- FShares社CEO何志(カシ)氏独占インタビュー
- FSDEX CEO 何志(カシ)氏プロフィール
- 何志氏がFSharesプロジェクトを立ち上げた理由を教えてもらえますか?
- 改めてFsharesDEXにはどんな特徴があるか教えていただけますか?
- DEXインキュベータ―とは、なかなか耳にすることが少ないのですが、詳しく教えていただけますか?
- FSDEXの今後の計画を教えていただけますか?
- 日本でのマーケティングに力を入れているように思えますが、マーケティングプランについて教えていただけますか?
- 日本のマーケットの魅力があれば教えてもらえますか?
- 世界一になるためにはバイナンスを越えなければならないと思いますが、どのようにしたら世界一になれると思いますか?
- FSharesプロジェクトを成功させるためには、パートナー企業の選定は重要かと思います。時点で話せる範囲で提携しているパートナーがあれば教えていただけますか?
- FSharesおよびFSDEXの情報が得られるウェブサイト
FShares社CEO何志(カシ)氏独占インタビュー
仮想通貨取引所バイナンスがバイナンスコイン(BNB)を基軸としたDEX(分散型取引所)をオープンしたことから注目されているDEX。
2019年8月20日にローンチを控えている新興のDEX【FSharesDEX】のCEO何志(カシ)氏の独占インタビューを行いました。
FSharesDEXは「バイナンスを超え、3年以内に世界一の取引所になる」という目標を持っており、今後の展開が期待されています。
FSDEX CEO 何志(カシ)氏プロフィール
Professional Skills
ブロックチェーンやクラウドコンピューティング、テクノロジーGeekなど、8年間研究開発に従事し、さまざまなデスクトッププログラム、Webサイト、 およびアプリケーション開発をリードする、数多くの企業のソフトウェア開発を 主に担当しています。 PHP、C#、Javascript、Lua、その他の開発言語に精通し、長年にわたりさまざまなスタートアップの開発に携わってきました。 豊富な技術的経験を持っています。
主な経歴
2013年、起業家精神を持つ彼は、9つのWindows開発者サービス プラットフォームを開発し、成功に導く。
かつては世界最大のMicrosoftの開発者サービスプラットフォームとなり、2014年にはマイクロソフトのグローバル戦略パートナーとして選ばれました。
2015年、元シスコグローバルバイスプレジデントがFoggod Enterprise Smart Cloud Routingの開発を成功させ、前者のAcute Angle Cloud プロジェクトでは、CTOとしてAcute Angle Chainを開発し、2015年にはブロックチェーンテクノロジーに重点を置き、 世界トップクラスのブロックチェーンを構築しました。
何志氏がFSharesプロジェクトを立ち上げた理由を教えてもらえますか?
今まで仮想通貨のプロジェクトも関わったことはあるのですが、それは全て中央集権型のプロジェクトでした。
今まで様々なプロジェクトにかかわってきて感じていることは、「ブロックチェーンが分散型であっても、プロジェクトが中央集権型であれば、意味が無い。」
中央集権型プロジェクトでは、見えないところで不正が行われていることも否定できない。だからこそ、本当の非中央集権型プロジェクトをやりたいと思い、DEXの開発に取り組みました。
改めてFsharesDEXにはどんな特徴があるか教えていただけますか?
FSDEXの特徴はたくさんありますが、代表的なものは
- 取引手数料がゼロ
- 取引の透明性
- セキュリティが高い
- 取引速度
- すべての通貨をクロスチェーン取引が可能
- トレーディングマイニング
- DEXインキュベーター
といったところでしょうか?
またFSharesパブリックチェーンのアプリケーション展開は今後非常に多くの可能性を持っています。
DEXインキュベータ―とは、なかなか耳にすることが少ないのですが、詳しく教えていただけますか?
今まで、ブロックチェーンプロジェクトのスタートアップには、非常に多くの資金調達が必要でした。それは、より安全な開発を行うためのコストが高すぎたからです。
FSDEXでは、我々が開発した独自のチェーンを利用した新しいプロジェクトを開発することが可能です。
そうすることで、プロジェクト立ち上げ時のコストを大幅に下げることが可能となります。
そして、FSharesのチェーンで開発されたプロジェクトをFSDEXにて上場させることも可能です。
最近、IEOが注目されていますが、今後DEXが注目を浴びることで、IDO(イニシャル・DEX・オファリング)という資金調達も一般的になってくると思います。
もちろん、FSharesの、クロスチェーンの取引が可能という特徴を用いて、まったく別のチェーンのプロジェクトをFSDEXでIDOすることも可能です。
NEWDEXという分散型取引所がありますが、それはEOSベースのものしか上場できない。しかし我々はどんなコインでも上場できます。ビットコインでも、イーサリアムベースでもEOSベースでも。
FSDEXの今後の計画を教えていただけますか?
