Coinsuper(コインスーパー)とは
Coinsuper(コインスーパー)は香港拠点の2018年に運営開始した比較的新しい仮想通貨取引所です。Coinmarketcapのデータによると世界の仮想通貨取引所の中で29位にランクインしています。(2019年3月12日現在)
一時は17位まで浮上していた事もあり、大手仮想通貨取引所の一つとなっています。
現在CoinSuperには、日本でも話題になったMINDOL(MIN/ミンドル)やANAの共同体が運営するACDコイン、The Midas Touch Gold (TMTG) 、Nagezeni(NZE/ナゲゼニ)等が上場しています。(Nagezeni(NZE/ナゲゼニ)は上場廃止となりました。)
現在これらの草コインは取引ボリュームが少ないですが、好材料により急騰することがあります。まだ口座開設を済ませていない方は今のうちに口座開設を済ませておくことをおすすめします。
Coinsuperの特徴は取引量の増加を目標としているのではなく、取引所同士を繋げる役割(セントラルハブ)を担うべく開発されているという点です。そのため、取引時間の調整や利用者保護、自主規制の実施など取引に関する様々なセキュリティにはこだわっています。
Coinsuper(コインスーパー)の特徴
取扱通貨
Coinsuperではビットコインキャッシュ(BCH)やイーサリアム(ETH)などを始めとした主要アルトコインはもちろん、時価総額ランキング1000位台の超マイナー通貨まで取り扱っています。
取り扱い通貨は法定通貨の米ドル($USD)を含め、58種類に登ります。規模の大きな通貨から草コインと呼ばれるようなマイナーな通貨まで揃っているため、バラエティに富んだ取引が可能となっています。
取引手数料
Coinsuperでは取引手数料の料金体系が非常に明確となっており、二種類の手数料が存在します。
一つはステーブルコインのテザー(USDT)もしくは米ドル(USD)建てでの取引手数料で、こちらは一律0.50%となっています。
一方のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、後述するCENトークン(CEN)建ての取引手数料は一律0.20%と安めに設定されています。
CENトークン
最近ではBinance(バイナンス)やHuobiなどの取引所が発行するユーティリティトークンが流行っていますが、Coinsuperでも独自のトークン、CENトークン(CEN)というものを発行しています。CENトークンは2018年7月に発行され、同取引所の人気を一気に押し上げた立役者でもあります。
取引所トークンにはそれぞれメリットや特典がありますが、CENトークンはその配当率および還元率の高さを最大のアピールポイントとしています。
Coinsuper(コインスーパー)のメリット
CENトークンの還元・配当
CENトークンの最大のメリットは取引手数料が100%CENトークンとして還元される点、トークンを配当として受け取れる点となっています。
CENトークンを保有していれば、取引の際に支払った取引手数料の100%がCENトークンで還元されます。つまり、ホルダーはCoinsuperにおける取引手数料が実質無料という事になります。
また、CoinsuperはCENトークンのホルダーに配当も行なっており、毎日配布が行われます。配当の仕組みとしては、同取引所が得る手数料収入のうち80%がCENトークンの保有量によってホルダーに分配されます。
配当を受け取るためには100CEN以上を保有していて1日一回以上の取引を行なっている必要があるため、この点にご注意ください。
取引高が上がる
CENトークンホルダーとして配当を受け取るためには、毎日一度は取引をしなければないため、取引所としての流動性は高い水準に保たれます。
注文をしたくても流動性が低いと取引すらできないという事態に陥ってしまうので、仮想通貨にとって市場の流動性は非常に大切な要素となっています。その点、Coinsuperではホルダーに取引の動機付けを行う事で流動性の確保に繋げています。
手数料が一律
先ほど取引手数料を紹介しましたが、Coinsuperでは手数料が二種類のみとなっており、非常に明快です。
また、どちらの手数料も簡単に計算できる数値となっており、取引の際にはすぐに手数料を把握する事ができます。
Coinsuper(コインスーパー)のデメリット
日本語に対応していない
Coinsuperは日本の取引所ではないため、日本語には対応していません。現在は英語、中国語、韓国語の3ヶ国語に対応しているので利用するにはこの言語のうちどれかを理解できる必要があります。
もしくはGoogle翻訳などの翻訳サービスを利用するという手もありますが、金銭的なやりとりを扱うため、意味の相違などにはご注意ください。
