ビットコインETFは実現可能か
米国証券取引委員会(SEC)の5人の委員の1人であるHester Peirce氏(クリプトママ)はビットコイン支持の立場にあることで有名です。彼女は先日、「What Bitcoin Did」という名のポッドキャストにて、ビットコインETFが実現可能であると発言しました。
Peirce氏によると、必ずとは言えないがビットコインETFは実現可能であり、2019年内というのは非現実な目標ではないとのことでした。
クリプトママの見解
以前、世界最大のビットコイン所有者とも言われているウィンクルボス兄弟によるビットコインのETF申請が却下された際には、Peirce氏はその結果を受けて他の委員会メンバーの意見に反対していました。
ウィンクルボス兄弟のETF否認については、【SECがウィンクルボス兄弟のビットコインETFの申請を再度拒否!】を参考にしてください。
委員会がビットコインを「十分な規制がされていない」と判断したことについて、Peirce氏はSECが特定の市場のみならず資産そのものについて評価していることが「管轄を超えている」と批判し、「介入主義者となるのではなく、イノベーションを許可すべきだ」と主張しました。
SECの見解
SECは仮想通貨ETFについて完全に否定しているというわけではなく、解決しなければならない問題を指摘している状態です。Peirce氏によるとSECはすでに専門家を招き入れ、仮想通貨業界におけるアドバイスをもらっているとのことです。
また、現時点ではほとんどのETFの申請が却下されていますが、委員会は依然として申請を受け入れていると強調しました。ビットコインETFについてさらに詳しく知りたい方は、【ビットコインETFとは?上場承認はいつになるのかを分かりやすく解説!】を参考にしていただければと思います。
Light At The End Of The Tunnel? Bitcoin ETF Is “Definitely Possible”, SEC Commissioner Peirce Affirms
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