Monappy(モナッピー)のモナコイン約1,500万円分詐取した人物を検挙
2018年9月1日に発覚した投げ銭や出品ができるモナコイン(MONA)のポータルサイトMonappy(モナッピー)の流出事件に関して、警視庁が宇都宮市の少年(18)を、電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)容疑で書類送検したことがわかりました。
この事件は7,735人分のモナコイン約1,500万円分が盗まれたもので、少年は容疑を認めています。
詐取の手段として、モナッピーの特徴である、モナコインが付与される際のギフトコードに不具合があり、少年はその脆弱性をついてサーバーをハッキングしたとのことです。
本来はギフトコード1個につき1回しか送金されませんが、56個のギフトコードを使い、約8,200回に渡って送金を申請し、約640回の誤送金を発生させました。
その後、詐取した93,078,7316 MONAを匿名性の高い海外の取引所に送り、同じようなアドレスに少額ずつ送金する手段により、証拠隠滅を図っていました。
この事件が発生した際、ユーザーに対してモナッピーの運営会社の資産から全額返金されています。
今回の不正出金の件についての発表をいたしました。
Monappyユーザー残高不足分をMonacoinで補填することを決定いたしました。 https://t.co/JQ2hIiNHeN— Monappy@monacoin (@_monappy_) 2018年9月3日
先日も北朝鮮によるコインチェックやZaifのハッキングについてニュースが出たところですが、今回の書類送検は警視庁によると、国内の仮想通貨流出事件での摘発は全国初とのことです。
少年は
誰も知らない裏技を見つけたような気持ちになり、ゲームを攻略するような気持ちになった"
と供述しているとのことです。
モナコインに関して詳しくは【モナコイン(Monacoin)とは?特徴や仕組み、将来性や今後の価格を解説!】を参考にしてください。