Zaifがフィスコ仮想通貨取引所と正式契約を締結!
約67億円相当の仮想通貨のハッキング被害に遭っていたZaifが、フィスコ仮想通貨取引所と「お客様預かり資産に対する正式契約」を締結したことを発表しました。Zaifのハッキング被害については、【Zaifがハッキング被害で約67億円相当の仮想通貨が流出!】を参考にしてください。
プレスリリースによると、Zaifの運営会社であるテックビューロ社とフィスコ仮想通貨取引所間で、取引所Zaifを譲渡する「事業譲渡契約書」を締結し、利用規約に含まれる顧客側の権利(①仮想通貨の返還を求める権利、②消失しなかった仮想通貨)をフィスコ側が引き継ぐことになります。
基本契約を締結された段階では、事業譲渡ではなく、株式譲渡が予定されているとされていましたが、支援者(フィスコ)側のリスク回避などが協議された結果、事業譲渡になったことが説明されています。
モナコインのみ、一部日本円で補償
流出した3種類の通貨のうち、ビットコイン、ビットコインキャッシュは、フィスコが流出した数量分のコインをすでに用意しており、仮想通貨で補償がされることになります。
しかし、モナコインに関しては、市場から流出した数量分を調達することができなかったため、一部日本円で補償がされることになります。レートは、1MONA=144.548円で資産の4割が日本円で補償されることになります。(資産の6割は、モナコインが返還されます)
そのため、例えば、100MONA所有していた場合、60MONA+約5781円が返還されることになります。
お客様預かり資産に関する金融支援 正式契約締結のお知らせ
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