サイバーエージェントが独自仮想通貨を2019年中に発行予定!
サイバーエージェントビットコイン(CA bitcoin)は、来年の2019年中に独自仮想通貨の発行を目指す方針であることを発表しました。
同社はこれまで「2018年春に仮想通貨取引所の設置」を目指すとしていましたが、580億円相当の仮想通貨NEMを流出させたコインチェック事件以降、金融庁によるみなし業者の監督強化が優先され「新規の仮想通貨交換事業者登録が先送りされており先行きが不透明なこと」や「マネックスグループの大手参入など競争環境の変化」から仮想通貨取引所の設置は断念することを発表しています。
「エンタメ金融」を打ち出しているサイバーエージェントビットコインは、独自の仮想通貨の発行を目指す方針へと転換しました。今後、インターネットテレビ局AbemaTVやゲームなど、サイバーエージェント・グループが展開する事業での独自の仮想通貨の活用に向け、研究と開発を行っていくと発表しています。
サイバーエージェントビットコインの卜部社長は今後の展開について、下記のように語っています。今後サイバーエージェントが展開する各種サービスで利用されると思われる独自仮想通貨の発行に関する続報が入り次第随時情報発信していきます。
もし同社が新規の仮想通貨発行の際にICOを行なう場合は、これまでに類を見ない大型ICOプロジェクトとなる可能性があります。
独自の仮想通貨を通じてサイバーエージェントの経済圏を広げていくため、引き続き努力していく。