GMOクリック証券 FXネオの特徴とは?メリット・デメリットを紹介!

数あるネット証券の中でも手数料の安さに定評のあるのがGMOクリック証券です。

 

その破格の値段は時には「玉砕戦法」とも呼ばれるほどです。特にGMOクリック証券が提供するFX取引サービス「FXネオ」はスプレッドが業界最小水準であり、多くのトレーダーから人気を集める要因ともなっています。

 

この記事では、GMOクリック証券 FXネオの特徴やメリット・デメリットについて紹介していきます。

 

GMOクリック証券 FXネオの概要

 

まずGMOクリック証券 FXネオの概要について紹介します。

 

運営会社GMOクリック証券株式会社
取扱通貨ペア数20通貨ペア
最小取引単位10,000通貨
最大レバレッジ25倍
取引ツール・はっちゅう君FXプラス

・プラチナチャート

・GMOクリックFXneo

・FXツールバー

・FXウォッチ

 

GMOクリック証券 FXネオは、GMOクリック証券株式会社によって提供されているFX取引サービスです。GMOクリック証券はFXネオの他にも「くりっく365」というFX取引サービスを提供しています。

 

GMOクリック証券 FXネオのメリットは?

 

GMOクリック証券 FXネオのメリットについて紹介していきます。

 

業界最小水準のスプレッド

 

GMOクリック証券 FXネオはスプレッドが業界最小水準となっています。

 

スプレッドとは買値と売値の差額のことであり、トレーダーが実質負担する手数料のようなものです。スプレッドが広いと利幅が狭くなるため、FX会社を選ぶ際には各社のスプレッドを比較することが重要といえます。

 

GMOクリック証券 FXネオはスプレッドが業界最小水準であるため、1日に何度も取引を繰り返すトレーダーにもおすすめのFX会社です。

 

また1度の注文が100万通貨を超えるような大口取引についてもスプレッドが原則固定となっているため、大口で取引を行いたいと考えている上級者の方でも、コストを抑えた取引が可能といえます。

 

スワップポイントが高水準

 

GMOクリック証券 FXネオはスワップポイントが高水準となっています。

 

スワップポイントとは2通貨の金利差のことであり、金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買った際に与えられる利息のようなものです。

 

何度も売買取引をしなくても、通貨を保有しているだけでスワップポイントが受け取れるため、長期保有したい意向の人にもおすすめの取引といえます。

 

このスワップポイントはFX会社によって独自に定められているものであるため、同じ通貨の取引でもFX会社によって受け取れるスワップポイントが異なります。

 

GMOクリック証券 FXネオでは、南アフリカランドを1万通貨購入した際に1日あたり68円のスワップポイントを受け取れます。(2021年12月8日現在)

 

金額としては大きなものではありませんが、長期保有することによってコツコツと利益を積み上げられるでしょう。

 

高機能な取引ツール

 

GMOクリック証券 FXネオでは多くの取引ツールが用意されています。以下がその一覧です。

 

・はっちゅう君FXプラス

・プラチナチャート

・GMOクリックFXneo

・FXツールバー

・FXウォッチ

 

ここではメインツールとして使用されることの多い3つの取引ツールについて紹介します。

 

プラチナチャート

 

プラチナチャートはPC向けツールであり、チャート機能が充実していることから、テクニカル分析を行いたい人におすすめのツールです。

 

通貨ペアや株価指数、債券など様々なチャートを組み合わせながら比較分析ができるため、通貨だけでなく他の金融商品でも取引をしたい人に便利な機能といえます。またチャート画面からワンクリックで注文することも可能です。

 

はっちゅう君FXプラス

 

はっちゅう君FXプラスはPC向けツールであり、為替レートや注文一覧、口座情報などが1つの画面で見れる便利な機能が搭載されています。画面は自由にカスタマイズできるため、自身が使いやすいように仕様を変更することも可能です。

 

また「スピード注文」によってワンクリックでの注文が可能となっており、チャンスを逃すことなく素早い注文ができます。ショートカットキーだけで注文できる機能もあるため、注文手続きで手間を取るということがないでしょう。

 

GMOクリック証券FXneo

 

GMOクリック証券FXneoはスマートフォン向けアプリであり、チャートの確認から注文手続きまでできる便利なツールです。「FXトレード日記」では日々の取引を記録できるため、アプリを開くだけで過去の取引を確認できます。

 

またチャート画面から発注もできるため、外出先や隙間時間でも簡単にFX取引ができるでしょう。

 

デモトレードを提供している

 

GMOクリック証券 FXネオではデモトレードシステムを提供しています。

 

デモトレードとは仮想マネーを使用しながら、本番の相場に近い環境でFX取引を体験できる機能のことを指します。デモトレードではあらかじめ取引ツールの使い心地や、取引画面を確認できるため、FX業者を選ぶ際には便利な機能といえます。

 

初めてFX取引を始める方も、仮想マネーを使用しながら実際の相場に近い動きを体験できるため、まずはデモトレードでFX取引に慣れることがおすすめです。

 

ロスカットシミュレーションが利用できる

 

GMOクリック証券 FXネオのロスカットシミュレーションは、自動ロスカット発動や追加証拠金が発生するレートが計算できる機能です。

 

新規注文を行う際にはロスカットシミュレーションも併せて行っておくと、強制ロスカットが発生する水準を事前に確認できるでしょう。

 

通貨ペアや保有数量などの必要項目を入力するだけで自動計算してくれるため、自分で計算する手間もかかりません。

 

GMOクリック証券 FXネオのデメリットは?

 

様々なメリットが挙げられるGMOクリック証券 FXネオですが、ここで併せてデメリットについても確認しておきましょう。

 

少額取引ができない

 

GMOクリック証券 FXネオでは最小取引単位が10,000通貨となっているため、少額取引ができません。

 

例えば、米ドル/円の取引でレバレッジを25倍かけた場合

 

10,000通貨×100円÷25倍=40,000円(1ドル=100円)

 

となり40,000円の証拠金が必要となります。

 

FX会社のなかには1,000通貨から取引ができるところもあるため、GMOクリック証券 FXネオは少額取引には向いていないといえるでしょう。

 

ロスカット時に手数料が発生する

 

GMOクリック証券 FXネオでは、強制ロスカットが行われると手数料が発生します。

 

10,000通貨単位あたり500円(南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10万通貨単位あたり税込500円)がかかる仕組みとなっているため、強制ロスカットによる損失に加えて手数料のコストもかかることとなります。

 

強制ロスカットによる手数料の発生を防ぎたい場合は、あらかじめ逆指値注文をしておくことや、ロスカットシミュレーションで強制ロスカットの水準を確認しておくと良いでしょう。

 

まとめ

 

GMOクリック証券 FXネオは、業界最小水準のスプレッドや高スワップポイントが魅力のFX会社です。多くの取引ツールが提供されているため、初心者から上級者まで自分に適したツールを利用できるでしょう。

 

GMOクリック証券 FXネオではデモトレード機能も提供しているため、口座開設を検討している方は一度デモトレードで取引ツールや取引画面の使いやすさを確認してみることをおすすめします。

 

記事の監修者

中島翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後国内大手仮想通貨取引所Coincheckでトレーディング業務、新規事業開発に携わり、NYのブロックチェーン関連のVCを経てCWC株式会社を設立。証券アナリスト資格保有 。

Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12



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