ビットコインキャッシュ(BCH)はなぜ高騰したのか理由を徹底解説!

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ビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングの仕組み

ビットコインキャッシュの高騰の理由を解説するのにあたって、仮想通貨を支える技術であるブロックチェーンとマイニングに関して説明が必要なので、はじめに簡単に解説していきます。

 

ビットコイン(BTC)ビットコインキャッシュ(BCH)ブロックチェーンという台帳に取引を記録していて、新しい取引記録はブロックが作成され、ブロックチェーンに埋め込まれてはじめて取引が成立します。「ブロックチェーン」とは取引情報が入ったブロックが繋がれた(チェーン)されたもので、ブロックを作成する作業のことを「マイニング」と言います。

ビットコインキャッシュのマイニング・採掘難易度

ブロックの作成時間は決まっていて、約10分に1度と決まっています。このブロック生成にかかる時間は、マイニングパワーが集中するとどんどん短くなります。

 

例えば、100のマイニングパワーでブロック生成が10分かかっていたところ、急にマイニングパワーが200になった場合、ブロック生成は5分で終わってしまいます。こういった場合に、ブロック生成の難易度を難しくすることでブロック生成にかかる時間を10分になるように調整します。要するに、5分で終わる作業を10分かかる作業になるように難易度を難しくなるように調整します。

 

この機能をマイニング難易度調整機能といい、マイニングパワーが向上したときに、ブロック生成の難易度を調整し、ブロック生成にかかる時間を自動調整する機能が備わっていてコントロールされています。

ビットコインキャッシュのマイニング報酬

マイニングをする人たち(マイナー)は、「営利団体」で、マイニングすることで報酬をもらい、利益をだすことを目的として活動しています。マイナーは、自分がブロック生成に関わったブロックに記録された取引にかかった送金手数料や新規発行のコインを主なマイニング報酬として受け取ります。

 

そのためマイナーは自分たちの儲けを最大化するためにブロック作成が簡単で、作成時間が短く、受け取る仮想通貨の価値が高いコインをマイニングするようになります。

なぜビットコインキャッシュ(BCH)は高騰したのか?高騰の理由

ビットコインキャッシュの高騰のチャート

ここまでの説明で2017年11月8日から11月13日にかけて起きたビットコインキャッシュ(BCH)の高騰について説明する材料は整いました。これからビットコインキャッシュの高騰に関して説明していきます。

 

※高騰の要因は、上述の通り、ビットコインとビットコインキャッシュのニュースの影響(BTCの分裂騒動(ビットコインゴールド)やハードフォークの中止やBCHのハードフォーク実施)などの影響など複雑に絡み合っているため、単一の要因では説明出来ません。ここではマイナーの視点に絞って説明していきます。

ビットコインマイナーのビットコインキャッシュへと移行

11月8日から11月12日のビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)関連のニュースにより、ビットコインをマイニングしていたマイナーたちがビットコインキャッシュのマイニングに移行しました。要するに、マイナーたちはビットコインキャッシュをマイニングした方が儲けることが出来ると判断したということです。

 

中国の大手マイニングプール(マイニングをおこなう組織)も、ビットコインキャッシュのマイニングを支持するという発表したため、ビットコインキャッシュのマイニングによる収益が多くなると予想し、マイナーが多くビットコインキャッシュへが流れました。

 

そして、多くのマイナーが集中したビットコインキャッシュに注目する人が増えて、一気にビットコインキャッシュの価格が高騰したと分析することが出来ます。

 

その一方、ビットコインからビットコインキャッシュへマイナーが移動し、ビットコインをマイニングする人が減ったことで、一時的にビットコインの価格が暴落しました。この動きに連動する形でビットコイン保有者も同様にビットコインキャッシュに移動したことでビットコインキャッシュの価格が上がった一因となっています。

ビットコインキャッシュにマイニングが集中

ビットコインキャッシュにマイナーが集中したことで、ビットコインキャッシュのブロック生成は11月12日のお昼には1時間に30回(約2分に1度)行われるほどマイニングパワーが集中していました。マイニング難易度調整がうまく機能するまで時間がかかるため、この状態は長らく続き、マイナーはビットコインのマイニングをするよりも多く儲けを出しました。

 

その一方でビットコインは、マイナーが多く離れたことで1時間に3回(約20分に1度)ほどしかブロック生成がされず、ビットコインキャッシュの10分の1以下のブロック生成時間となりました。

BCHのマイニング難易度が改善し、BTCが高騰

しかし、11月14日行われたビットコインキャッシュ(BCH)のフォークによってマイニング難易度を調整するアルゴリズムが大幅に改善されました。

このアップデートにより最大時には、2分に1回ブロック生成が行われていたビットコインキャッシュのマイニング難易度が上昇し、マイナーが離れていったことで今度は1時間に2回(約30分に1回)のブロック生成時間まで落ちてしまいます。

一方このアップデートにより、ビットコインはビットコインキャッシュに流れていたマイニングパワーが戻ってきたため、10分に1回という通常通りのブロック生成時間まで回復しました。これに伴いBTCの価格も高騰します。

BTCとBCHをめぐるマイナーの動き

改めて、マイナーはあくまで営利団体です。「どちらのコインのマイニングをするほうが儲かるか」という点を追求し、売上・資産を増やすために活動します。今後ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)のどちらが儲かるかという点について「通貨としてどちらが良いのか?」「どちらが主流になっていくか?」という点でマイナーは判断します。

 

コインのスペックとしてはビットコインキャッシュ(BCH)の方が優れていると考えられていますが、それだけでビットコインキャッシュが今後主流になっていくかというと、ビットコインの方が知名度もあり、さらに今後のビットコインの動き次第では状況も変わるため、将来は不透明です。

 

今後のbitcoinとbitcoinCashの動き次第ではどちらに転ぶこともあるので、今後は仮想通貨の投資先を決める際に、ニュース情報を追うだけではなく、マイナーの動向を見る・考えるという視点を持つことで仮想通貨初心者から脱却し、投資効率を上げることが出来ると思います。

 

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