2018年3月までのICO調達金額は6300億円!すでに2017年の調達額超え!
アメリカの大手仮想通貨情報メディアのコインデスクは、2018年第1四半期(1月~3月まで)の3ヶ月間で実施されたICO案件の合計調達額が約6500億円となり、昨年(2017年)の1年で調達総額を早くも上回っていることから、ICOコイン(新規発行される仮想通貨)の根強い人気が明らかになりました。
また、ICO調達額の内訳を見ていくと、2018年第1四半期のICO実行数は2017年の通年のICO実行数の59%となっています。従って、ICO案件ごとの調達単価が昨年より高くなっていることが分かります。
CoinDeskのICO TrackerによるとこれまでのICO調達金額の最高記録はTelegram(テレグラム)が発行したGRAMトークンで、調達額は1700億円(17億ドル)を超える規模になっています。
ICO規制の動きについて
一方で、ICOを利用したマネーロンダリング(資金洗浄)や詐欺など不正行為が目立っており、また、ICO発行者が調達した金額を持ち逃げするといったICO詐欺なども多いため、世界各国がICOの規制を表明しています。今後ICOの規制が強くなる可能性が高いです。これまでニュースになっている各国、サービスのICO規制をまとめています。
国家・サービス | 規制内容 |
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総合まとめ | 各国の仮想通貨・ICOへの規制状況まとめ |
グーグル | グーグルが仮想通貨・ICO関連の広告を禁止へ |
ツイッター | ツイッターもICOや仮想通貨関連の広告を禁止か! |
オーストリア | オーストリアが仮想通貨への規制方針を提示!ICOも規制対象か! |
ベトナム | アイファンとピンコインのICO詐欺疑惑を受けて、ベトナム首相が仮想通貨法強化! |