イタリアの仮想通貨取引所が184億円分のNanoが盗難被害に
イタリアの仮想通貨取引所であるBitGrailが、2018年2月9日に1700万枚のNanoが盗難被害に遭ったことを発表しました。被害額は、約1億7000万ドル(日本円にして約184億円)にものぼります。
Nanoは「送金手数料が無料」、「送金スピードが超高速」であることで注目されており、2018年2月にBinance(バイナンス)に上場したことでも話題になっていました。
Nano以外の仮想通貨は被害にあってはいないとされていますが、同取引所は一時的に全ての通貨の入出金を停止しています。
コインチェックのNEMのハッキング被害に続く、2度目の大規模なハッキング事件であり、取引所に資金を預けっぱなしにしておく危険性が再度浮き彫りになった形になりました。
コインチェックのハッキング被害とその対応な度については、【2018年1月26日、コインチェック(Coincheck)の一連の騒動まとめ】にまとめてありますので、参考にしてください。
他の仮想通貨の価格への影響は少ないか
コインチェックのハッキング被害が発表された際には、NEM以外の仮想通貨にも大きな影響を与えましたが、現在のところビットコイン(BTC)は11%増、イーサリアム(ETH)は12%増と価格を推移させており、価格への影響は小さい模様です。
Cryptocurrency Worth $170 Million Missing From Italian Exchange
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