Bitfinex(ビットフィネックス)がUSDT(テザー)の保有量が世界第2位に!
香港に拠点を置く大手仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)がUSDT(テザー)の保有量が世界第2位になったと報道されています。10月8日にBitfinexをはじめ、Binance(バイナンス)やHuobi、Kraken(クラーケン)など複数の大手取引所に対して多額のUSDT(tether/テザー)が流入しており、Bitfinexは一時的にホットウォレットに約2億6000万USDTを保管することとなりました。
しかし、その一方で、先日報道された経営不振のニュースの影響を受けてか、Bitfinexからビットコイン(BTC)が大量に流出しています。同社は債務超過状況にあるという指摘を自社が仮想通貨を保有する3つのアドレスを公開し、債務超過ではないことを改めて主張しています。
Bitfinexが開示した自社保有通貨の3つのアドレス
①Bitcoin cold wallet 1:148,467.26 BTC = 978,758,494ドル
②Ethereum cold wallet 1:382,071,909ドル分のETH
③EOS cold wallet 1:203,406,110ドル分のEOS
Bitfinexといえば、Mt.GOXの再来と言われた2016年に119,756BTCをハッキングによって盗難された過去を持つ取引所で、当時のレートで71億円の被害となりました。それ以来はセキュリティ対策に非常に力をいれています。そして、BTC/USD取引に関しては現在でも取引量で世界トップクラスを誇っています。
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