全てのFSDEXを使う人はウォレットをダウンロードしてもらい、その中で全て取引が行われます。
国家と国家に縛られず、ウォレットとウォレット間で取引してもらえるような環境を作っていければ、それは本当の非中央集権です。
運営側はそのウォレット間の取引に関しては関与できない。取引所運営者の不正ができないということです。
それはこれからの仮想通貨業界に必ず求められることです。
ユーザーの投票によって、より良いプロジェクトを上場させ、育てていく。それが本当の非中央集権です。
『目標として、3年以内に我々は世界ナンバーワンの取引所になる。』
ユーザーのメリットだけではなく、プロジェクトを立ち上げる上でかかるコストを我々のチェーンを使うことで劇的に下げることが可能です。そして上場までもFSDEXで可能となる。
ブロックチェーンプロジェクトを成功させるためには様々なハードルを越える必要があり、また、取引所に上場し、より多くの人に応援してもらうことも一つの重要事項です。
プロジェクト運営者は我々のFSDEX使えば、様々な制限を解決していける。
ユーザーだけではなく、プロジェクトを運営する側にもたくさんのメリットがあります。
プロジェクト運営者にメリットを多く与えることにより、それらのプロジェクトが成長すれば、間接的にFSDEXの利用増となり、FSDEXの独自トークンであるFSCの価値も上がると考えています。
日本でのマーケティングに力を入れているように思えますが、マーケティングプランについて教えていただけますか?
特に日本に固執しているというわけではありません。我々はアジアを中心に世界中にFSharesを広めていきます。
直近の計画としては、日本だけでなく、もちろん中国、フィリピン、その他東南アジアでのプロモーションを開始します。
日本のマーケットの魅力があれば教えてもらえますか?
日本にはすでに多くのFsharesのファンがいる。それは日本チームの日頃の啓蒙活動の賜物だと思います。
今回のミートアップへの来場者に関しては、ブロックチェーンについて詳しい人も居れば、まったくの初心者もたくさんいた。
そういった異なるユーザーニーズに合わせた登壇者の座組もできており、ミートアップの来場者の満足度も高かったことと思います。
我々のプロジェクトは国と国の隔たりは関係ありません。日本にもファンはいるし、他にもフィリピンや東南アジアでもファンがすでにおり、ミートアップを予定しています。
世界一になるためにはバイナンスを越えなければならないと思いますが、どのようにしたら世界一になれると思いますか?
取引所をやっていくにあたり、次々と新しいことの取り組みをしていきます。まずは、ここまでに申し上げた
- 取引手数料がゼロ
- トレーディングマイニング
- 取引の透明性
- 高いセキュリティ
- クロスチェーン取引の利便性
- IDO
等。
もちろんこれだけにとどまりません。
世界ナンバーワンになる。と発言すると、どうしてもバイナンスという壁についてはよく聞かれますが、バイナンスも2017年までは小さな取引所でした。彼らも投票上場やIEOなどユニークなアイデアで大きくなっていった。
それを鑑みると我々も常に新しいユニークなアイデアに取り組み、3年以内に世界一というのは、充分実現可能だと思っています。
FSharesプロジェクトを成功させるためには、パートナー企業の選定は重要かと思います。時点で話せる範囲で提携しているパートナーがあれば教えていただけますか?
医療関係、ゲーム関係、インターネット企業、その他、既に提携をしています。それも中国だけに限らず、アジアを中心にパートナー企業を増やしています。
現状言えるものとしては、航星利華(北京)科技有限公司(3Dプリント、医療分野)、深圳小蝶科技有限公司(ゲーム分野)です。
提携の話はこれからもオフィシャルサイトにてIR情報を掲載していきますので、こちらをチェックしてください。
FSharesおよびFSDEXの情報が得られるウェブサイト
FSDEX https://fsdex.io/
Fshares Club https://member.fsharesclub.com/