Coinbase(コインベース)が日本進出を発表!
米国最大の仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は「仮想通貨のグローバル統合を加速することを目的に日本市場に参入する計画」を発表しました。同社は、コンプライアンスを遵守するために日本の金融庁と話し合いながら日本進出を計画しています。
コインベースは6月4日Dan Romero(ダン・ロメロ)副社長兼ゼネラルマネージャーが日本市場への進出計画を発表しました。
私たちは暗号通貨の世界的な普及を加速するために、今日、日本でのCoinbase事務所の立ち上げを発表します。私たちは、日本での展開に向けて慎重で計画的なアプローチを行う予定です。各段階で日本の法令遵守を適切に行いつつ進めるために、金融庁とはお互い手を携えて慎重に進めていきます。
さらに、ロメロ氏は「米国において金融当局の規制に準拠している仮想通貨取引所として、日本の新規顧客と同レベルの信頼関係を構築することに重点を置く」と強調しています。
Coinbaseは新しく設立する日本オフィスのCEOに北澤直氏の就任を発表しています。北澤氏は投資銀行モルガン・スタンレー・ジャパンで働いた後に、国際法律事務所のメンバーとして数年のキャリアを積み、日本の自動投資アドバイスプラットフォームを先駆けて支援したMoney Designの元COOを務めた人物です。
Romero氏は北澤氏について「北澤氏は、業界トップの国際的リーダーの1人として、フィンテック・アソシエーションの理事会に参加している人物である」と説明しています。北澤氏は、Coinbase(コインベース)の日本進出について下記のように発表しています。
私たちの新しい日本オフィスは、日本の暗号投資家がCoinbaseのサービスにアクセスするための基盤を確立することを目指します。日本ユーザー向けのCoinbaseでは、より使いやすくするために、日本語で利用できるようにする予定です。
Coinbaseの日本進出はCoinbaseが日本最大の銀行「三菱東京UFJ銀行(BTMU)」と提携した2016年7月以降、日本でのサービス展開を検討していました。2年間の検討期間を経て、アメリカ最大級の仮想通貨取引所が本格的に日本でのサービスを展開を行うCoinbaseの今後の動きに注目です。
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