IG証券のスペックは良い? 取扱商品別に他社と比較!

 

豊富な金融商品の取扱があることやノックアウトオプション取引ができることから、多くのトレーダーから人気があるIG証券。

 

この記事では、IG証券の取引スペックについて金融商品別に他社と比較していきます。是非取引を始める際の参考にしてください。

 

IG証券の概要

 

IG証券は、イギリスのロンドンに本拠地を構える金融サービスプロバイダーであり、その運営の歴史は既に45年を超えています。FXだけでなく個別株や株価指数、債券、商品など豊富な金融商品の取り扱いがあることが魅力で、世界に31万人以上のユーザーがいる証券会社です。

 

特に、ノックアウトオプションの取り扱いは、多くのユーザーから評価されている点といえます。あらかじめ最大損失額を決めて取引ができるノックアウトオプションは、なるべくリスクを抑えて取引をしたい初心者の方にも人気のオプション取引です。

 

ノックアウトオプションの取り扱いは国内の証券会社でも珍しいことから、IG証券が選ばれる理由のひとつにもなっています。

 

金融商品別にIG証券のスペックを比較

 

ここからは金融商品別にIG証券のスペックを比較していきましょう。

 

FX取引

 

まずはFX取引のスペックについて確認していきます。ここでは国内FX会社大手のGMOクリック証券、DMM FX、LION FX、LIGHT FX、みんなのFXの5社と比較してみましょう。

 

会社名スプレッド(ドル円)スワップポイント(ドル円

取引単位通貨ペア数最大レバレッジデモ口座
IG証券0.2銭

(午前9時~翌午前3時)

売り-37

買い-1

1万通貨101ペア25倍
GMOクリック証券(FXネオ)0.2銭売り-30

買い21

1万通貨20ペア25倍
DMM FX0.2銭売り-11

買い8

1万通貨21ペア25倍
LION FX0.2銭売り-8.3

買い0.2

1,000通貨50ペア25倍
LIGHT FX0.2銭売り-9

買い6

1,000通貨29ペア25倍
みんなのFX0.2銭売り-9

買い6

1,000通貨29ペア25倍

データ引用:各公式サイトより(2022年2月22日時点)

 

IG証券は通貨ぺアが101となっており、他社と比較して突出して多い結果となりました。

 

IG証券はマイナー通貨同士のペアの取り扱いもあるため、ドル円やユーロ円などのメジャー通貨以外でも取引を検討しているトレーダーにおすすめの証券会社です。

 

株価指数CFD

 

IG証券は、CFD取引の取扱商品が豊富であることも特徴といえます。まずは株価指数CFDのスペックについて比較してみましょう。

 

会社名スプレッド(日経225)最大レバレッジ取引手数料取引期限取扱銘柄数取引ツール
IG証券7.0

(8:30-15:25)

10倍株式・ETFが原資産の場合は手数料発生銘柄によって異なる41PC版

スマホ版

GMOクリック証券7.010倍無料なし11PC版

スマホ版

DMM.com証券7.010倍無料なし4PC版
楽天証券CFD公式サイト記載なし10倍無料なし7MT4
岡三オンライン(くりっく株365)9.8

(1月月次平均)

最大約60倍(証拠金基準額によって変動)156円

(日経225)

・当日

・週末

・日時指定

・無期限

4PC版

スマホ版

データ引用:各公式サイトより(2022年2月22日時点)

 

IG証券は、株価指数CFDの取り扱いが41銘柄あり、豊富な選択肢があることが分かります。

 

今回比較した他社には取り扱いがないシンガポールやインド、中国などの株価指数の取り扱いがあり、新興国への投資を検討しているトレーダーにおすすめの証券会社です。

 

株式CFD

 

続いて株式CFDのスペックについて比較していきます。

 

会社名最大レバレッジ取引手数料取引期限取扱銘柄数取引ツール
IG証券5倍株式・ETFが原資産の場合は手数料発生銘柄によって異なる12,000以上PC版

スマホ版

GMOクリック証券5倍無料なし85PC版

スマホ版

サクソバンク証券5倍株式・ETFが原資産の場合は手数料発生銘柄によって異なる10,000以上PC版

スマホ版

データ引用:各公式サイトより(2022年2月22日時点)

