DMM FXの実際の評判はどうなの?噂の真偽と使いやすい点も

 

 

FXを始める時はどの口座にしようか迷って、色々なサイトで大手FX会社の評判を調べる人もいるでしょう。

 

FXを始めようと思っている人ならDMM FXは聞いたことがあると思います。しかし、調べて行くうちにDMM FXの悪い評判を目にしてしまって不安という方もいるでしょう。

 

ここでは、メリットとデメリットを整理し、悪い噂の真偽を紹介します。どの会社でも良いところ・使いにくいところがありますので、ご自分に合った取引ができるところを見つけましょう。

 

 DMM FXは大手だけど悪い評判もある…デメリット3つとは

 

DMM FXは口座開設数80万口座(2020年8月公表時点)を突破している大手のFX会社です。しかし、どの会社でも使いにくい点があるのは仕方のないことです。使いにくい点を含めて自分自身に合った取引所を見極めるべきでしょう。

 

ここでは、DMM FXの使い勝手が悪いとされる評判を実際に使っているユーザー視点で3つご紹介します。

 

 スキャルピングの禁止

 

スキャルピングとは超短期売買のことを指しており、1pipsの利益を目的に数秒で決済したりしながら細かく取引を行うトレーディングのことです。

 

スプレッドに競争力のあるDMM FXですが、スキャルピングが禁止となると一日何十回も取引を行うようなスタイルのトレーダーは利用できない状況となっています。

 

またDMM FXはこの超短期売買についての定義を明確に示しておらず、どこから超短期売買に該当するのかわからないという点も利用者にとっては使いにくいとされます。

 

 トルコリラ/円(TRYJPY)メキシコペソ/円(MXNJPY)が取り扱いなし

 

日本では高金利通貨であるトルコリラ円通貨ペアをスワップポイント目的でトレードする投資家が比較的多い中、DMM FXでは取り扱っていないことはデメリットといえます。

 

また同様にメキシコペソ円も取り扱いがなく、高金利通貨でスワップポイント運用をする中長期的な投資家はDMM FXが使いづらいと感じるかもしれません。

 

 最小取引通貨単位が10,000通貨から

 

10,000通貨単位の場合ドル円でも数万円入金して初めて取引が可能となるため、ハードルが上がると感じる方もいるでしょう。他社のFX会社では最初取引通貨単位が1,000通貨単位のところもあります。

 

また、リスク分散の観点からも1,000通貨単位で取引を行うことで、価格帯ごとに分けて取引を行うことができたりしますが、10,000通貨単位だと細かく分けて取引ができないため、デメリットと感じる投資家もいるでしょう。

 

 DMM FXの悪い評判を聞いた!本当に起こっていることなの?

 

ネットで検索をしているとDMM FXのこんな評判が出てくることがあります。「怖気付く投資家がいる」「実態が良くない」などです。

 

悪い口コミの真偽は、口座開設の前に確かめておきましょう。

 

 知っておきたい悪い噂とは

 

本当かどうか確かめたくなるDMM FXの評判が次の3つです。

 

・口座が凍結される

・約定拒否される

・出金拒否される

 

これだけ聞くと「怖くて利用したくない」と思う方もいらっしゃるでしょう。噂だけで取引所を決めるのではなく、悪い噂が本当なのか、どんな場合に起こるのかを知っておくと安心できます。

 

 出金拒否された人はいるのか

 

ネット上の調べから結論をいうと、「出金拒否をされた人はいない」です。

 

しかし、「出金が取り消された」という人はいるようです。これは、出金を予約した後で追加の証拠金が必要になった場合です。

 

この場合、出金予約は取り消されて追加証拠金を解消するのに充てられています。そのため、ユーザーにとって不利になっているわけではなく、不正などでもありません。

 

また、次のような場合も出金の予約が取り消される原因となりますので焦らずに原因を探りましょう。

 

・相場の急変動でロスカットが発生→純資産額がなくなった場合

・預託証拠金が出金予定額を下回っている

 

 約定拒否や口座凍結はどんな時に起こる?

