大手米銀モルガン・スタンレーがビットコイン運用ファンドの提供を計画
本日はまず、大手米銀モルガン・スタンレーがビットコイン運用ファンドの提供を計画しているニュースについてお伝えします。
CNBCによると、モルガン・スタンレーは、投資家向けの3つのビットコインファンドで資産運用できるサービスを提供する予定であることが明らかになりました。ファンドに投資可能なのは富裕層顧客で、同行に200万ドル以上の資産を預け入れている顧客が対象となり、ファンドへの配分比率は純資産の2.5%までに制限されます。
3本のファンドのうち2つはGalaxy Digital、1つはNYDIGとFS Investmentsが提供します。
2017年末に「ビットコインの価格はゼロになる」と同社のアナリストが発言していましたが、モルガン・スタンレーの今回この動きは、その発言をした企業の行動とは程遠いものと言えます。
これは間違いなく時代の変化の兆候ですが、CNBCの報道によると、このところのビットコインの上昇が、投資家から新しい資産クラスへのエクスポージャーを増やすような圧力があったとのことです。今回の計画はモルガン・スタンレーの顧客によって実現化されたのかもしれません。
ビットコインを提供することで、モルガン・スタンレーはゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、バンクオブアメリカといった他の金融大手とは一線を画しており、米国の銀行業界が今後どのように動いていくのか注目です。
今年の失業率が従来の5%から4.5%になる見通し
米連邦準備制度理事会(FRB)は、今年の失業率が従来の5%から4.5%になる見通しであることを報告しました。
また、今年のGDP成長率は、巨額の追加経済対策などを踏まえ、前年12月の4.2%から6.5%へ回復を果たすと見込んでいます。
しかし、インフレ率は12月の1.8%から2.2%へ上昇すると予想されており、少なくとも2023年まではゼロに近い状態が続くと予測されているため、米ドルに対する懸念はさらに高まっています。
世界の中央銀行が依然として低金利が続く中、仮想通貨に投資をしている多くの人々は、ビットコインが将来的に交換可能通貨として利用できることを信じています。
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