BitMart(ビットマート)とは?特徴(取り扱い通貨・手数料)などを徹底解説!!

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BitMart(ビットマート)概要

BitMartはケイマン諸島に本社機能を置きアメリカ・中国・香港・韓国に展開する拠点から180以上の国や地域の取引をサポートする仮想通貨取引所です。

カリブ海に浮かぶケイマン諸島はイギリス連邦に属するリゾートアイランドですが、近年はタックス・ヘイヴンとして活用されていることで知られています。

 

設立は2018年3月と後発の仮想通貨取引所で、仮想通貨の市場価格が大暴落したタイミングでの設立にも関わらず急速に利用者数を伸ばし、設立から1年余りで世界各国の60万人を超えるトレーダー達がBitMartに登録し積極的な仮想通貨取引を行っています。

 

発行するオリジナルトークンBMXの市場価格も順調に値を伸ばし、BitMartは現在、順風満帆の状態で運営されている仮想通貨取引所の1つだと言えるでしょう。

アメリカ政府機関MSBに登録済みの安心感

BitMartは取引所オープン直後の2018年4月にMSB(Money Service Business・金融サービス事業)に正式登録を行い、合法的にアメリカ国内で仮想通貨取引が行える認定事業者となりました。

 

アメリカ国内では、2013年にFRB(米連邦準備理事会)が書簡で「(仮想通貨は)長期的には有望」との見解を示した後、仮想通貨取引に対しFRBは干渉しないスタンスを保っていました。

 

しかし、FinCEN(金融犯罪執行ネットワーク)は「仮想通貨はお金の一種であり、本物の通貨のように扱われるべきである。」との見解を示し、2013年12月に連邦政府の認可を受けていない業者に対する業務停止命令を下しています。

 

さらに2014年10月末に仮想通貨決済処理サービスや交換サービス事業をMSB(Money Service Business・金融サービス事業)とみなし、米国法下で管理可能とする指針を示しFRBも2015年に「ビットコインに関連するいくつかのアイデアには価値がある」とスタンスを変えました。

 

2015年にはFinCENが仮想通貨取引等の監督機関に決まり、アメリカ国内での仮想通貨取引所運営は許認可制となっています。

ニューヨークのタイムズスクエアのNasdaq掲示板に掲載された

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2018年4月にMSBに正式登録を行ったことでBitMartのオリジナルトークンBMXは最大約207%に急騰するなど、BitMartは順調に仮想通貨取引所としての足固めを進めています。

 

アメリカ国内の仮想通貨市場への本格参入の意思表明として、2018年6月ニューヨーク・タイムズスクエアのNASDAQタワー掲示板にBitMartの巨大広告が掲載されました。

 

BitMartでは広告掲載に合わせて、登録ユーザーがアクセスするとビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・イオス(EOS)・ビットマートトークン(BMX)などの通貨がプレゼントされるキャンペーンを行うなど積極的な顧客開拓を行い、登録ユーザー数を飛躍的に伸ばしたと言われています。

コインマーケットキャップでも上位

BitMartは2018年3月に開設された仮想通貨取引所ですが2019年5月6日現在、仮想通貨時価総額ランキングや取引所の取引高ランキングなどの掲載サイト「CoinMarketCap」では取引高第15位にランキングされるほど急成長した取引所です。

 

直近30日間での取引高は1,963,579,439,644円と2兆円近くの取引が行われ、直近7日間では449,356,009,435円、週末が絡んだ24時間以内でも80,726,101,984円の取引が行われるなど取引が活発に行われている取引所だと言えます。

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Bit Mart(ビットマート)の取り扱い通貨

Bit Martは取扱通貨銘柄が非常に豊富な取引所で、現在CoinMarketCapに掲載される通貨銘柄2,156銘柄の中で123銘柄を取扱っています。123銘柄と聞くと全銘柄の5.7%程度に感じますが123銘柄が特別少ない訳ではありません。

 

2,156銘柄中343銘柄はほとんど取引なく時価総額が不明です。また24時間以内に10,000ドル以上の取引があり時価総額が確認できる通貨銘柄は約1,200銘柄、100万ドル以上の取引高は約230銘柄、1,000万ドル以上の取引高では68銘柄となりアクティブな123銘柄であれば無駄のない取引ができると言えます。

クレジットカードで購入可能

またBit Mart(ビットマート)の取扱法定通貨は米ドルとユーロの2通貨で取引の通貨ペアは213ペアが設定されています。BitMartではVISAカードとMastercardで仮想通貨を購入できるのも大きな魅力だと言えます。

BitMart(ビットマート)の手数料

BitMartの取引手数料はメーカーに対して0.1%、テイカーには0.2%と他の取引所と比べ非常に安く設定されています。なお、良く利用されるビットコインの出金(送金)手数料は0.0005 BTCとなっています。

 

国内では多くの仮想通貨取引所が手数料無料を掲げ、海外取引所も手数料の安い取引所は取引高が高くなっている傾向にあるなど、仮想通貨取引所選定には各種手数料の設定が大きく影響します。

しかし取引手数料無料な仮想通貨取引所は、スプレッドの開きが大きい傾向があり、手数料を支払っているのと同じだと言えるでしょう。

取引手数料が業界最安値

板取引は仮想通貨を売却するメイカーと購入するテイカーが取引所内で取引を行う取引方法で、BitMartではメイカーに対して0.1%、テイカーには0.2%の基本取引手数料を設定しています。

 

設立直後は一律0.05%の手数料設定が行われていましたが、残念ながら手数料が値上げされました。しかし、0.1%の取引手数料は手数料が安いことで人気のBinance(バイナンス)と同じ設定なので業界最安値の水準だと言えるでしょう。