 

普段使っている時は約定拒否がなく、約定スピードも良いです。しかし、相場が急に変わって注文が多くなった際に約定拒否が発生することがあります。

 

また、口座凍結されたという事例では、「秒単位での売買」が鍵のようです。

 

不自然な取引で口座凍結されてしまうと、解約手続きをされてしまうので、注意が必要です。普通に使っていれば起こらないことですが、FXに慣れている方などは使い方に気をつけましょう。

 

 実際にはメリットもたくさん!DMM FXの良い評判とは

 

DMM FXの悪い評判やデメリットだけを聞くと、「信用できない」と思ってしまう方も多いでしょう。しかし、初心者や中長期的に投資をしていこうという方にはDMM FXには良い評判がたくさんあります。

 

ここからは、DMM FXの良い評判をご紹介致します。

 

 問い合わせサービスが充実

 

DMMFXではLINEでの顧客からの質問を受け付けています。通常は電話やメールが一般的ですが、LINEで友達登録を行えば空いた時間で手軽に問い合わせができるというのはユーザーフレンドリーな点と言えるでしょう。

 

LINEでのお問い合わせの場合、メールアドレスや名前、個人情報も必要ではないため、手軽に質問できるというのは心強いです。さらに、24時間受付しているため時間を問わず取引をしている方には嬉しいメリットです。

 

 取引ツールが使いやすい

 

DMM FXの取引ツールはユーザビリティが高いことで定評があります。DMM FXのアプリではアプリのみで取引から、入出金や取引履歴のチェック、テクニカル分析まで網羅されています。

 

DMM FXのツールは下記の3種類があります。

 

【PC用】

・DMM FX PLUS

 

DMMFX PLUS

https://fx.dmm.com/fx/service/tool/plus/

 

・DMMFX STANDARD

 

DMM FX STANDARD

https://fx.dmm.com/fx/service/tool/standard/

 

【その他】

・プレミアチャート

 

DMMFXプレミアチャート

https://fx.dmm.com/fx/service/tool/premiere_chart/

 

最後のプレミアチャートは29種類のテクニカル指標を機能として備えており、画面もカスタマイズできるような仕様でユーザビリティの高い画面となっています。

 

またワンクリック「決済同時発注」という機能を備えており、これは事前にストリーミングのワンクリック注文時の画面上で損切り注文をpips単位で設定しておくことで、エントリーと同時に決済注文も同時に発注できます。そのため頻繁に売買するトレーダーにとってはとても役に立つものでしょう。

 

また、売買比率をチェックする画面も搭載されています。

 

売買比率はFXではとても重要なものであり、マーケットのポジション動向を頭に入れて行わないと方向性を見誤ることになります。通常FXというのは相対取引のため、取引相手はFX会社になることから、どのような注文が顧客から入ってきているのかはわからないものです。(クリック365は取引所取引のため情報が公開されている。)

 

FX会社はこの顧客のポジション動向を公開する義務はありませんが、情報としてはとても重要なものなのでDMM FXは顧客のために開示してくれていると考えられます。

 

 競争力のあるスプレッド

 

下記がDMM FXのスプレッドです。

 

DMMFXのスプレッドはトップクラス

https://fx.dmm.com/fx/service/spread/

 

この中でもドル円のスプレッドの0.2銭は他社対比でもトップクラスのスプレッドのため、頻繁にドル円も売買するトレーダーであればとても嬉しいポイントとでしょう。

 

スプレッドは取引コストとほぼ同様であり、スプレッドが狭いことはコストが低いと同義になります。

 

当然トレーディングのスタイルによってはスプレッドに大きな重要性がない投資家もいるかもしれませんが、可能な限りスプレッドは狭いところで取引することがいいでしょう。

 

DMM FXには良い評判もたくさんありますが、他の取引所と比較して口座開設を検討するのもおすすめです。大手FX会社3社を比較してみたい方は、次の記事も参考にしてみてください。

 

「おすすめのFX会社はどこ?評判から3社を比較して納得できる取引を」

まとめ

 

どのFX会社にもメリット・デメリットはあります。DMM FXには悪い評判や噂がありますが、その真偽を見極めるとメリットの部分を安心して利用できるのではないでしょうか。

 

総合的にみると、DMM FXはユーザーからの評価もよく初心者向けのユーザビリティも備えていることから、総合的にバランスのいいFX会社と言えるでしょう。

 

デメリットや噂もありますが、使い方によっては問題が起こる可能性があるということなので、最初にどう使っていくかを考えてから選ぶのがおすすめです。

 

DMM FXの評判だけではなく、デモツールを使ったり、一度口座開設を行いユーザビリティ含めて自分自身で判断してみてはいかがでしょうか。

 

 

記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12



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