日本円(JPY)に対応していない
こちらも日本の仮想通貨取引所ではないためのデメリットとなりますが、Coinsuperは日本円の入出金および取引に対応していません。唯一対応している法定通貨は米ドル($USD)となっています。
日本からの取引の際には、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を国内の仮想通貨取引所で購入し、Coinsuperに送金する必要があります。
出金する際も同じく、資産をビットコインやイーサリアムに交換し、国内の取引所へ送金した後に日本円にするという手順を踏む必要があります。
日本の仮想通貨取引所でビットコインを購入する場合はこちらの記事を参考にしてください。
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現在中国は仮想通貨に対する規制を強化しており、大手仮想通貨取引所が国外へ拠点を移すという流れが起きています。
香港に拠点を置くCoinsuperもその例に漏れず、規制の影響で利用できなくなる可能性があります。利用の際にはこの点を念頭に置いておく事が重要になってきます。
また、日本における仮想通貨取引所の法律が厳しくなる事によって国内から締め出されてしまうという可能性も存在します。
Coinsuper(コインスーパー)の口座開設方法
アカウント登録
まずはCoinsuperの公式サイト(https://www.coinsuper.com/)へ行きます。
アカウント登録の画面に移ったら上からメールアドレス、パスワード、パスワード再入力をしてチェックボックスにチェックを入れます。
入力後、Registerをクリックするとパズルが表示されます。ロボットによる登録ではない事を確認するためのもので、表示されている図形の順番にクリックしていきます。パズルのピースをスライドさせてはめ込むタイプなども存在します。
その後、入力したメールアドレス宛に確認コードが送られてくるのでそれを入力して登録完了となります。
Fund Passwordの設定
アカウント登録後、入出金を行うためにはFund Passwardというものを設定する必要があります。これは入出金を行うために必要なので最初に設定しておきましょう。
マイページ左のメニューから「Security Center」を選択して設定画面へと進みます。
2段階認証
自身のアカウントのセキュリティをより強固なものにするために、2段階認証の設定は必須となっています。
こちらもFund Passwordと同じく、Security Centerから設定します。おすすめはGoogle Authenticatorとなっています。まずは、こちら(GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.authenticator2)(AppStore: https://itunes.apple.com/us/app/google-authenticator/id388497605?mt=8)からアプリをダウンロードします。
「Bind」をクリックすると、QRコードが表示されるのでアプリで読み込みます。続いてアプリの画面に表示された6桁の数字を入力して、「Send Vertification Code」をクリックします。
登録したメールアドレス宛に届いたコードも入力すると、2段階認証の設定が完了します。
身分証確認
最後の設定として、身分証確認を行いましょう。マイページ左側のメニューから「Identity Vertification」を選択して個人の方は「Personal」、法人の方は「Enterprise」を選択します。
こちらは上から居住国、使用する身分証の種類、苗字、名前、パスポート番号、有効期限、性別、生年月日となっています。
続いて写真をアップロードする部分は一番上がパスポートの顔写真が付いているページ、二番目がパスポートと顔が写ったセルフィー、三つ目が公共料金等の明細等(英語で書かれている必要あり)になります。
銀行の残高証明やクレジットカードの請求明細でも可能と書かれているので、各会社に問い合わせて発行してもらうのが良いかと思います。
この取引所は海外取引所のため、日本円の入金及び日本円での取引ができません。 まずは国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で日本円からビットコイン(BTC)などに交換した上で、送金する必要があります。 コインメディアがおススメする国内の暗号資産(仮想通貨)取引所はGMOコインです。 GMOコインから海外取引所への送金方法は【GMOコイン送金方法】を参考にしてください。