コインチェック(Coincheck)で二段階認証をしておく重要性
コインチェック(Coincheck)で、仮想通貨、ビットコイン取引を始める前に必ず二段階認証を設定しておくことが大切です。
仮想通貨取引が活発になるにつれ、不正ログイン、不正送金による被害も高まっています。「取引所のウォレットに仮想通貨をいれておいたら、気が付いたときに全部不正送金されてなくなっていた」ということにならないように、必ず二段階認証の設定をしておきましょう。
また、二段階認証をしても不正出金を完全に防ぐことができる訳ではありません。しかし、コインチェックとビットフライヤーの国内取引所2社では、二段階認証をしていた場合に限り、不正ログイン被害への補償制度を設けています。
万が一の際に補償を適用してもらうためにも、必ず二段階認証の設定をするようにしましょう。
コインチェック | ビットフライヤー | |
---|---|---|
補償上限金額 | 100万円 | A.500万円 B.10万円 |
補償条件 | 二段階認証をしている | A.二段階認証をしており、かつ預かり資産合計が円換算で100万円を超える B.二段階認証をしており、かつ預かり資産合計が100万円を超えない |
コインチェック(Coincheck)の二段階認証のやり方
二段階認証を設定できる画面に移動する
二段階認証の設定を行う際は、パソコンで設定した方が楽であるため、まずはパソコンでコインチェックのアカウントにログインします。
次に下の画像のように、「設定」→「二段階認証」→「設定する」を順にクリックします。
「Google Authenticator」を使って、二段階認証の設定をする
コインチェックの二段階認証には、「Google Authenticator」というアプリが必要になりますので、iOSを利用している人はAppStore、Androidを利用している人はGoogle Playからインストールします。
無事インストールできたら、「Google Authenticator」を開き、「バーコードをスキャン」をクリックします。
するとバーコードを読み取る画面に移動しますので、二段階認証の設定画面に表示されている、バーコードを読み取りましょう。
バーコードを読み取ると、「Google Authenticator」に6桁の数字が表示されるため、その数字を入力してください。
問題なく二段階認証の設定ができると、下の画面のように、「設定済みです」と表示されます。
紛失や機種変更に備えて、二段階認証の設定前に16桁の数字をメモしておく
また、「Google Authenticator」ばバックアップを取ることができないため、もしスマホを紛失してしまったり機種変更をしたときには、6桁の数字を確認する手段がなくなってしまい、アカウントにログインすることができなくなってしまいます。
そういった事態に備えて、アカウントに戻るための16桁の数字を二段階認証の設定を完了する前に、メモしておくようにしましょう。
(二段階認証を設定した後は、この数字が見えなくなってしまいます。万が一メモを忘れて二段階認証をしてしまった人は、一旦、二段階認証を解除して、再度設定するようにしてください。)
コインチェック(Coincheck)の二段階認証の解除方法
再度「Google Authenticator」を開き、表示されている6桁の数字を入力すれば、二段階認証の解除ができます。
「Google Authenticator」に表示される6桁の数字は、30秒経過するごとに変化しますので、都度確認してそのときに表示されている6桁の数字を入力するようにしましょう。
二段階認証を設定した後にログインする方法
二段階認証を設定した後にアカウントにログインする場合は、通常のメールアドレスとパスワードの情報を入力した後に、「二段階認証のパスコード」を入力する必要があります。
このパスワードは、「Google Authenticator」に表示される6桁の数字になりますので、スマホアプリを開いて都度確認して入力するようにしましょう。
先ほども記載しましたが、「Google Authenticator」の6桁の数字は、30秒ごとに変化しますので、「パスワードが間違っています」と表示されたときは、数字が変化している可能性がありますので、再度数字を確認するようにしてください。