 

またBitMartは過去30日間の取引高とオリジナルトークンBMXも保有量で8段階のランク付けを行い取引手数料の優遇を行っています。基本手数料は最もランクの低いVIP 1に適用される手数料で上位ランクになるほど取引手数料が安くなります。

 

各ランク別の取引手数料は以下のとおりです。

ランク過去30日の取引高・BMX保有量メイカー手数料テイカー手数料
VIP 110 BTC未満・2,000 BMX未満0.20%0.05%
VIP 210 BTC以上・2,000 BMX以上0.18%0.05%
VIP 350 BTC以上・5,000 BMX以上0.16%0.04%
VIP 4250 BTC以上・25,000 BMX以上0.14%0.04%
VIP 51,000 BTC以上・100,000 BMX以上0.12%0.03%
VIP 65,000 BTC以上・500,000 BMX以上0.10%0.03%
VIP 725,000 BTC以下・2,500,000 BMX以下0.08%0.02%
VIP 850,000BTC以下・5,000,000 BMX以下0.06%0.02%

取引手数料の支払にBitMartのオリジナルトークンBMXを使用すれば取引手数料が上記金額の半額になるので活発な取引をする場合はBMXの利用がお得です。

送金手数料

仮想通貨の特徴である個人間の送金・受金をBitMartの取引口座を利用してが行えます。受金には手数料が発生しませんが、送金の場合は通貨銘柄ごとに異なる最低送金額と送金手数料が設定されています。

 

BitMartが取り扱う有名銘柄の最低送金額と送金手数料は次に挙げるとおりです。

BitMart(ビットマート)取引所独自トークンBMX

現在多くの仮想通貨取引所が取引手数料の支払いなどに使用できる、オリジナルトークンを発行していますが、BitMartもオリジナルトークンを発行しています。

通貨銘柄はBitMart Token(ビットマートトークン)で通貨単位はBMX、時価総額361,217,018円で市場価格は1BMX=2.75円、直近24時間での取引高は12,635,138円でCoinMarketCapでは第563位にランクしています。(2019年5月9日現在)

 

多くの仮想通貨取引所がオリジナルトークンを発行する中でBMXは充分健闘していると言えるでしょう。またBMXはBitMart内の通貨上場投票プログラムMission X(ミッションX)での投票に利用できます。

日本語に対応している

海外の仮想通貨取引所の利用に対して抵抗を感じている方の多くは言葉の壁が問題となっているのではないでしょうか?しかしBitMartの公式サイトは日本語対応が行われているので、英語に自信がない方でも安心して取引を行うことができます。

 

サイト内のページによっては日本語訳が十分でないものも存在しますが、ブラウザの自動翻訳機能を利用すれば取引情報を確認することが可能です。また24時間対応のカスタマーセンターには日本人スタッフがメール対応を行っているため、日本語のやり取りで確認可能な点は魅力的だと言えます。

 

また公式サイト内「お知らせ」のページでは週間レポートが公開されていますし、公式Twitterアカウントも日本語対応しているので、最新情報を取りこぼす心配がないのも日本人トレーダーからBitMartが高く評価される理由の1つだと考えられます。

24時間日本人駐在日本語サポート

数多くのチャットサービスがリリースされる中で仮想通貨情報収集プラットフォームとして利用されているのが「Telegram(テレグラム)」で、BitMartのチャンネルでは約280人の日本人ユーザーが情報交換を行っています。

 

エアドロップ情報やMission X内での投票情報などがリアルタイムでやり取りされているので、BitMartの情報収集には便利なサービスでiOS・Android・Windowsに対応する無料アプリです。

 

またTelegramのグループ参加者限定で行われるエアドロップキャンペーンも実施されているので、Telegramの利用価値は高いと言えるでしょう。

 

他にも日本語対応+日本語サポートしている海外取引所と言えばクロスエクスチェンジが有名です。クロスエクスチェンジでは日本人の有志サポーターがLineグループで丁寧にサポートしてくれます。

※2018年11月クロスエクスチェンジがオープンしました。 現在クロスエクスチェンジでは60XEX(約1,000円相当)プレゼントキャンペーン実施中です。 クロスエクスチェンジの登録で分からないことがあったら【CROSS Exchange(クロスエクスチェンジ)とは?特徴や口座開設登録方法、評判や口コミなどを解説!】を参考にしてください。

BitMart(ビットマート)の上場投票Mission X

BitMartのMission Xは仮想通貨プロジェクトリストの中から好きな通貨を選び、保有するBMXを投票(投資)してユーザーがBitMartに上場する銘柄を選べるプロジェクトです。

 

90日間の投票機関で100万BMX以上を集めた通貨銘柄はBitMartに上場され、投票者には投票した銘柄の取引手数料から配当を受けられます。90日間の投票機関を経ても投票した銘柄が100万BMXに達しない場合は投票に使用したBMXは返却されます。

 

また投票で上場した通貨銘柄からの配当権にメリットを感じない場合は、配当権を放棄し投票したBMXの変換を求めることもできます。

BitMart(ビットマート)のキャンペーン

BitMartは「ツイート先着○名様にBMXプレゼント」や「ビットコイン半額キャンペーン」、「クリスマスキャンペーン」など頻繁にキャンペーンを行っています。

 

キャンペーン情報はBitMart公式サイト内の「お知らせ」のページでも公開されているので、公式サイト・twitter・Telegramを駆使してお得な情報を見逃さず、上手にBitMartを利用してみては如何でしょうか。

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記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12

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