リップル、Blockchain CapitalやCoinbaseがトークン発行プラットフォームに多額投資
仮想通貨関連の多くの有名企業が、ブロックチェーン上の資産担保型セキュリティトークンの発行プラットフォームであるSecuritizeへの投資を行いました。
Securitizeはスタートアップとして、サンフランシスコに本拠を置くBlockchain Capitalという名のベンチャーキャピタルによって12.75億円もの投資を受けました。さらにCoinbase Ventures、リップル(XRP)、NXTP、Global Brain Corporationも同様に投資をしています。
トークン発行プラットフォームSecuritizeについて
Securitizeは独自のDigital Securities Protocol (DS Protocol)を使用し、仮想通貨取引所を含むさまざまなインフラと提携を組み、企業がブロックチェーン技術を用いたセキュリティトークンを作成する支援を行っています。
ビジネス情報提供サービスの Owlerによると、Domingo氏が手がけたスタートアップは、毎年100万ドルもの収益をあげているとのことです。Domingo氏は投資によって企業プラットフォームの成長を加速させ、新たに提携を結ぶことでスタートアップ企業のトークン作成の一助になればと考えています。
Securitizeのおかげで、透明性や流動性、効率性の向上を目的にブロックチェーン技術を持つ株式をトークン化するという夢が実現するかもしれません。SecuritiesはDigital Security Offeringというプロセスを通じて、トークンおよび企業コンプライアンスの開発を行うことに注力しています。
Domingo氏は「これにより、私的・公的株式を全てデジタル化できるというメリットがあります。2019年に、皆さんは10から15もの仮想通貨取引所がセキュリティートークンを取引できるようになる世界を目撃することになるでしょう。」と発言しました。
仮想通貨の1つであるAirswapは、今月初めにSecuritizeのDigital Security Protocolを取り入れました。 これにより、同社はHyperion、Tzero、Sharespost、Blocktradeなどの他のデジタル証券市場との新たな取引に向かっていくだろうと述べています。Domingo氏は「デジタル証券の発行によって仮想通貨取引が公になることは、このエコシステムにおける非常に重要なことだ」と述べています。
Blockchain Capital, Coinbase Invest $12.75 Million in Security Token Issuance Platform
参考記事はこちら