日
日本の取引所にも上場予定
TRONの創業者のJustin Sun(ジャスティン・サン)氏がツイッターで、日本を訪問することを発表し、日本の取引所やパートナー企業と会合の予定を公表していました。アリババとの提携が噂されるなど、今後もっとエキサイティングなニュースがくるということを予告しています。
Plan a trip to Japan this week. Will visit @binance_2017 and other Japan exchanges and partners. More exciting news to come!
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月18日
TRONは、創業者のJustin Sun氏が日本の取引所への上場を計画しているようですが、現時点では国内取引所では扱っていません。購入を希望される場合は、TRONがICOを行った中国の取引所で、取引量世界一位にも輝いた取引所「Binance(バイナンス)」がおすすめです。
Binance(バイナンス)は他の取引所と比較すると取引手数料が激安なので、TRON/TRX(トロン)を購入するにはベストの取引所です。
Binanceの登録で分からないことがあったら【Binance(バイナンス)の口座開設、登録、本人確認、二段階認証のやり方】を参考にしてください。