ICOとイーサリアムの深い関係性について
[ico01]ICOの際によく利用されるイーサリアム(ETH)ですが、イーサリアムも2014年8月にICOでの成功事例の1つです。現在では、プレセール時に比べ価値が3000倍以上にもなっているので、当時10万円分のイーサリアムを購入していたとすると現在の価値では3億円以上に相当する価値まで高騰しています。
ICOトークンとは?
ICOとは、Initial Coin Offeringの略です。仕組みは、ICOプロジェクト主催者が独自トークンを発行し、それを投資者に付与することで資金調達を行う仕組みのことです。リスクこそ高いものの、投資金額の数百倍の利益をあげることができる可能性があるのでICOへの参加を決める人は増加しています。
ICOに関しての詳しい内容は、「ICOとは?メリット、デメリット、IPOとの違い、参加時の注意点を解説!」で説明しているので興味のある方は参考にしてください。
イーサリアム(ETH)とは?
イーサリアムは、ビットコインに継ぐ時価総額ランキング2位の大人気仮想通貨です。
イーサリアムは、「取引情報」の記録のみならず、スマートコントラクトという「契約情報」や「履行条件」をブロックチェーン上に記録することができる非常に優れた機能を持っています。
イーサリアムに関しての詳しい内容は、「イーサリアムとは?特徴や仕組み、ビットコインとの違いを徹底解説!」で説明しているので興味のある方は参考にしてください。
以下では「多くのICOコインがイーサリアムのブロックチェーンを利用する理由」「イーサリアムのブロックチェーンを利用しているICOコイン」の説明をしていきます。
多くのICOコインがイーサリアムのブロックチェーンを利用する理由
多くのICOコインがイーサリアムのブロックチェーンを利用していると先述しました。自前でゼロからブロックチェーンを開発するには多くの時間や開発費用が必要となります。この課題を解決するのがイーサリアムのスマートコントラクト機能です。
スマートコントラクト機能とは、イーサリアムの汎用性の高いブロックチェーンを利用してアプリケーションを作成することが出来る機能のことです。この機能を用いることで、ゼロからブロックチェーンを開発するより低コストでICOを行なうことが可能となります。
そして、このスマートコントラクト機能を用いて発行されたトークンは「ERC20」と呼ばれ、イーサリアムの特徴を継承していて「ウォレット管理が簡単」というメリットもあります。
「My Ether Wallet」などでは、イーサリアムのスマートコントラクト機能を用いて発行されたERC20トークンを同系統のトークンとして、一括保管することができるため、ウォレットをいくつも作ることなく1つのウォレットで管理することが可能になります。
イーサリアムのブロックチェーンを利用しているICOコイン
OMG(オミセゴー/OmiseGo)
OmiseGO(オミセゴー/OMG)とは、「Omise」という決済プラットフォームを提供する企業、「Omise Holdings Pte.Ltd」が発行するイーサリアムベースのトークンです。東南アジアでは既に高いシェアを誇っているなど、注目度の高いプロジェクトの1つでもあります。
このプロジェクトにはイーサリアムの開発者の1人であるヴィタリック・ブテリン氏が参画していることでも有名です。
詳しいOMGの情報に関しては、「OmiseGO(OMG)とは?特徴や仕組み、将来性や今後の価格を徹底解説!」を参照ください。
BAT(Basic Attention Token)
BAT(Basic Attention Token)とは、「打倒Google」を掲げ、ネット広告業界の抱える課題解決を目指すプロジェクトで発行されているトークンです。ICOの際にはわずか24秒で38億円を調達するなど注目度の非常に高い仮想通貨で、BATはBraveという広告業界の課題解決を目指したインターネットブラウザを提供しています。
詳しいBATの情報に関しては、「BAT(Basic Attention Token)とは?おすすめ取引所や買い方、特徴、将来性!」を参照ください。
当サイトでは、2018年注目の仮想通貨ICOのおすすめランキングを掲載しています。最新の注目ICO案件情報を多く掲載していますので、ぜひご覧ください。