シンガポールのZilliqaが日本のDMM、LayerXと提携を組むことを発表
昨日シンガポールで開催された会議で、日本でのScilla利用率拡大を目指し、ZilliqaがDMM、LayerXと提携を組むことを発表しました。
ブロックチェーンプラットフォームのシステムを持つZilliqaは、日本企業2社と提携を組み協力し合いながら、スマートコントラクト言語であるScillaの日本での普及を目標とするプロジェクトに取り組むことを発表しました。
2018年9月19日にシンガポールで行われた会議でZilliqaは、世界的に有名な仮想通貨取引プラットフォームやウォレットを持つコインベース、日本のブロックチェーンコンサルティング会社であり開発会社であるLayerX、そして日本の技術系最大手のDMMというブロックチェーン関連企業3社と、ツールの開発と活用事例、ブロックチェーン導入に向けた新しいイニシアティブに関する対談を行いました。
このイベントでZilliqaは、LayerXとDMMの双方と、スマートコントラクト言語であるScillaを、実践を通じて日本に広めていくことで同意しました。
Zilliqaはこのようなツイートを公開しています:“dApp発展を目的としてスマートコントラクト言語である#Scillaの普及させるため、@LayerXcomや@DMM_comとパートナーシップを組むことを、今日シンガポールの会議にて発表しました”
提携後の展望
この新しいパートナーシップがうまくいけば、仮想通貨に対して馴染みがあり、将来的にブロックチェーンを基にしたソリューションが採用される可能性が高い日本において、ブロックチェーンのスタートアップ事業を行うことがいかに重要かを証明できるでしょう。
Scillaについて
Scilla (Smart Contract Intermediate Level Language)は、セキュリティーや脆弱性の問題を直接解消し、dAppsの働きを形式的検証プロセスに従わせるよう、Zilliqaが開発したプログラミング言語です。
形式的検証は、証明管理システムを証明するにあたって、プログラムの特性を機械的に証明するための最先端の手法として実施されました。
LayerXとDMMについて
LayerXについて
LayerXは、アプリ開発会社のGunosyとICOコンサルティング事業会社のAnyPayの2社が合併した会社です。
スタートアップでは、スマートコントラクトの開発やコンサルティング、会計検査、トークンの実行可能性、デザインと実装、仮想通貨のマイニングなど、多岐にわたるブロックチェーン関連事業を展開しています。
DMMについて
DMMは、セキュリティーや外国為替に特化した、日本の電子商取引、エンターテイメントの最大手複合企業です。
DMMは今年の初めに、7種類の仮想通貨と14種類の通貨ペアの取引プラットフォームとなる仮想通貨DMM Bitcoinを発行したことで仮想通貨取引業界への参入を果たしている。現在はパソコン、アンドロイド、iOSで対応している。
Zilliqa partners with DMM and LayerX to expand adoption of Scilla in Japan
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