楽ラップとは
楽ラップとは、大手IT企業「楽天」がサービス提供を行なうロボアドバイザーサービスです。資産運用アドバイザリーサービスを提供する世界最大級のコンサルティング会社Mercer(マーサー)社、米国最大級の資産運用会社であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)社と提携して盤石の体制でロボアドバイザー事業を行っています。楽天という日本を代表する大手IT企業ならではの海外有力企業とタッグを組み、サービス品質を高めていることが特徴です。
また楽天市場などを頻繁に利用しているユーザーにとっては「楽ラップ」を利用することで、楽天ポイントが付与されるという嬉しい特典があります。また時期によっては口座開設をすることだけで、楽天ポイントが付くこともあります。
当サイトでは、楽ラップの口座開設方法に関して初心者にも分かりやすく画像付きで解説している記事を掲載しています。楽ラップの口座開設の方法に関しては【楽ラップの口座開設、登録方法】を参考にしてください。
楽ラップ以外のロボアドバイザーに興味がある方は、当サイトおすすめのロボアドバイザーを「ロボアドバイザー(AI投資)16社を比較!おすすめ業者をランキング形式で紹介!」の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
楽ラップのメリット
下落ショック軽減機能
下落ショック軽減機能とは、株式市場の価格変動のリスクが高まった時、流動性の高い株式への投資の割合を減らして、安定性の高い債券への投資の割合を増やす仕組みのことです。
この仕組みを利用するか否かは自由に選択することができます。下落ショック機能を利用するとなると損が小さくなるものの、下落後に上昇した際の上昇分を取り損なってしまう場合があります。ハイリスク・ハイリターンを求める方は設定からオフにした方がいいですが、安全性を重視される方は下落ショック機能を利用しましょう。
手数料が安い
「ウェルスナビ」や「THEO」といった国内大手のロボアドバイザーサービスでは、手数料が1%必要になります。最大でも0.99%の手数料で抑えられています。楽ラップでは、最大0.99%の手数料と公式サイトには記載がありますが、基本的にはそれ以下の手数料で済むため、手数料を抑えて取引を行い方は「楽ラップ」または、「自動税金最適化(DeTAX)機能」を持っていて実質手数料が1%より安くなることが多い「ウェルスナビ」を利用することを推奨します。
FINATEXT社と共同開発の無料診断ツール
楽ラップでは、東大初のFintech企業であるFINTEXT社が開発した無料診断ツールを利用しています。他社のロボアドバイザーに比べて質問項目が多く、また心理テストのような項目も多いですが、資産状況や年齢などの表面的な情報のみならず、性格も考慮してくれるので、より精度の高いものを受け取ることができます。楽ラップの登録の如何に問わず、無料診断ツールのご利用をおすすめします。
楽ラップのデメリット
口座開設に手間がかかる
楽ラップでは、登録・口座開設する際に「事前に楽天会員になり、楽天証券口座を開設する必要」があります。証券口座の開設に約3営業日ほど必要となります。また、楽ラップの申込みにも約1日ほど必要となります。
また「ウェルスナビ」とは異なり、口座開設の際に審査の関係上、勤めている企業情報なども必要となるため、記入項目が多いので少し面倒がかかります。しかし楽天会員の方や楽天証券口座をお持ちの方には、楽天ポイントが付与されたり、手数料が安いという特徴があるので、オススメできるロボアドバイザーです。
最低投資金額が高く、始めにくい
楽ラップは最低投資金額がウェルスナビと同じ10万円に設定されています。ロボアドバイザーを利用する際は、資産運用となるため、運用金額は大きい方がリターンが得られますが、若年層のユーザー層など「ロボアドバイザーを利用したいが10万円で準備出来ない」というユーザーにとっては、ハードルが高く始めづらいという特徴があります。
一方で、最低投資金額が低く始めやすいサービスとしては、国内大手ロボアドバイザーの1社である「THEO(テオ)」などが挙げられます。
楽ラップの評判・口コミ
返答内容にあわせて、ロボアドが運用プランを提案する。
質問内容は年齢や貯蓄額、性格的なこともある。
☟は楽ラップというロボアドの質問。
心理テストみたいな感じだった。 pic.twitter.com/nnURH2DhRd— 三原たか (@MIHRA_Taka) 2018年2月22日
楽ラップの無料診断ツールは心理テスト的な質問も多いので、投資スタイルをより深いところまで把握することができます。
楽ラップの経過と感想。
2017年5月に10万突っ込んで10か月放置。配分はざっくり国内株、外国株と外国債券へ均等に。全体的に下落した2018年2月を除いて、月利約0.7%〜1%なので普通預金するよりは良いかなと思う程度。— ユウ@株垢 (@you_kabutore) 2018年2月19日
他のロボアドバイザーと比較すると、月利が低いといえます。
本日の楽ラップ、投資来損益は+5.574%で微増ですが、最高益じゃないか?よく覚えてない(笑)
何回も言うけど、難しいこと分からない、優待貰えたら嬉しい的な主婦層とかには敷居が低い投資でいいと思う。入れっぱで放置です。積立したらもっといいかもね。— つばき (@xxx_Tsubaki_xxx) 2017年10月6日
一部の商品には株主優待がつきます。しかし、株主優待目的なのであれば通常の株式投資をしたほうがいいです。
当サイトでは、楽ラップの口座開設方法に関して初心者にも分かりやすく画像付きで解説している記事を掲載しています。楽ラップの口座開設の方法に関しては【楽ラップの口座開設、登録方法】を参考にしてください。
ここまで楽ラップのメリット、デメリットを解説してきましたが、当サイトでは、ロボアドバイザーのおすすめランキングを掲載しています。詳しく知りたい方は【ロボアドバイザー(AI投資)16社を比較!おすすめ業者をランキング形式で紹介!】を参考にしてください。