CIMB銀行がRippleNetに加盟を発表
リップルは14日、公式サイトを通じて、リップルの国際送金ネットワークRippleNetへ新たにマレーシアのCIMBグループ(以降CIMB )が加入すると発表しました。CIMBとのスムーズな国際送金を可能にするため、今回の戦略的提携の締結に至ったとのことです。
リップル社のHPにおいて、RippleNetは「国際送金ネットワーク」として紹介されています。Rippleの主張によると、RippleNetは銀行と支払いプロバイダを接続し、世界中でスムーズな送金を可能にするとのことです。
RippleNetを構成する主要ソフトウェアは以下の3つとなります。
1. xCurrent・・・国際送金における送金情報の可視化
2. xRapid・・・異なる通貨の変換や資金移動による流動性の提供
3. xVia・・・RippleNetを導入せず、外部接続による送金の実現
CIMBグループについて
CIMB(Commerce International Merchant Bankers=商業国際貿易商銀行)はマレーシアにおいてメイバンクに続く第2位の規模を誇り、ASEAN全域においての規模は第5位と言われています。
CIMBが加入に至った背景
リップルがボストン・コンサルティングの調査を元にまとめた結果によると、世界における国際送金の市場規模は27兆ドルに登り、2018~2026年にはさらに20兆ドル増加する可能性があります。現在、市場規模の約39%はASEAN地域に集中しています。Rippleのブロックチェーンを導入することで、SpeedSendと呼ばれるCIMBの送金システムを強化することができ、出稼ぎが多い東南アジアにおいての需要は大きいと考えられます。
RippleNet加入済み金融機関
今回加入したCIMB以外にも、MUFGグループやみずほFG、SBIグループなどの日系金融機関、アメリカンエキスプレス、サンタンデール銀行、BBVAといった海外大手金融機関も多く加入しています。
11月9日には三菱UFJ銀行がブラジルのブラデスコ銀行との提携し、RippleNetを活用した国際送金システムの開発を協力して行うと発表しています。
また、リップルの最新情報やその他のニュースについて知りたい方は、【リップル(XRP/Ripple)のニュース、最新情報まとめ】を参考にしていただければと思います。
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