ビットコイン(BTCUSD)が史上最高値を更新
今週のOverbitNewsでは3年ぶりの言葉でスタートします。
「ビットコイン(BTCUSD)は史上最高値を更新しました。」
ビットコインは過去1年間で極端な成長を遂げており、3月のコロナショックで4,000ドルを割り込んで以来、ほとんどが直進しています。
当記事執筆時点で、BTCUSDは19,587ドルで、9か月前の底からほぼ5倍です。今回の史上最高値では全くお祭り騒ぎはなく、仮想通貨を取り巻くメディア全体の熱狂があった2017年のものとは著しく違っていました。
このことから推測するに、これは新規の個人投資家の参入はあまりなく、その代わりに機関投資家の関与により上昇しているものと見られます。Paypal、Square、Fidelityなどです。
世界が再び風向きを変えれば、ビットコインと仮想通貨のこのラリーはどこまで続くのか想像つきません。
グッゲンハイム・パートナーズがグレイスケール・ビットコイン・トラストへ約5億3,000万ドル投資
機関投資家の参入は更に続きます。
グッゲンハイム・パートナーズというウォール街の会社が最近規制当局に提出した書類の中で、ビットコイン、具体的にはグレイスケール・ビットコイン・トラストに資産の10%を投資する権利を留保していることを明らかにしました。資産残高が53億ドルであるため、10%を全額投資した場合の投資額は5億3,000万ドル近くになります。
しかし少しだけ懸念事項があります。
BusinessInsiderによると、「同社は、グレースケール信託を通じてビットコインへのエクスポージャーを得ることはできたが、仮想通貨に直接的または間接的に投資する他の計画はなかった」と付け加えたとのことです。
これは必ずしも悪いことではありませんが、他の大手機関投資家の投資のような鳴り物入りの仮想通貨へのお墨付きではありません。
このような流れが続くことで、近い将来、現在のレートは全くニュースにもならない当たり前のことになっているかもしれません。
Ethereum2.0へのアップグレードでイーサリアムは新たな領域へ
今週の締めくくりとして、イーサリアムのEthereum2.0へのアップグレードおよびそれに関連する市場について説明します。
チャートを見ていると、激しい下落中に500ドルを下回った後、ETH/USDが600ドルを上回っています。このETH/USDの動きの背景は、12月1日にローンチ予定のEthereum2.0です。
待望のイーサリアムアップグレードの最初のフェーズ(フェーズ0)は、ビーコンチェーンの展開とともに開始され、ショーの王様であるビットコインでさえ脚光を浴びるイーサリアムを押し上げることは間違いないでしょう。イーサリアムの時価総額は約700億ドルで、仮想通貨の時価総額全体の12%に相当します。
イーサリアムはこのアップグレードでPOWからPOSに切り替わり、他のすべてのスマートコントラクトプラットフォームを大幅に上回り、今後何年にもわたって成長するでしょう。
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