foxicoとは
foxicoとは、ICO(Initial Coin Offering)の評価サイトです。こうした評価サイトを利用することでICOに参加する前に、そのICOの信頼性の高さや将来性を理解する助けになります。ICORATINGやICObenchに比べ取り扱いのあるICOプロジェクトが少ないなどの欠点があるのの日本語対応しているので参考になる部分も多いでしょう。
日本語対応しているものの翻訳の精度は現状では低く一部は英語になっています。Bitinvestorsも日本語対応のしているICO評価サイトですがICORATINGやICObenchと比較して取り扱いのICOプロジェクトが少なく、また情報も多くないので海外サイトと併用することをオススメします。
foxicoの使い方
foxicoの使い方は下記の手順で進めていきます。
- foxico公式サイトにアクセスし、興味のある・参加予定のICOを見ていく
- ICOの詳細情報
foxico公式サイトにアクセスし、興味のある・参加予定のICOを見ていく
最初にfoxico公式サイトにアクセスします。下記のサイトに遷移したら完了です。
トップページでは、「人気のある」、「オンゴーイング(実施中)」、「今後の(実施予定)」、「過去の」の4つから選択して見ることができます。
またトップページでは主に下記の4点が記載されています。
- レーティング(評価)
- プロジェクト(ICOのプロジェクト名)
- オープン(開始日)
- 終わり(終了日)
また一部の人気ICOの欄はReport(レポート)があります。このReportではfoxico独自のそのICOに関する独自レポートを見ることができます。
注意点として、英語表記になっているので英語が得意でない方にとってはハードルが高く、公式サイトを見た方がよい場合もあります。
ICOの詳細情報
具体的に個別ページを見ていきましょう。今回は、PatronのICOに関する情報を見ていきます。下記のような流れで解説をしていきます。
- 情報
- ビデオ
- チーム
- 相談相手
- SNS
- ウィジェット
情報
ここでは下記のような内容が記載されています。
総合点 | 総合点の算出方法は下記を参照ください。 |
チーム | チームメンバーをもとにどの程度信頼をおけるか |
MVP | ボーナスがつくか※正しいのかわかりませんでした |
アイディア | そのプロジェクトのアイディアに対する評価 |
ライバル | 競合がどれだけいるか |
市場 | どのような種類のプロジェクトか |
総合点
- 問題
- 解決
- チーム
- プロダクト/技術
- 競合
- 市場
- マーケティングチャネル
- 収益化
- トークンモデル
- ICOモデル
総合点は上記の情報をもとに算出されます。foxicoはマーケティングや競合の有無なども評価項目として存在するので市場としてどうかという観点において、信頼性が高いです。多くの評価サイトでは、それ自体の評価、つまりそのプロジェクトの特徴であったりチームメンバーに関する内容で評価を下しますが、foxicoでは他社などの外的な部分も評価に取り入れています。
ビデオ
ここでは公式動画の他にそのICOプロジェクトの解説をしています。具体的な情報を得るためには公式サイトやホワイトペーパーを見ることが大切ですが、おおまかな内容把握は可能です。
foxicoは日本語対応しているものの、この特徴の部分は全て英語表記です。公式サイトでは日本語対応しているものもあるので、できるだけ公式サイトに目を通してみましょう。
チーム
チームではそのプロジェクトを運営するメンバーが公開されています。メンバーのLinkedinが掲載されているので、そちらをクリックして、確認してみましょう。過去に参加したプロジェクトや実績を把握することができるので、それをもとに判断しましょう。とは言っても、メンバーでICOの良し悪しは判断しにくいので重要視する必要はありません。
相談相手
相談相手では、アドバイザーに誰が就任しているかを確認することができます。ICOによっては仮想通貨業界の権威(イーサリアムの生みの親ヴィタリック・ブテリン氏やNEM財団の代表のロン・ウォン氏など)が就任しているケースも多いです。興味のあるICOにおけるアドバイザーの経歴などはLinkedinのみならず検索などもしてみましょう。
SNS
そのICOプロジェクトでどのようなSNSを利用しているかを一目で把握することができます。一般的に、SNSの数が多ければ多いほど信頼性が高いです。公式Twitterや公式Facebookでは新しいニュースなどを投稿していることが多いので参加前には必ず確認しましょう。