米国の大手仮想通貨取引所2社がリップル(XRP)の取扱いを拒否か
アメリカで世界最大級の仮想通貨取引所のジェミニとコインベースがリップルが発行するXRPの取扱いを拒否したという報道されています。
2018年に入ってから、リップル社は複数の銀行や大手送金業者と提携を結び、リップルネットワークのへ参画、提携を行っています。しかし、アメリカ最大級の仮想通貨取引所であるジェミニとコインベースとの取引はいまだ実現していません。Bloombergは、リップル社が昨年、仮想通貨交換業者のジェミニとコインベースに金銭的なインセンティブを提案したという話を報じています。
今回の報道では、リップルが具体的に打診を行ったとされる金額や取扱い開始時期に関する協議の内容などが報じられています。ジェミニには100万ドル(約1億700万円)で第三四半期からの取扱いを打診していたと報じられています。
事情に詳しい関係者によれば、リップルの幹部1人は昨年、現金100万ドル(約1億700万円)の支払いでジェミニにXRPの7-9月(第3四半期)取り扱い開始を説得できるか打診した。このほかにも、関連コストのカバーなど、さまざまな戦略を探ったという。
また、コインベースとの協議では、リップルが取引開始を求めて、約1億ドルに相当するXRPをコインベースに貸し出すと提案を行ったと関係者の証言を報じています。
昨年秋のコインベースとの予備協議では、同社での取引開始を求めリップルは1億ドル余りに相当するXRPをコインベースに貸し出すと提案。返済はXRPでもドルでも可能だと持ち掛けたという。予備協議を知る関係者が語った。提案は書面を通じたものではないとしている。
また、リップル社からのこれらの提案をジェミニとコインベースの2社は拒否したと報じられています。そして、この報道に対して、リップルの広報担当者エマリー・クレマー氏は、細部の特定を避けつつも、XRPの中長期の展望を語るにとどまりました。
リップルの広報担当者エマリー・クレマー氏は、交換業者への提案を巡る情報の一部は不正確だとしながらも、細部を特定することは控えた。「われわれはXRPをより速くて安い世界的な支払いを可能とする最も流動性の高いデジタル資産としたいと考えている」と説明した。
また、ジェミニとコインベースの広報担当もこの報道に対するコメントを控えています。仮想通貨交換業者に対して、仮想通貨の取扱いを依頼するために支払いを行なうことは特別異例なことではありません。一部では草コインと呼ばれる新規ICOコインの取扱いを、一定額の支払いで行なう仮想通貨交換業者が多いことも報じられています。
オートノマス・リサーチはリポートで、「妥当と見なされる仮想通貨」であればコストは100万ドルからなどと指摘したが、このような数字は市場参加者同士の会話に基づくもので正確ではないとしている。
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