The DAO事件とは?DAOプロジェクト概要やその後の対策を徹底解説!

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そもそもThe DAOとは?

The DAOとは、「分散型投資ファンド」の設立を目指し、2016年に発足されたプロジェクトのことで、このプロジェクトで利用される仮想通貨がDAOになります。The DAOはイーサリアム上に構築されており、当時行われたICOではわずか28日間の間に約150億円を調達したことでも話題になりました。

 

TheDAOの目的は、「非中央集権的に投資をする土台を構築すること」で、通常投資をする際には投資ファンドなどが介しますが、TheDAOを利用することによってこうした媒介が不要になります。

 

また、TheDAOは既存の通貨システムにおける中銀のようなものが存在せず、ユーザー間で維持していくシステムであることもあり、自律分散型投資ファンドとも呼ばれます。The DAOの名前自体が「decentralized autonomous organization(自律的非中央組織)」から来ていることもポイントでしょう。

The DAOのメリット

手数料がかからないため、投資益が損なわれない

The DAOのメリットは様々なものがありますが、手数料がかからないこともその一つです。通常ETFや投資信託などの投資ファンドを利用する際には一定の手数料がかかるため、手数料によってかなりの投資益が損なわれることも少なくありません。

 

しかし、The DAOは特に管理する会社なども存在していないため、関連する手数料などがかからず、コストエフェクティブに投資することができるという特徴があります。

投資先が非中央集権的に決定される

The DAOの場合、特定のファンドマネージャーが投資先を決定するのではなく、トークン保有者による投票で決定されるため、集合知を活用してスマートに投資できるというメリットがあります。

 

万が一投票結果に納得ができない場合、後述する「スプリット」という機能を利用して、資金を移動することができるため、自分の意にそぐわない投資が行われることがありません。

The DAOの仕組み

DAOを購入

TheDAOに参加するためには仮想通貨であるDAOを購入する必要性があります。 このDAOは仮想通貨としてのも利用できますが、同時に株券と同じような働きももっています。つまり、DAOをより多く保有してればそれだけTheDAOにおける意思決定権がより得られるということです。

投資先の決定

The DAOは投資ファンドであるため、投資先を決定する必要性がありますが、この投資先はDAO保有者による投票で決定されます。なお、全ての提案が投票対象になる訳ではなく、ヴィタリック・ブテリン(イーサリアムの生みの親)などのキュレーターと呼ばれる提案の管理者によって、承認された提案のみが投票対象とされます。

トークンの持分比率に応じて配当が還元

The DAOの投資利益は参加者に分配されます。この分配率はDAOの保有数によって決まるため、より投資額が多ければ配当額も大きくなるというわけです。もちろん、投資が失敗した際には投資額が多ければそれだけ損害を被ることとなります。

「スプリット」によって、トークンをイーサリアムへ変換

スプリットもThe DAOを理解する際には欠かせないポイントです。例えば、The DAOに投資した後に投資先の投票内容に納得できないこともあるでしょう。ほかに、運営の体制自体が納得できないということも起こり得ます。こうした際に利用するのがスプリットです。

 

スプリットを利用することによって、The DAOの投資資金を再構築して新しいDAOを作ることができます。これによって、納得できない場合には参加を拒否することができるというわけです。このスプリットは詳しく説明するとかなり難解な概念ですが、簡単に言えば議会における拒否権のようなものだと考えてよいでしょう。

The DAO事件とは?

ハッキング

当初はうまく機能していたThe DAOでしたが、稼働して1か月後に複数のハッカーからハッキング攻撃を受けてしまいます。これはThe DAOのスプリット機能の脆弱性をつかれたものでしたが、このハッキングによってThe DAOの総資金の3分の1以上を盗まれてしまいます。

 

しかし、スプリット機能で分離された資金は、28日間移動できないというルールがあったため、保有者たちには対策を議論する時間が与えられました。対策案として、上がったのは以下の3つであり、最終的には3番目の対策であるハードフォークが実施され、盗まれた資金はすべて投資家に戻りました。

①特に対策をせずに、盗まれた資金をハッカーに引き渡す(投資家の手元に資金は戻らない)
ソフトフォークを実施することで、ハッカーのアドレスを無効にする(投資家の手元に資金は戻らない)
ハードフォークを実施することで、不正な取引を無効にする(投資家の手元に資金は戻る

とはいえ、このハードフォークは非中央集権的な理念に反する中央集権的な施策であり、後のイーサリアムクラシックの分離に繋がるなど、もろ刃の剣であったと言えます。

The DAO事件のその後

The DAO事件の後に起こったことの一つがイーサリアムクラシック(ETC)の誕生です。中央集権的なハードフォークには反対者が多くいましたが、ハードフォークに反対する人達の働きで生まれたのがこのイーサリアムクラシックでした。

 

イーサリアムクラシックは、「Code is Low(コードが法である)」という理念を掲げるなど、非中央集権的であることを支持しており、イーサリアムとはその理念の面で違いがある通貨と言えるでしょう。

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