いなごフライヤー(いなごFlyer)とは?
いなごフライヤー(いなごFlyer)とは、ビットコイントレーダー向けの情報サイトで、世界中の仮想通貨取引所における法定通貨とビットコイン(BTC)の取引量を観測できます。各取引所の通貨の売買状況はチャートで見る事ができ、通称イナゴチャートと呼ばれています。
短期間にトレードを繰り返す個人投資家の事をイナゴ投資家またはイナゴトレーダーと呼んでいますが、いなごフライヤーはそのイナゴの発生を観測し、短期間に取引が多く発生するとアラート音で通知する機能を持っています。現在は、以下の15箇所の取引所に対応しています。
いなごフライヤー(いなごFlyer)の使い方や設定方法
いなごフライヤーの基本的な使い方について、以下で説明していきます。
チャートの見方
サイトのトップページにチャートが表示れており、棒グラフが売買の注文量を示しています。中央の0の線より上は「買い」、下は「売り」を表しており、グラフの色は下にある各取引所一覧と対応しています。各取引所の数字はビットコイン(BTC)価格を示しています。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
大量に売買されるとアラートログと呼ばれるログに履歴が表示されます。ここには70コイン以上の取引があった際に記録されます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
音の設定
いなごフライヤーではアラート音を設定する事ができ、このアラート音はイナゴ音と呼ばれています。トップページから下にスクロールすると以下の画面が表示され、取引所と通貨ペア、取引所毎の通知のオンオフ、売られた時の音の種類、買われた時の音の種類、何コイン以上で売買されたら通知をするかといった項目をそれぞれ設定できます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Chart Column Setting
Chart Column Settingは棒グラフの設定ができます。Seconds Per Columnでグラフの更新速度を1秒から60秒の単位で変更でき、Column Countで表示する棒グラフの数を5本から180本の単位で変更できます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Alert Setting
Alert Settingではイナゴ発生の観測時間を10秒から60秒間隔で設定する事ができ、イナゴが発生していた場合にはアラート音で通知します。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Alert Sound Setting
Alert Sound Settingはアラート音全体の設定をする事ができます。アラート音のオンオフ以外にSound Comboという機能が付いており、これをオンにするとアラートが沢山鳴った時に一時的に再生速度が速くなります。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
SoundPlaygroundではより細かく設定する事ができ、全体の音量、再生速度を調整できます。アラート音毎に音量や再生速度を設定する事もできます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
View Setting
ViewSettingはグラフの表示について設定できます。Chart Heightでグラフの高さを、Y Axis FixedをオンにするとY軸の目盛を設定する事ができます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Alert Log
Alert Logは、上で説明した大量売買の履歴であるアラートログに表示する言語を設定できます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Send Alert JSON Message(POST)
Send Alert JSON Message(POST)は、アラートログの履歴を外部サーバーに転送できる機能です。ユーザーが自身でサーバーとWebアプリを用意すると自動売買プログラムで取引を行う事ができるようになるとの事です。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
PriceBoard SubRateCurrency
PriceBord SubRateCurrencyでは、取引所一覧に乗っているBTC価格に表示する通貨を変更できます。
出典:https://inagoflyer.appspot.com/btcmac
Slackと連携
いなごフライヤーはアプリをリリースしていませんが、ビジネス向けチャットツールであるSlackと連携する事ができます。SlackはAPI技術によって様々なアプリやツールと連携でき、いなごフライヤーと連携する事で通知をスマホで確認できるようになります。