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イーサリアムが2018年6月以来の高値
私達はいつもこの市場のリーダーであるビットコインの話題から始めていますが、本日のOverbit Newsではこの市場のナンバー2であるイーサリアムを取り上げます。
仮想通貨市場で常に第2位の時価総額を誇るイーサリアムですが、ETH/USDは2020年3月以来、BTC/USDを上回るパフォーマンスを見せており、それぞれ約520%対340%の利益となっています。
本稿執筆時点では、イーサリアムは603ドルに位置しており、2018年6月以来の高値を記録しています。
しかしここまでの道のりは必ずしも順風満帆ではありませんでした。8月下旬には約35%のリトレースが見られていました。この間、ビットコインは19,000ドルに向けて上昇し続けました。
ETH/USDの上昇ペースがビットコインに追いつき始めたのは、やっと11月初旬のこと。わずか数週間で70％近く上昇しました。
イーサリアムには、今回のニーズを牽引する2つの重要な触媒があることは明らかです。
- Defiプロジェクトやプロトコルの爆発的な上昇
- 差し迫ったイーサリアム2.0へのアップグレード
イーサリアム2.0のソフトローンチにはスマートコントラクトのしきい値524,288ETHが必要で、CoinDesk.comの記事によると、現在、約75％の385,440（2億3,100万ドル）が入金されています。もし契約が事前に必要とされた金額を間に合わせて受け取った場合、Ethereum Foundationは12月1日を新しいEthereumネットワークのソフトローンチ日として使用することになります。
ブロックチェーンインフラサービスを提供するBison TrailsのプロトコルスペシャリストであるViktor Bunin氏は、CoinDeskに次のように語っています。
「Eth2.0はビジョンです。地球全体のサポートをスケールアップさせるために、イーサリアムを改善するためのドライブです。何らかの理由でこのローンチが成功しなかったとしても、コミュニティはそこから学び、トライして、トライして、またトライして、またトライしていくことは間違いありません。」
仮想通貨市場に親しみのない投資家達は、ビットコインへの投資にはかなり慣れてきましたが、現在「イーサリアムとは何か？」と考えるようになってきました。彼らは「現在投資に値する仮想通貨は何か？」と探しているようです。現在イーサリアムは強気の旗を立てているように見えます。これらの強いファンダメンタルズとテクニカルを考えると、イーサリアムは間違いなく有力な投資先と言えるでしょう。
ワクチン開発のニュースにより投資家が株式市場に戻りつつある
さて従来の市場へとズームアウトしてみましょう。
月曜日に株式市場は先週の記録を更新するまで上昇し、コモディティ価格の指数は3月以来の最高値で取引を終えました。この上昇の勢いは、多くの投資家が恐れていたよりも速い速度で世界的に経済活動が再開する可能性があるという希望を与え、より多くのワクチンニュースによって引き起こされています。
ワクチンメーカーの一つであるアストラゼネカは、同社の COVID-19 ワクチンは、ライバルよりも製造コストが安く、流通が容易で、スケールアップも早く、90%もの効果が期待できると述べています。
新興市場からの資産は、発展途上国向けのワクチンの流通ロジスティクスに関する懸念を和らげたため、ニュースに強く反応しました。
市場のスナップショットでは、米ドルインデックスは0.22％上昇し、ユーロは1.1838ドルに0.13％下落し、日本円は1ドル104.57で取引され、最後に英ポンドは1.3321ドルで取引され、その日に0.29％上昇しました。
貴金属市場では、景気回復が続いていることから、投資家が安全資産からの見方を変えようとしていることから、金は数ヶ月間で最低の水準にまで下落しました。金は2.0％近く下落して1オンス1,835ドルとなり、「弟分」である銀は2.5％近く下落して1オンス23.56ドルとなりました。
全体として、投資家はリスクの高い「伝統的な市場」に自信を取り戻しつつあり、金や銀のようなセーフヘブンからヘッジアウトしているように見えます。
これらは新しいトレンドであり、未知の領域ですが、Overbit.comは今日のグローバル市場で最も重要なニュースをお届けしていきます。
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