XRP使用のxRapid正式版を近日リリースと発表!世界大手銀行の導入に自信を表明
リップル社のCEOを務めるGarlinghouse氏が「全世界で数十以上の大手銀行が「xRapid」正式版を導入するだろう」とオランダで開催された「Money20/20」でのCNBCのインタビューで発言しました。
また、この発言にともない現在はベータ版で提供されている「xRapid」の正式版が年内(近日中)にリリースされる予定であると発表しています。
Ripple CEO says 'dozens' of banks will use its cryptocurrency product in 2019 https://t.co/cIAlpUtt1t
— CNBC (@CNBC) 2018年6月5日
リップル社は、現行のシステムよりも迅速かつ安価な方法で銀行間の国境を越えた金銭取引を可能にするソリューションを開発しています。
リップル社が提供する国際決済サービスを複数開発していますが、そのうちの1つのプロダクトである法定通貨を所有する2社の金融機関同士の即時送金を可能にする「xCurrent」はすでにスペイン最大の金融機関「サンタンデール銀行」をはじめ、全世界100社以上の金融機関で導入されています。
「xCurrent」は、基本的にはトランザクションを作成するために必要な情報を確認するプロセスが大幅に高速になることが強みで、XRP(リップル)をシステムに利用しません。
「xCurrent」は法定通貨をあらかじめ所有している銀行間であれば可能な送金方法となりますが、リップル社は、通貨の流動性が低い、または十分な法定通貨を所有していない新興市場を対象にした「xRapid」という別のソリューションも提供しています。
発展途上国などの新興市場への国際送金・支払いには、各国で事前に現地銀行の口座開設が必要となり、流動性コストが高いことを意味しています。 「xRapid」では、国際送金されるお金はxRapidのシステムに送られ、XRPに変換されてブロックチェーンを介してより速く、より低コストで移動させて、送金先で必要な通貨に変換することができます。
XRPは決済処理に要する時間が4秒間と非常に短いため、送金にかかる時間はスピーディになります。すでに160年以上の歴史を持つ世界大手送金業者のウェスタンユニオンや国際送金ネットワークを行う「マネーグラム」などの大手送金業者は、xRapidの試用を開始しています。
Garlinghouse氏は、実際に世界各国の大手銀行とのやり取りを行う中で、彼らが真剣にxRapidの導入を今年から来年にかけて行うと確信を持っていると発言していて、実際に金融機関から得ているフィードバックの一部をツイッターで公開しています。
Over the last few months I’ve spoken with ACTUAL banks and payment providers. They are indeed planning to use xRapid (our XRP liquidity product) in a serious way. This is a sampling of what I heard: pic.twitter.com/y3TN8YRC34
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) 2018年1月5日
2018年に入り、上半期で多くの世界的な金融機関との提携が発表されてきましたが、今後は引続きリップルネットワークを拡張しつつ「xRapid」など主要プロダクトの正式版リリースなどが控えているので、今後のリップル社の展開から目が離せません。
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