おつりで投資するアプリ「トラノコ」とは?
トラノコとは、日々の買い物のおつりを自動的に世界分散投資に回し、投資信託として運用できるスマホアプリです。月額300円で利用でき、最初の3ヶ月は無料となっています。(2019年3月時点)
おつりは5円から1円刻みで投資可能で、クレジットカードや電子マネーで買い物をすると、そこからおつりを計算し毎月のおつりの合計が自動的に振り込まれます。おつりの計算は3段階から選択でき、ファンドも安定重視のものからリターン重視のものまで3種類から選ぶことができます。
投資資金の引き落としは、ほぼ全ての金融機関に対応しているので新しく口座を作る必要はありません。各種ポイントサイトとも提携を組んでおり、貯まったポイントで投資することも可能です。
提携しているサービスのポイント付与とガス料金の割引を毎月行っており、どちらかを選ぶことができます。他にも特定の銀行を利用することで割引があったり、22歳以下の学生は割引(月額無料)が適用されるなど、様々なサービスを行っています。
トラノコの投資の仕組み
おつり投資
トラノコでは、投資するおつりの金額を「100円」「500円」「1000円」の3段階から選ぶことができます。
例えば、370円の買い物をしたとすると、お釣りの計算式は以下のようになり、投資金額も以下のように変わります。
- 「100円」を選択した場合 : 100円×4枚-370円=30円 30円を投資
- 「500円」を選択した場合 : 500円×1枚-370円=130円 130円を投資
- 「1000円」を選択した場合: 1000円×1枚-370円=630円 630円を投資
また、投資締め日までに金額をいつでも入力し直すことができるので、状況に合わせて投資額を変更できます。
ポイント投資
提携している企業が発行しているポイントを貯めて、資産運用に回すことができます。ポイントが貯まっているが使っていない人や、元手無しで投資を始めてみたいという人に向いています。
以下の画像は利用可能なサービスの一覧です。投資締め日までであればキャンセルすることも可能です。
画像出典:トラノコ公式サイト(https://toranoko.com/)
ファンドの選択
トラノコのファンドは3種類あり、安定を重視してリスクを抑えた「小トラ」、バランスを重視した「中トラ」、ハイリスク・ハイリターンを重視した「大トラ」となっているので、自分に合った投資方法を選ぶことができます。「小トラ」は債券の比率が大きく、「中トラ」は債券・株式ともにバランス良く投資し、「大トラ」は株式の比率が大きくなっています。
画像出典:トラノコ公式サイト(https://toranoko.com/)
トラノコのメリット
初期費用が安い
口座を開設する際には最低限度の資産が決められていますが、トラノコは新規に口座を開設する必要が無く、更に初期入金をする必要も無いので初期費用がかかりません。また、3ヶ月間は利用料無料となっているので、実質無料で投資を始めることができます。
手軽に投資できる
5円から1円刻みという少額から投資することができ、日常的な買い物のたびに投資されるので非常に手軽というメリットがあります。ポイント投資もできるので、投資が初めてという人やリスクが不安という人でも始めやすくなっています。
トラノコのデメリット
運用コストが割高
トラノコは月額の利用料が300円であり、年間で3,600円かかります。それ以外にも信託報酬(運用コスト)0.3%かかります。運用の実績がどうであれ毎月300円は口座から引かれるので、運用資金が少ないと割高になってしまうというデメリットがあります。
トラノコは積立投資であり、はじめは赤字でも時間をかけて少しずつ利益を増やしていくので、すぐに利益を出したいという人には向いていません。
トラノコの評判
以下、トラノコを利用した人の口コミを集めました。少額で投資できる手軽さとポイント投資できる点が評価されていますが、コストが高いという意見もありました。
【ここで裏技!】
ポイントサイト「げん玉」経由で楽天市場で買い物をすると、
げん玉でもポイントが貯まって楽天でもポイントが貯まるダブルお得!
げん玉で貯まったポイントは「トラノコ」の投資へ!
楽天ポイントは楽天証券の投資信託購入に回せば、
いっさい身銭を切らなくても投資できるぞ!😆D— D (@D_CONECT) 2018年2月14日
なかなか面白いと思って見てたトラノコだが…ダメかな。
①月300円の利用料がネック
②元本割れの可能性少なくなし— Challenge (@charenji) 2018年3月11日
おつり投資の「トラノコ」も運用中。手数料考えるとあまり良くなさそうだが、とりあえずやってみてます。手軽さは良いですな。
— ろばじろ (@5lR7SOaa9l613z5) 2018年9月27日