フィリピンのカガヤン経済特区で、新たに3社の仮想通貨取引所が免許取得か
フィリピンのカガヤン州にある経済特区(CEZA)は、3社の仮想通貨取引所に対して取引所運営の仮免許を発行しています。今回経済特区で運営認可を取得した3社は、2社の香港拠点の仮想通貨取引所と1社のタイ拠点の仮想通貨取引所と言われています。香港企業のうち1社はゴールデン・ミレニアル・クイックペイ社であることが分かっています。
今年4月、CEZAはブロックチェーンや仮想通貨企業10社に対して認可を行っています。また7月6日には、フィリピン中央銀行のフォナンシア副総裁が、バーチャル・カーレンシーズ・フィリピンとETranss(イートランス)の運営する仮想通貨取引所を認可して、フィリピンの法定通貨ペソと仮想通貨の取引ができる取引所が誕生しました。
これ以前にすでに認可されていたレビタンス、べトゥールとブルームソリューションズに続くかたちで、フィリピンでの仮想通貨取引所運営に参入することになります。
今回新規で認可された3社は、今後2年間でそれぞれ100万ドル(約1億1000万円)以上を投資する義務が発生します。また、免許費、申請費、素行調査費としてそれぞれ10万ドル(約1000万)が必要となります。
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