黒マチャートとは?
黒マチャートとは、2017年6月に開発された仮想通貨のゼロレイテンシーチャートの事です。ゼロレイテンシーチャートはラグを低減したチャートの事で、bitFlyerやBitMexなどの取引所の値動きに対応しています。対応通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の3種類であり、ビットコインに関しては現物とFX、先物のチャートを見る事ができます。
黒マチャートは、キーボードのショートカットキーが設定されているので、覚えるとスムーズに操作できるようになる、アプリはありませんがスマホからもアクセスでき、パソコン版と変わらずに使う事ができるという特徴があります。
黒マチャートは、bitFlyerの公式チャートに「LightChart」として採用されており、2018年3月からbitFlyer Lightningに埋め込み表示されるようになりました。LightChartでは、最終約定価格がリアルタイムでチャートに反映され、テクニカル指標のひとつであるトレンドラインのオーバーレイを使って自分が見やすいように細かく設定できます。
※2018年9月10日から公式サイトの名称が「わくわく黒まランド(仮)」に変わっています。
黒マチャートの見方
黒マチャートではこのようなチャートを画面に最大6つまで表示できます。中央にチャート、左上に取引所と通貨が表示されています。その横にある時間の項目で、時間足を1分から1週間まで変更する事ができます。中央のプルダウンでは、表示するマーケットを選択できます。
チャートの右端の棒グラフは売買の数量を表すデプスチャートであり、下は出来高のグラフになります。右下には、普段は緑のランプが表示されていますが、表示に遅延が生じると黄色に変わります。
黒マチャートの使い方
黒マチャートの設定について説明していきます。画面右上の歯車マークから設定画面を開けます。
Overlaysは表示させる各トレンドラインの表示/非表示や細かい設定ができます。PricePopEffectをオンにすると、価格が変動した数値をリアルタイムで表示する事ができます。
Boardがオンになっているとデプスチャートが表示されます。Groupingでは、デプスチャートの厚さを変更する事ができます。
注文・建玉表示のオンオフ、Limit Scrollingは現在時刻より先にスクロールしないようにするかどうか、HiDPI/Retinaは高画質で表示するかどうか、Power Saveは省エネモードにするかどうかを変更できます
以前は黒マチャートの設定画面の「Inago」でアラートの設定ができましたが、現在はできなくなっているようです。その代わり、bitFlyer Lightningのメニュー画面の「サウンド」から音のオンオフの設定などができるようになりました。
黒マチャート設定方法(ビットフライヤー埋め込み)
上述したように、黒マチャートはbitFlyerで公式チャートとして採用されました。現在では設定をしなくても、bitFlyer Lightningのチャートを開くだけで黒マチャートが表示されるようになっています。