 

IG証券の株式CFDでは日本やアメリカだけでなく、ユーロ諸国やシンガポール、南アフリカなど世界中の株式を取り扱っていることが特徴です。

 

銘柄数も12,000以上となっており、トレーダーは豊富な選択肢の中から投資先を選ぶ楽しみがあります。

 

商品CFD

 

CFDは貴金属や穀物などのコモディティでの取引も対象となります。ここからは商品CFDのスペックについて比較してみましょう。

 

会社名最大レバレッジ取引手数料取引期限取扱銘柄数取引ツール
IG証券20倍株式・ETFが原資産の場合は手数料発生銘柄によって異なる67PC版

スマホ版

GMOクリック証券20倍無料なし7PC版

スマホ版

DMM.com証券20倍無料なし3PC版
楽天証券CFD20倍無料銘柄によって異なる3MT4
サクソバンク証券20倍株式・ETFが原資産の場合は手数料発生銘柄によって異なる8PC版

スマホ版

データ引用:各公式サイトより(2022年2月22日時点)

 

IG証券は商品CFDの取扱銘柄も豊富であり、代表的な金や原油以外にもココアやコーヒーなど農産物の商品CFDも取り扱っています。

 

そのため、トレーダーは市況や気候に合わせて投資先を選べるメリットがあるといえます。

 

ノックアウトオプション

 

次に、IG証券最大の特徴であるノックアウトオプションのスペックについて見ていきましょう。

 

会社名スプレッド(ドル円)対応銘柄数(FX)対応銘柄数(株価指数)対応銘柄数(商品)最小取引単位取引時間取引ツール
IG証券0.6101通貨ペア30銘柄32銘柄1万通貨原則

24時間

(土日除く)

PC版

スマホ版

FOREX.com0.923通貨ペア17銘柄対応なし1,000通貨原則

24時間

(土日除く)

PC版

スマホ版

データ引用:各公式サイトより(2022年2月22日時点)

 

ノックアウトオプションはIG証券の他に、FOREX.comでも取り扱いがあります。この2社を比較してみると、IG証券が圧倒的にノックアウトオプションに対応している銘柄数が多いことが分かります。

 

またスプレッドもIG証券の方が低い傾向にあり、なるべくコストを抑えたいというトレーダーにもおすすめの証券会社です。

 

バイナリーオプション

 

最後にバイナリーオプションのスペックについて見ていきましょう。

 

会社名通貨ペア数ペイアウト金額取引限度額判定回数

(1日)

取引形式
IG証券7ペア1万円(0.1ロット)上限なし12回ラダー
GMOクリック証券(外為オプション)5ペア1,000円固定1取引:200枚

1日:1万枚

10回ラダー
楽天証券(らくオプ)5ペア1枚につき1,000円1取引:200枚

1回号:1000枚(全通貨ペア合計)

10回ラダー
FXプライムbyGMO(選べる外為オプション)5ペア1枚につき1,000円1取引:200枚

1日:1万枚

10回ラダー
みんなのFX(みんなのオプション)4ペア1枚につき1,000円1取引:50ロット

全通貨ペア合計:300ロット

11回ラダー

レンジ

データ引用:各公式サイトより(2022年2月21日時点)

 

IG証券のバイナリーオプションでは、他社と比較してペイアウト金額が高い結果となりました。

 

しかし、1日の判定回数が多いことや、取扱通貨ペア数が多いことは大きなメリットといえます。

 

最後に

 

この記事ではIG証券のスペックについて、金融商品別に他社と比較してきました。IG証券では、どの金融商品も共通して取扱商品の豊富さが大きな特徴となっています。

 

そのため、トレーダーは新興国の株式CFDやマイナー通貨、農作物CFDなど他社では取り扱っていない金融商品でトレードを楽しむことが可能です。

 

常に変化する市況に合わせて投資先を選べるIG証券は、多くのトレーダーにとっておすすめの証券会社といえます。是非この機会に口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12



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